「一人っ子だから楽でしょ?」いえいえ苦労があります!子どもの相手で疲れない方法とは
子どもは授かりもの。夫婦で話し合って「子どもは〇人」と決めたとしても思い通りに授かるとは限りません。一人っ子を育てているママから”一人っ子ならではの苦労”について投稿がありました。
『一人っ子を育てている親の苦労。常に遊び相手にならないといけない。外で一緒に遊んで、家に帰っても遊び相手に。ゲームも相手しないといけないから子どもはコントローラを持ってずっと待っている。もう疲れた。家事も何もできない。一人っ子を育てた人にしか分からない苦労だと思う』
投稿者さんは家でも外でも子どもとずっと一緒に過ごしているようです。なかなか自分の時間がとれないのでしょうか。さすがに「疲れた……」という気持ちが漏れてしまっていますね。投稿者さんの悩みをママたちはどのように受け止めたのでしょうか。
「一人っ子だから楽でしょ?」と言われ……親が感じる悩みと苦労、一人っ子あるある
子どもファーストになりすぎる
『子ども1番になりすぎてしんどい』
『1人しかいないが故に、ちょっとした事でいちいち心配したり、気にしたり、自分が勝手に精神的に疲れるってのはある。1人しかいないから、目が行き届きすぎて。少し放っておいた方がいいなって、自分でも思う時がある』
一人っ子の親あるあるとしてママたちからは”子どもファーストになりすぎる”というコメントが寄せられました。子どもがひとりであるがゆえにママの目が行き届きすぎてしまう、ということのようです。また子どもがひとりしかいないために何でも子ども優先にしがち、ということもあるのかもしれませんね。
周囲から「一人っ子だから楽でしょう」と言われる
『周りからなにかと一人っ子だから……と言われるのが本当に嫌だ。一人っ子だから大事にしているよね。一人っ子だから静かだよね。一人っ子だから余裕でしょ? 何かあれば、一人っ子だから……。うんざり』
一人っ子の場合はママと子どもが1対1で向き合うことができるので、それだけに手もかけられるでしょう。しかし子どもがひとりしかいないからといって子育てが楽とは限りません。周囲の人たちの言葉がママにモヤモヤとした気持ちを抱かせることもあるようです。
家では常に子どもの遊び相手をしている
『うちも一緒よ。延々子どもの相手。食事を作っている間でも常に呼ばれて作れない』
『一人っ子、小1の息子です。ママ、ママ、ママで赤ちゃんから4、5才くらいまでの時が辛かったなぁ。体力が有り余る子なんで、30分以上部屋で風船を投げる相手も散々した』
投稿者さんの悩みと同じように、家にいるときは常に子どもの遊び相手をしなくてはいけない、という悩みを持つ一人っ子ママは少なくないようです。家族のための食事を作っているときですら呼ばれるとなると、落ち着いて料理もできませんね。
一人っ子の相手に疲れないためにママができることとは
一人っ子の遊び相手にママ自身が疲れ切ってしまわないために、ママにできることはあるのでしょうか。
割り切って子どもとの遊びを楽しむ
『もうね、子ども時代をもう一度過ごさせてもらってると思って、割りきって一緒に遊んでるよ』
こちらのママからは”子ども時代に戻って遊んでいる”と考える、というコメントがありました。”相手をしている”と考えると疲れてしまうかもしれませんが、視点を変え、ママ自身も遊びを楽しむことができれば疲れることは減っていくのではないでしょうか。
ママの用事を先に済ませる・一緒に済ませる
『子どもも一緒に遊びたいからお手伝いをすごくしてくれる。ママの家事が早く終わったら一緒に遊べるって考えて、お箸を並べてお茶を用意して、ご飯をよそって、味噌も溶かしてくれる。お風呂掃除も進んでやってくれるし、布団も家族分敷いてくれる』
『「カレーに何入れたい? 冷蔵庫にないから買いに行こう」って散歩がてら買い物したり、お菓子作ったり、一緒に洗濯物たたむのもゲームっぽくしたりしている』
子どもの遊び相手をするために、家事を中断すると、後々ママは疲れた体で家事を再開することになるでしょう。それならばママの用事や家事を先に済ませたり、子どもと一緒に家事に取り組んだりする方法がありそうです。子どもも楽しめるようにゲーム仕立てにすると一緒に楽しめるのではないでしょうか。少しでもママと遊ぶ時間を作りたい、と子どももそのうち積極的に家事を手伝ってくれるようになるかもしれません。
子どもと共通の趣味を見つける
『一人っ子を育てているけど(小5男)そんな疲れた記憶ない。ごめん。私も旦那も息子もテニス好きで共通の趣味があって楽しいよ。家で好きな動画を一緒にテレビ画面で見て笑ったりしている』
子どもの相手に疲れてしまうなら、今子どもが楽しんでいるものにママも興味をもってみるといいのではないでしょうか。ママも趣味の時間を楽しく過ごせそうですね。
家事の時間もママの時間も大切。子どもファーストになりすぎないように
一人っ子の親は子どもと1対1で向き合えるがゆえに、時に手を抜くのを忘れてしまうこともあるのかもしれません。親が子どもの世話をせず家事や自分の用事を優先させることに、多少の罪悪感のようなものを抱いてしまう人もいるでしょう。しかしママにとっては家事をする時間もママがひとりで過ごす自由時間も大切なものです。
「ママもやりたいことがあるから、ちょっとひとりで遊んでいてね」と声をかけ、それぞれが好きなことをして過ごす時間を作ってみてもいいかもしれません。そうすることで子どもも相手の意思を尊重し、我慢することを学んでいけるのではないでしょうか。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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