小学校の入学祝い、相場はいくら?人気は現金&金券類!
もうすぐ新年度。身近に入学を控えるお子さんがいらっしゃる方は、入学祝いについて検討するころでしょうか。甥っ子や姪っ子、友達の子どもなど、「わが子のときももらったので」とお返しをすることもありそうですね。
「ランドセルの通知表」のサイト運営チームが発表した、入学祝いに関するアンケート調査の結果があります。この春小学校入学を控えた子が周囲にいるママは、人気の品や金額などをぜひ参考にしてください。
入学祝いに贈りやすい、もらってうれしいのは、やはり現金?!
直近3年以内に入学祝いを贈ったことのある、300名を対象にした調査結果です。まずはいったい誰に贈ったのかを聞いています。
もっとも多かったのは「甥、姪(55%)」。親族であればどの範囲まで贈ればよいのかで悩みそうですが、甥っ子姪っ子、さらに孫までが一般的のようです。次に多かったのが「友人の子ども(29%)」。学生時代から長いつきあいのある親しい友人であれば、その子どもをまるで親戚の子のように見守っているママもいそうですね。「孫(4%)」は一見少なく思えるかもしれません。調査対象者の年齢構成が不明なので推測になりますが、おそらく回答者の多くはまだ孫のいないママ世代かと思われます。
さて、贈る側としてやはり気になるのが贈った品物です。こちらは男の子・女の子別に聞いています。
「現金」と「図書券・図書カード」が男女とも同率に近い値で上位に。どちらも第4位の「ギフト券」も含めると、およそ3人にふたりは使い勝手のよい現金や金券類を贈っていることがわかります。
男女で差が出たのが、どちらも第5位の項目。男の子は「ランドセル」、女の子は「キャラクターグッズ」です! とくに人気だったのがプリキュアやサンリオだったそうで、いかに女の子が”かわいいもの好き”かがわかりますね。「そのほか」に含まれたのは、男の子は学習机や地球儀など、女の子もランドセルや学習机だったそうで、勉強関連のものが多かったようです。
では、それらにかかった金額はいくらが相場なのでしょうか?
もっとも多かったのが「3,001〜5,000円(34%)」。贈った相手で多かった「甥、姪」や「友人の子ども」にあげる相場は、このあたりといえそうです。次点の「5,001〜1万円(26%)」と第3位「3,000円以内(23%)」も合わせると、全体の8割が1万円以内というのがわかります。「1万1円以上」を選んだ人も全体の17%いますが、これは孫も含めた親族向けの入学祝いとしてランドセルや学習机などの高額品を贈ったケースのようでした。
調査機関:ランドセルの通知表
調査対象:直近3年以内に入学祝いを贈った人300名
調査期間:2020年1月
入学祝いに関する話題は、ママスタコミュニティでもときおり上がります。たとえばママたちが贈る側になる、甥っ子や姪っ子の入学祝い。なにを贈っていることが多いのでしょうか?
ママたちが甥っ子姪っ子に贈る定番は、現金+プレゼント?
『うちは現金1万円』
『現金です。あとはそれとは別に、リュックや文房具などほしいものを聞いて、プチプレゼントとしてつけました』
一番多かったのは、アンケート結果と同様に「現金」! プラスでプレゼントをあげているママもちらほらいて、その場合は本人に欲しいものを尋ねてからあげているようです。
では逆にママたちがもらう側になる、子どもたちにとってのおじいちゃんおばあちゃんからはどうでしょうか?
『義実家からはランドセル。実家からは文具やバッグ、水筒など必要なもの一式。ありがたいです』
『両家から10万円ずつもらった。「その中からランドセルや机を買ってね」ってことで』
『私の父には、ランドセルと机を買ってもらった。母からは現金10万円。義実家からは、なかった』
『100万円。びっくりした』
ゼロだったところから、現金100万円まで! こちらはさまざまです。ちなみに、こんなコメントも。
『義実家からは、長男のときは「入学おめでとうカステラ」。長女のときは傘、長靴、雨合羽、上履き入れ、体操服バッグ、筆箱、鉛筆を大型スーパーで。実家からはなぜか三男のとき、「朝はパンを食べるでしょ?」って、トースター。
入学なんて誰でも通る道だからお祝いなんてなくてもいい。とはいえ万単位で現金がもらえる人がいるなんて、すごいなぁ』
ひと味違う入学祝いでした。「物」を贈る場合には、相手にとって必要か、好みはあっているのかを、あらかじめ確認しておく方がよさそうですね。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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