床暖房はあった方がいい?修理にお金がかかるなども含めたママたちのリアルな声とは
家を建てるときのこだわりは人それぞれにあるでしょう。間取りや収納などと同じように暖房設備にこだわりのある人もいるのではないでしょうか。今回投稿してくれたママは床暖房をつけるかどうかで悩んでいました。
『床暖房はいる? 高いし、つけるか悩んでいます。今時の家はみんなついているの? ちなみにうちは近畿で冬は雪も滅多に降りません。降っても積もりませんし』
この質問に対して他のママたちはどう答えてくれたのでしょうか。実際に床暖房を使っているママからもリアルな声が届いていました。
床暖房は必要という声続出
『関東だけど幸せすぎて、手放せないよ~』
『中国地方だけど絶対いる』
『関西だけれど絶対いる』
床暖房が必要というママの声は、幅広い地域から寄せられています。投稿者さんは近畿地方に住んでいるとのことですが、同じ関西地域のママからも床暖房は必要というコメントがありました。一方で……。
寒い地域では床暖房を使わないケースも
『北海道だけど床暖房は子どもの頃家にあった。でも今は使わないよ。灯油ストーブあれば充分』
『東北だけどついていない。なくても平気』
北海道や東北など寒い地域では、床暖房を使わないというママがいました。寒い地域では、二重窓にしたり、断熱材を多く入れたりと家の作り自体が防寒性に優れていることも関係しているのかもしれません。
床暖房は手放せない!床暖房を使う理由
エアコンを使うほどではないときに使える
『暖房入れるほどじゃないと思う気温のとき、ぬくぬくで最高』
『エアコンはよほど寒ければつけるけれど、床暖房だけで暖かい』
床暖房は「ちょっと暖房が欲しいな」というときに使うというママが少なくありませんでした。足元が冷える場合も床暖房だけで対応できそうです。
空気が汚れず火事の心配もない
『エアコンや電気ストーブが苦手だから床暖しか使わない。空気が汚れず暖かくておすすめ!』
『床暖房は一番、部屋の空気が汚れないよ』
『暖房はガスの床暖しか使わないです。埃も舞わないし、子どもがいても火傷や火事の心配がないのがいいです』
床暖房は火を使わないので、子どもの火傷の心配はありませんよね。また匂いもなく空気を汚さない点や、風が出ないために埃が部屋中に広がらないことも、ママたちにとっては重要なポイントになるようです。
床暖房を使わない理由
光熱費が気になる
『北陸ですが、ものすごく光熱費かかるのであまり使いません』
床暖房は暖かくて空気も汚れないメリットがある一方で、光熱費がかかる、というママがいました。ただ床暖房のタイプによってはコストが高くなりすぎないこともあるようです。
『うちは温水で暖めるタイプだから、電気料金もそんなに高くない』
日本床暖房工業会によると、床暖房の熱源は、石油やガス、太陽熱、ヒートポンプユニットなどがあるとのことです。熱源によって光熱費にも違いが出てくるのではないでしょうか。
壊れたときの手間やコストが心配
『マンションに付いていてありがたいけれど、いずれ壊れるし、付け替えるとなると床を張り替えなきゃいけない。ホットカーペットで済むならその方が安上がりかも』
『床暖房は壊れたときが大変だね。電気式と温水式で変わるけれど、壊れたら最後、床、フローリングみんなはがすしかないからね』
例えばエアコンやストーブなどであれば、壊れたら簡単に交換・買い替えができますが、床暖房は床をはがす必要があります。壊れたときの修理に時間や手間、お金がかかるとの意見が出ていました。
床暖房のメリットだけではなく不便な点も確認してみて
床暖房は暖かいだけではなく、空気を汚さない、火を使わないから安全などのメリットがあることがママたちのコメントからみえてきました。一方で熱源によっては光熱費が高くなってしまうことや床暖房が故障したときの修理代がかかることなどもわかりましたね。床暖房のランニングコストについては熱源を考えたり、リビングだけにしたりすることでコストも抑えられるかもしれません。コストをデメリットととらえずに、できる範囲で設置する方法を考えることもできるでしょう。
長く生活することになる家ですから、工務店や実際に床暖房を使っている人の声など、いろいろな意見を聞いてから決めるとよさそうです。意見を聞くときには、床暖房のいい点だけではなく、床暖房を使って不便だったことや、もう少し改善して欲しい点などを聞くと後悔の少ない選択ができるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・しのむ
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