「実年齢よりも若く見られる」というママが多数派!その背景にある大人のコミュニケーション事情
アンチエイジングや美魔女という言葉が、年々気になってきたという方も多いのではないでしょうか。実年齢より若く見られるために、日々自分磨きに力をいれている方もいらっしゃることでしょう。逆に加齢・老化・老け顔は、あまり聞きたくないキーワードかもしれませんね。先日ママスタコミュニティに「実際の年齢より上・下どちらに見られますか?」という質問があり、コメントをくれた方の多くが「下に見られる」というコメントでした。しかしこの回答、女性ならではのある闇も潜んでいるようで……。ではさっそく見てみましょう。
実年齢より年上に見られる……
まずはこちらのトピックでは少数派だったこちらの方々の意見から伺ってみましょう。
『上に見られる。昔からというか小学生のころから。「老け顔はそのうち年が追いつけば若く見られるよ」って言ったの誰? 全然その気配ないんだけど……』
『私なんか、8歳上のママ友に「私より年下なの?」って目をまん丸して言われたわよ!』
『28歳から40歳に間違えられています。若返りたいです。35歳でたまに祖母と間違えられます』
少しの誤差ではなく、かなり上に見られることがあるという方たちもいました。いくらなんでも35歳で祖母と間違えられるなんて……。「若返りたい」という言葉が切実すぎて泣けてきますね。なかには上に見られる原因を自分なりに突き止めた方もいるようでした。
『面長で落ち着いた顔つき、年の割に多い白髪が原因かな』
『実年齢37歳だけど5歳くらいは上にみられる。痩せているせいだと思う。少しふっくらしたい』
『「貫禄あるね」と言われるから老けて見られる』
落ち着きのある所作、体型、髪型などが、人に与える印象に大きく関わっているようですね。自己分析をしてもなお自分を貫き、周囲の意見には動じないという芯の強さこそ、大人の女性らしい印象を与えるのでしょうね。
若く見られることは喜ぶべきこと?それとも……
次に実年齢より下に見られる方たちの意見を聞いてみましょう。
下に見られるのはイヤ……
下に見られることをあまり嬉しく思っていない方もいるようです。
『童顔なので年相応には見られません。昔からそれがイヤ。居酒屋でお酒飲むときやレイトショーに1人で行ったときに、身分証の提示を求められたことがあります』
『33歳だけど、ずっと下に見られている。このままちんちくりんで綺麗になることもなく一気におばちゃんになっていくんだろうなと思っている。色気とは一生無縁だなんて悲しい』
『下に見られる……メイクとか変えた方がいいのかな』
『もうすぐ30半ばだけど、25歳前後に見られる。老けて見られるのも嫌だけど、この年になるとあんまり下に見られると自分の言動や服装が悪いのかと心配になる』
実年齢よりも下に見られることをうれしく思っていない方たちは、自分自身のメイクや服装、言動に問題があるのかも……と感じているようですね。若く見られることは羨ましいようにも感じますが、実際に言われた方には悩ましい一面もあるのですね。
若く見られることは嬉しい!
こちらのトピックでは多くの方が「実際よりも若く見られる」と答えました。そのときの様子や気持ちを聞いてみましょう。
『私は年齢より10歳くらいは下に見られます。年齢を知られると「びっくりした!」、「どれだけ童顔なの?」、「すごいね!」、「嘘でしょ」と何回も言われたことがあります。慣れているけど、嬉しいです』
『下に見られる。なぜかは不明。そして子どもが4人いて、上の子たちが大きいから余計に驚かれる』
『下に見られる。童顔ではないので、多分前髪を下ろしているからかな』
『断然下。つい先日もビックリされた。36歳なんだけど、「とても見えない。20代後半かと思った」と言われ内心嬉しかった(笑)』
『童顔で小柄だからかな? 目は丸くて顔も丸顔。だいたい5歳以上は若く見られる』
実年齢よりも下に見られると嬉しいと答えてくれた方たちの声が続々と届きました。若く見られ、テンションが上がってしまう気持ちも理解できますよね。ちなみに若く見られている方たちの共通点として「丸顔・童顔」というポイントもあるようです。もしかしたらふんわりとした優しいメイクや、前髪のある髪型の方が若く見られるのかもしれませんね。
恐怖?!聞きたくなかったまさかの真実……
「実年齢より上に見えますか、下に見えますか?」という和やかな時間は、どうやらこのあたりで終了らしいです……。ではみなさん、覚悟をもってこちらの意見をご覧ください。
『上に見えてもみんなお世辞で下に言うからね。実年齢を聞いても「えー! 見えなーい!」とか嘘でも言うし』
『下って答えている人が多いけど、実際にママ友とかみんな年相応じゃない? 下に見える人はあんまりいないよね』
『みんな! お世辞を真に受けるんじゃない』
『女同士はお世辞を言いまくることが多いから。どう見ても綺麗じゃない人だけど本人が自分を綺麗って思っている人には、お世辞やリップサービスするよね……』
み、みなさん……無事ですか? 筆者は軽く息苦しくなりました(笑)。
そうです。聞きたくなかったまさかの真実、それはお世辞。うすうすと気づいていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ふとした会話の中で、相手と年齢の話になったときのことを思い出してみてください。「いくつだと思いますか?」と言われた場合、思っている年齢よりもちょっと下に答える……というやりとりをしたことはありませんか? このようなやりとりは決して悪いことではなく、ほどよいお世辞を取り入れながらコミュニケーションをとることは大人の世界には必要なことですよね。「若く見えるね」という相手の言葉がもしお世辞だとしても、それがモチベーションとなるならばお世辞を真に受けることも大事だと開き直ってもいいのではないでしょうか。
「実年齢よりも上に見られますか? 下に見られますか?」と聞かれたとき、みなさんはどう答えますか?
文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ イラスト・なかやまねこ
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