【コラム:みきママ なかよしかぞくごはん】第1回 子どもの好き嫌いを改善するレシピ
子どもの好き嫌いにお悩みのママたちへ、みきママから嫌い克服レシピを伝授してもらいました。今回は子どもが嫌いな野菜の代表とも言える「ピーマン」と「なす」を使ったレシピ。レシピ以外にも、みきママからのワンポイントアドバイスも紹介しちゃいます。
なすとピーマンのはさみ揚げ
材料(4人分)
なす 3本
ピーマン 2個
【A】
豚ひき肉 200g
ねぎ(みじん切り) 1/2本
しょうゆ・酒 各小さじ1
おろししょうが 少々
片栗粉 大さじ1
【B】
卵 1個
小麦粉 大さじ5
水 大さじ2
【C】
水 200cc
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ3.5
みりん 大さじ2
鰹だしの素 小さじ1/2
酒・酢 各大さじ1
片栗粉 大さじ1
サラダ油 大さじ3~4
作り方
1.なすは縦に半分にし、それを横に半分に切って肉あんを挟みやすいように途中まで縦に切れ目を入れておく。ピーマンは縦に半分に切り種やワタを取り除く。
2.Aの材料を混ぜて肉あんをつくり16等分する。1の茄子とピーマンに片栗粉を軽く振ってから、それぞれの肉あんを詰める。(片栗粉がのりの代わりになる)
3.Bを混ぜて衣を作る。2の肉詰めに衣を塗るようにからめて、サラダ油で弱めの中火で全面じっくり揚げ焼きする。揚がったら、キッチンペーパーに取り出す。
4.3のフライパンの油をふき取り、Cをフライパンに入れ、片栗粉を完全に溶かしてから火にかけて、とろみがついたら3の茄子とピーマンを戻してからめてできあがり。
みきママからのワンポイントアドバイス
「嫌いな物を克服させたいと思ったとき、その食材を細かくしたり形をなくしたりすることって多いですよね。でもそれは克服にはならないんですよ。うちではあえて形を残して作ることで、嫌いを克服させました。例えば外食をすると、子どもってすごくよく食べますよね。その雰囲気をお家でのご飯でも作ってあげるんです。嫌いな物だから食べてくれない……と思うかもしれませんが、味をパンチのある味にするんです。見た目は”めっちゃピーマンじゃん!”ってなるんですけど、味が美味しいと食べてくれるんです。
1度、美味しいと思えたら次にレシピを変えて出します。例えば今度はピーマンの形をそのまま残して、なかに餃子の具を詰めるんです。ピーマンの肉詰めの具を餃子にするイメージですね。そしたら焼くときに、水を入れて蒸し焼きにするんです。そうするとピーマンの苦味がなくなって、甘味が出てピーマンが美味しく食べられるようになるんです。家族が食事をあまり食べてくれないという相談を受けるんですけど、パパや子どもは味をしっかりつけてあげるとモリモリ食べてくれるようになりますよ。嫌いな物を克服してもらいたいときは、ぜひこのレシピを試してみてください!」
次回のレシピは、「家族でおでかけ、お弁当レシピ」です。行楽シーズンにぴったりのレシピを紹介していただきます。お楽しみに。
取材、文・上原かほり 撮影・chiai
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