「昔はそんなのなかった」アレルギーを理解しない祖父母への対処法は?
健やかに成長してきた我が子に、細心の注意を払って離乳食を開始。アレルギーがないことを祈りながら……。食品をひとつずつ食べられるようになるたびに、ママたちは胸をなでおろします。
ママたちのその努力や心配をあざけるかのような、ビックリするエピソードがママスタコミュニティに寄せられました。孫かわいさで勝手に食べ物を与えてしまう祖父母がいるそうです。
離れている隙にビックリ!初めての食べ物を勝手に与える祖父母
『子どもがアレルギー症状になっています。病院にも行った時に義母に何をあげたのか聞いたら、ピーナッツをあげていました。義母は「少しずつあげたから(大丈夫)」と言います。医師からダメだと言われたのに、子供が具合が悪くなるのを知っているのに、やめません』
『私が離乳食をレンジで温めている間に、義母が刺身(マグロ、甘エビ)と、茹でた蟹をあたえていました。ビックリして腹が立ちましたが、義母は「初めての子だから神経質になりすぎよ。○○(旦那)も1才で食べていたから大丈夫」、義父は「最近の子供は雑菌にふれないから、逆に体が弱い」と言い出しました。旦那はテレビに夢中で気にしていませんでした』
アレルギー自体が少なかったのか、インターネット全盛の今ほどアレルギーの情報を伝える手段がなかったのか……。私たちの親世代で、アレルギーのことを知らない人は少なからずいらっしゃるようです。「大丈夫よ。昔はそんなのなかったんだから」なんて言ってのける人もいるのだとか。特に自分の子が大丈夫だった人ならなおさら、現代のアレルギー事情を理解しづらいのかもしれません。
しかし今やアレルギーは、命に関わる可能性もある、子育てには必須の知識です。「孫がかわいいから」と何でも食べさせたがる祖父母にも、アレルギーの怖さをしっかりと知ってもらう必要がありますね。
祖父母にアレルギーのことを知ってもらうためには?
ママたちからのご意見が寄せられています。アレルギーのことを理解しようとする祖父母ならありがたいのですが、そうでない方もいたりして……
『アレルギーは母親の育て方だと割と本気で思ってる昔の人、いるよ。神経質で食べさせないから身体が受け付けなくなってる、だから食べさせないと考えて、親の目を盗んで孫の口に入れる。それで孫が苦しんでも「あらぁー、母親のせいで可哀想に!!」と思うだけ』
『これは何かあったときに大変だよ。そんな人なら、これからも色々食べさせられると思う。自分の子どもが大丈夫だった前例があるから理解してくれないもん。私なら子どもから絶対に離れないし、「この間帰ってから下痢をしたからやっぱり早かったみたいです」と言っておく。命にかかわることを「神経質」で片付けられたらたまらない』
『「昔と違って今はアレルギーが出やすいんですよ」と、がっちり説明したら良い』
『アレルギーという言葉は知っていて、卵アレルギーなら卵そのものは注意しても、それ以外は意識しない人もいるよ』
『アレルギーでの死亡事故の新聞記事を集めて、旦那に見せるかな、私なら』
『アレルギーをなめない方がいい。人それぞれ考え方は違うと思うけど、私なら生物を食べられる年齢になるまで家に行かない。
いくら子どもに付きっきりで勝手に食べさせないように見張っていたとしても、行くたびに「神経質」だのなんなのと毎回言われるぐらいなら、行かない』
とにかくまず、伝えることから。理解してもらえないのであれば残念ですが、子どもの命を守るために、しばらく家に行かないという選択肢も視野に入れないといけないかもしれません。
伝える相手が義両親の場合、旦那さんから伝えてもらう方が角が立たないかもしれません。旦那さんにこそアレルギーについてしっかり勉強してもらい、事故が起こらないようしたいですね。
文・編集部 イラスト・んぎまむ
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