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子どものアレルギーで気が狂いそう!でも親のつらい気持ち、ひとりで抱え込まないで

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毎日の食事作りはママにとって大きな仕事のひとつ。家族の食の好みだけでなく健康のことを考えると、どんなメニューだったらいいのか、どんなものをどれくらい食べさせればいいのかと悩むことも多いですよね。そんななか食物アレルギーを持つお子さんのママからこんな投稿が寄せられました。

『あれもこれも食べられない。食べられる物ないじゃん』

お子さんのアレルギーで気が狂いそうだという投稿者さん。ママスタコミュニティには同じようにお子さんのアレルギーで悩むママたちからの声が集まりました。

『摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫と言います)を介してじん麻疹・湿疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを食物アレルギーといいます。(引用:厚生労働省「リウマチ・アレルギー相談員養成研修会」第4章 食物アレルギー)』

うちの子もアレルギーです!毎日の心配が絶えない……

『うちの子牛乳で全身蕁麻疹が出たよ。調べたら卵、小麦粉、青魚、大豆、などなど13品目中7品目でアレルギーだった。1番反応が出る乳製品だけ禁止して、他は様子見。6年かかったけど、食べられるようになったよ!』

『こないだアレルギーで救急車乗ったよ~! もうやんなっちゃうね! 外食や人付き合い無理! 常に死と隣り合わせ! 悲しすぎるわ、もう考えないようにしてる。つらくなるだけでメリットないもん』

『うちもだよー。特に乳がダメ。毎日、ヒヤヒヤだよ』

『毎日のことだから、つらくなるときもあるよね。治療しててもなかなかうまく進まないや』

『まだ先だけど、キャンプや修学旅行が心配で。大人になったら食べられるようになるといいなぁ』

お子さんのアレルギーについての率直な気持ちを寄せてくれたママたち。前向きな言葉の裏にも、壮絶な毎日が垣間見えるようで心がギュッとなりますね。どんな病気であろうとも親は心配するものですが、こと食物アレルギーに関しては、普段の食事が大きく関わってくることもあり、ママたちの負担は想像以上に大きいのではないでしょうか。

ママの目が届かなくなる保育園・幼稚園で、アレルギーの悩みは……

子どもが保育園や幼稚園に通うようになると、人と接する機会も増え、おのずとたくさんの食べ物と出合っていく機会も増えていきます。同時に、ママの目の届かない時間を過ごすことも多くなりますよね。いつも見張っていたいけれど、そういうわけにもいかないジレンマ。幼児期の年齢になったお子さんのママたちは、どのようにアレルギーと付き合っているのでしょうか。

『私も食物アレルギーの幼児がいて、お友だちとお菓子交換、お菓子を配るママ、ハロウィンなどのイベントでピリピリして目を光らせて、ときにはお母さんたちに断ったり、いちいち「アレルギーなんで」って言うのもなんだか神経質なママだなって思われてないか気になっちゃって疲れます』

『最初はキツイけど、慣れるよ! 子どもも年中さんくらいになれば、理解するから自分から「これ食べても大丈夫?」って聞いてくるようになるよ。お出かけの度に娘が食べられるか確認するのもいつの間にか習慣になったし。その子だけ別のメニューにしたり、ケーキやお菓子も卵、牛乳、小麦粉不使用のものがネットで買えるし』

『うちもアレルギー。小麦粉、卵、ってなんにでも入ってるし。「あれもこれも食べられない」じゃなくて「あれも、これも食べられるじゃん!!」って考えるようにしてるよ』

周りの人にどう伝えたらいいのか、周りの人に理解してもらえるのかどうか。さらに新たな悩みが生まれるのも幼児期以降の特徴なのですね。しかしお子さんの成長とともにママ自身もたくましくなっていくようでした。

アレルギーのつらさをひとりで抱え込まないで

『周りに理解してくれる人がいる? 仲間内や、管理栄養士に相談してるだけでも、レシピも増えるしいいよ』

『地元ではアレルギーの子ども用のお弁当やおかずを作っている業者があったよ』

『アレルギーの子を持つママ友を作るといいよ。うちは小児アレルギー科に通っていて、そこの病院の交流会で知り合ったママたちとずっと友だち』

その道のプロ、また同じ境遇のママたちとのやりとりは、頑張っているママの肩の荷を下ろしてくれるのでしょうね。ママがひとりで抱え込まないことは重要なのかもしれません。

筆者の友人のお子さんも重度の食物アレルギーがあります。そのため幼稚園や小学校には毎日お弁当を持たせていたのですが、アレルゲンとなる食べ物を食べなければいいというわけではないようで。ほかのお子さんが食べたあとのもの(食べこぼした机や食べ物に触れた手)に触れただけでもアレルギーが起こる可能性があり、その対処のため園や学校とのやりとりを頻繁におこなっていました。

さまざまな機関との連携はとても大変だったと思いますが、「周りに頼れることはどんどん頼ること」を実践していた友人の行動力には感心しました。一方で、「小さい頃はともかく、年頃になったときに友人やお付き合いする相手と同じものが食べられないのはどうなんだろう……」と苦悩していた言葉を思い出します。

先は見えないけれど、きっといつか!

『卵、小麦、乳のアレルギー持ちでした。幼稚園の給食で麺類が出る日はあわめんやきびめんで代用したものを用意したり、マドレーヌなどのおやつがある日は米粉で作ったものを用意したりしました。幼稚園生になると、「これは食べていいの?」とか自分で聞いてきました。高校生になった今は生卵以外はクリアしてます。アレルギー持ちのお子さんを育てているママさんたち、ゴールが見えないとつらいですよね。でもきっと少しずつ食べられるものは増えていくと思いますよ!』

『今、小5の息子。生後9ヶ月のとき、血液検査で、小麦・卵・乳製品アレルギーが判明。ずっと、外食もできなかったし、他の兄弟と別メニューを考えて作ったり、常に気を張っている毎日だったから、投稿者さんのつらい気持ちは痛いほど分かる。あなたのせいでも誰のせいでもない。お子さんも、少しずつ食べられる物が増えていくと良いね』

そのほかにも、

『本当にお疲れ様です。命に関わることだから気が抜けないもんね。簡単に預けられないしね』

『仕事でアレルギー対応食作ってるけど、家で毎日なんて本当大変だと思う。お疲れさま』

頑張っているママへのエールがたくさん届きました。アレルギーでつらいのはお子さん本人かもしれません。しかし、それがわかっているからこそ、ママも自分にできることはないのか、これでいいのかを問い続けるのですよね。

現在、前述した友人のお子さんは高校生になりました。相変わらず食べられるものは限られているようですが、それも少しずつ口にできるものが増えているとのこと。つい最近は「彼氏ができたんだってー!」とうれしい報告も聞きました。デートで彼と一緒にファストフードの店に行くこともあるとのこと。同じメニューが食べられるわけではないそうですが、それも含めて理解してくれるお相手だそうで……。親として子どもへの心配は尽きないかもしれませんが、いつか来るそのときを楽しみに、今できることをやっていけたらいいですね。

文・Natsu 編集・しらたまよ

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子供がアレルギーで気が狂いそう