お年玉は品物より現金でお願いしたい……「現金が良い」と義実家に伝えてもいい?
お正月の楽しみのひとつとして心待ちにしているお子さんも多いであろうお年玉。世間一般的にはお年玉と言えば現金が多い印象ですが、現金ではなく品物でお年玉をもらうこともあるのではないでしょうか。しかしある投稿者さんは、義実家からもらうお年玉の品物が、いつも“子どもが使わない品物”だということがネックになっているようです。
『義実家からのお年玉が現金じゃなくて物。旦那も小さい頃からそれが普通だったから、お年玉=物って感覚らしいんだけど……私はやっぱり現金がいい。子どもたちが欲しい物をくれるならまだしも、欲しくない物を義父母やら義兄弟、親戚から大量にもらっても、結局使わずに放置してあって、しばらくすると結局捨てることになる。もらえるだけ有り難いのかもしれないけれど、お年玉の楽しみって、皆からもらったお金を集めて欲しい物を買ったりすることじゃない? サイズの合わない傘やら、何に使うの? って言う雑貨とかもらっても嬉しくないよね』
お年玉をもらえることはありがたいことなのだけれども、やはり誰も使わない品物よりも現金の方が良いと考える投稿者さん。それでは早速、この投稿に届いたコメントを見ていきましょう。
お年玉として、現金ではなくて物をもらうのはどう思う?
『毎年は嫌だね。使えない物は嬉しくない』
『かわいそう! 普通現金だよね』
ママスタコミュニティに集まったママたちも、お年玉が子どもが喜ぶ品物であれば良いけれど、そうでない場合は現金の方が良いと感じているようです。現金であれば貯金することもできますし、子どもが好きな物を自由に購入することもできますよね。
義実家のルールを尊重することも大切
一方で義実家のルールを尊重することも大切なのではないかというコメントも寄せられています。
『昔からなら仕方ないと思う』
『義実家がそういうやり方なら仕方ないと思う。現金がいいのは分かるけれどね。投稿者側の親戚からもらったお金で好きな物を買えばいいんじゃない?』
お年玉として品物をくれるのは義実家だけでなく、旦那さんの親戚も同じなのだそう。“お年玉は品物で”というのが旦那さんの家系の習わしのようですね。推測にすぎませんが、もしかしたら「幼少の頃からお金をもらえるのはよくない」「お金があれば何でも買えるという感覚を持ってほしくない」という義実家の願いが込められている可能性もあります。またはシンプルに「お金よりも品物の方が嬉しいだろう」という気持ちが込められているのかもしれません。
お互い喜べないのなら、ルールの改革を提案するのも一つの手段
投稿者さんが納得いかないのなら、「ルールの改革を提案するのも一つの手段」という声も寄せられました。
『「大昔は物だったのだろうけれど、時代に合ったことをしないと子どもが切ない思いをする」旦那にそう言って旦那から旦那の両親に言ってもらおう』
『クリスマスプレゼントとかと勘違いされているのかしら? 毎年物を選んで考えて買って喜ばれてないんじゃ悲しい。お互い現金の方が嬉しいのにね』
お年玉を品物でもらうにしても、「お年玉は○○のおもちゃを買ってほしい」と子どものリクエストを義実家に宣言してもらうこともできそうです。あるいは、義両親との間に角が立たないように旦那さんから「毎年もらうお年玉は子どもが使えない物が多いから、もしよければ現金にしてほしい」とお願いしてもらう手段もあります。あげても喜んでもらえない、せっかくもらったのに喜べないと双方が悲しくなってしまうのならば、このタイミングでお年玉のルールを改革してしまうのも一つの手段なのかもしれません。
しかし、現金でも品物でも”贈り物をもらう”ことは”相手の真心をもらっている”と同意です。もしかしたら、品物によるお年玉を否定することで義実家の人たちは真心を否定されたと感じ傷ついてしまう可能性もあります。「不要な物をもらうよりも現金の方が良い」という気持ちは分かりますが、まずは義実家はどういった思いでお年玉に品物を用意しているのか相手の気持ちを考えてみるなり、率直に聞いてみるなりしてみるのはいかがでしょうか。
文・物江窓香 編集・Natsu
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