「ずっと1人で遊んでたよ」息子の思いがけない告白に動揺……どう声を掛けたらいいの？

息子はあまり社交的な方ではなく、先生や周りのお友だちの力を借りて、遊んでいる子たちの輪に入ることが多いタイプです。もちろん1人で遊ぶこともあります。先生も声がけをしてくれていたし「1人で遊ぶのが好きな子もいる」ということはわかっていたので、そこに息子を当てはめて納得していました。しかし「ずっと1人だった」と聞いたのは初めてだったので、私は動揺してしまいました。

私にはどこか、子どもの「寂しい」や「悲しい」をあまり知りたくないという思いがあったようです。できることならいつも「好き」や「楽しい」がいっぱいの毎日がいい。そう思っていたのです。

でも「寂しい」や「悲しい」も、息子にとっては大切な気持ち。どの気持ちも大切なのだから、それをわたしと共有しようとしてくれた今回のことをいい経験として、これからは子どもたちの話を聴いていきたいなあと思いました。

文、イラスト・よしはな

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