「お金のため」「近いから」。パート応募の履歴書にある志望動機、なにを書けば正解?
子育てがひと段落したり少しでもお金を稼ぎたかったり、ふと「パートでもしようかな」と思うタイミングが訪れることがありますよね。どこでなにがしたいのかを決めたら、まずは応募のための履歴書作り。学歴や職歴などの欄をひとつずつ埋めていくと、「これもあった」と目に留まるのが志望動機の欄です。実際のところパート先を選ぶとき、自分の希望と条件がなんとなく合っていたから、という理由が大半かもしれません。とはいえ、それをうまく表現できないこともありそう。なにを書けばよいのか、悩んでしまう人もいるのではないでしょうか?
「生活費のため」「通勤距離が近い」ストレートな言葉でOK!
ママスタコミュニティにあがったのも、まさに「志望欄に何を書けばいいの?」という投稿でした。
『書くことが見つからない。働きやすそうと思っただけだから。どうしよう』
この投稿を受けて、実際にどんなことを書いたのか教えてくれたママたちもいました。
『私は「生活費のため」って書いてる』
『「通勤距離も最適」と書いたときがある』
『私なんて「ホームセンターが好きだから」って書いたよ(笑)。採用してもらえた』
『「子どもの教育費のため」って書いた。どうせ細かいことは面接で聞かれるし』
就職活動のための志望動機であれば「御社の社風がうんぬん〜」のように頭をひねるものかもしれませんが、比較的気軽に応募できるパートのためかみなさんが志望動機の欄に書いた言葉はストレート。本音がだだ漏れしています(笑)。とはいえネットなどで調べた定番文を丸写しするよりは、素直な気持ちが伝わりやすいのかもしれません。わりに多かったのが「お金」に関するもの。「子どもの教育資金のため」など目的をはっきり書くと、「がんばって続けてくれそうだな」という印象を持たれやすいかもしれません。
採用側にメリットを感じてもらえそうなひと言を
『私、パートの履歴書ごときで、そんなところまで書いたことない』
『パートで志望動機なんている? インターネットで志望動機のない履歴書があるから、ダウンロードしてそれ使ったらいいよ』
一方で、志望動機の欄に何も書いたことがないという声もちらほらありました。よっぽど書くことがないのであれば、そうした方法を選ぶのもアリかもしれません。ただ「志望動機」は採用担当者からすれば、おそらく注目するポイント。自己アピールできる部分でもあるので、空白の(書く欄がない)まま提出するのはもったいないようにも思えます。せっかくなら志望動機としてアピールするひと言を加えてみるのはどうでしょうか?
たとえば「通勤距離が近い」なら「近くて通いやすいので、長く続けられそう」。「子育てがひと段落した」なら「時間によゆうができ、また社会と関わりたいと思った」など。率直な志望動機も、少し表現を変えることで「前向きな志望動機」と捉えてもらえる可能性はありそうです。
投稿主さんの「働きやすそう」という志望動機を受けての、具体的な書き方のアドバイスもありました。
『たとえば「育児と両立できそうな環境だったから働きやすそうで、長く勤められそう」とか』
『そのまま書けばよい。「働きやすい環境が整っている」とか』
『どんなところが働きやすそうと思ったのか、ふつうはそれを書くじゃない? それが志望動機じゃん』
ひと言ふた言でも自己アピールできるような内容を書くことは、「ちゃんとしている人だな」という印象にもつながりそうです。ぜひ「働きやすそう」にもうひと言をつけ加えて、晴れて採用通知を勝ち取ってください!
文・鈴木麻子 編集・Natsu
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