子どものできが良くて“好かれるママ”と“嫌われるママ”の3つの違いとは?
自分と他の誰かを比べると、ときには優越感や劣等感を感じることがあるかもしれません。自分のことならまだしも、比べられる対象がもしも子ども同士だったとしたら……気分を害するママもいるのではないでしょうか。ある投稿者さんは子どもが産まれる前から親友だった友達と、ついには縁を切ることになったと語っています。一体何があったのか詳しく見ていきましょう。
子ども同士を比べられてしまい親友と縁を切った投稿者さん
『私には高校の頃からの親友がいて、たまたま嫁いだ先が近くて子どもの年齢も近く、子どもが小さな頃はよく遊んでいました。
だけど子どもたちが大きくなってみると、彼女の子どもはできが良く、私の子どもはできが良くなかったのです。そこまではいいとして、彼女には何度となく「無神経だな」と感じる発言や行動をされました。申し訳なかったけど、私から縁を切らせてもらいました』
高校時代からの親友とは子どもの年齢が近いことで、何かと子ども同士を比べることが多くなったとのこと。投稿者さんは何でもできる相手の子どもを、自分の子どもと比べて嫉妬を感じることもあったようです。なおかつ親友からは、優越感に浸っているような無神経な発言もたびたび……。最終的には我慢ができず、つきあいを断ったのだそうです。
『で、最近分かったのですが、彼女は幼稚園時代のママ友や子どもの親友のママさんなどと、ことごとく揉めて縁切りされているようです。私としては自分自身にひがみもあったのかなと思いましたが、こうも続くとそうじゃないのかなとも思いました。
子どものできが良いことで人が離れていくママと、子どものできが良くてもみんなから好かれるママの違いって何だと思いますか?』
しかし親友は投稿者さんだけではなく、他の多くのママ友にも縁を切られていることが分かりました。子どものできが良くて「好かれる人」と「嫌われる人」は、どんなところが違うのだろうと質問する投稿者さん。この投稿に寄せられたコメントをご紹介します。
周りから「好かれるママ」と「嫌われるママ」の3つの違いとは?
投稿者さんは、親友の子どもに嫉妬してしまった部分も確かにあると認めています。きっと何でもそつなくこなし、やれることも早いお子さんだったのですね。立ったり歩いたりできるようになる時期が早かったり、驚くほどスムーズにオムツが取れたりなどしたのかもしれません。しかし相手の子どものできが良いだけでは、縁を切るような事態には発展しないでしょう。投稿者さんは「世の中には子どものできが良くても、好かれるママさんもいるよね」と感じているそう。周りから好かれるママさんには、嫌われるママさんと違ってどんな特徴があるのでしょうか?
1.人の子どもを見下さない
『自分の子どもを上げる発言だけならまだしも、人の子どもを下げるような発言までするから嫌がられるんだと思う』
『謙遜しているようにみえて、周囲を見下している親は嫌われる』
自分の子どものできがいくら良くても、他人の子どもを見下す態度は周りのママから好かれないでしょう。子ども同士を比べるような発言をするママは嫌われるので、波風を立てたくないならば子どもの評価には触れない方がいいというコメントがありました。
2.子どもをステータスにしない
『子どもを自分の所有物みたいに話す親は嫌われる。子どもの優秀さが自分のステータスみたいな人ね』
『できがいいけれど嫌われる親子は、コミュニティの上に立つために子どもの能力を利用したり、とにかく人と張り合おうとしたりする人。「自分の子が1番上」と認識させておきたいんだなと思う。そういう親は孤独になっても仕方ない』
子どもに高い能力があることをママ自身が優位に立つことに利用している、いわば「子どもをステータスにしている」場合は嫌われると感じる方もいるようです。ママは子どもの力ではなく自分の力で周りのママたちとつきあうことが大切だというコメントがありました。
3.相手の気持ちになってあげられる
『好かれるのは、相手と一緒に喜んだり悲しんだりしてあげられるママや子どもじゃない? 相手に対して同調してあげられない人は、たとえいろいろなことができても他の人が離れていくと思う』
周りから好かれるママは相手の気持ちになって考えることができる人だというコメントも。投稿者さんも親友に無神経な発言をされたことで縁を切っているので、人を思いやる気持ちは何より大切なのかもしれませんね。
縁を切った数年後、親友から連絡が……投稿者さんの決断は?
実は投稿者さんの話には続きがありました。最近になって距離を置いたはずの親友から連絡があったのだそうです。
『実は数年前に離れた親友が、最近になって私に電話をしてきました。このごろまた近しいママさんや友達と縁を切られてしまったようです。連絡をくれたのは私に対して悪気がないからだろうと思うし、打ちのめされているんだと思いました』
ママスタコミュニティに質問をしたのは、周りのママから嫌われて打ちのめされている親友に、どんなママなら周りに好かれるのかをアドバイスをしようと思ったからなのだそう。しかし寄せられたコメントを受け、結局はアドバイスすることなく再度離れるという選択をしたようです。
『皆さんにいただいたコメントを見ていろいろ考えていました。やっぱり怖いんです。悪気はないのは分かるけど、当時から言い方も遠慮も配慮もないと思ったし。彼女も子どもさんも、なんでもこなしているから、私たちがいかにできないかを見せつけられているようで怖いんです。ひがみたくもないから私とは違う場所で幸せでいてほしいです』
もし相手の態度や行動が以前と変わっていないのなら、また同じようにこちらが辛い思いをするだろうと考えた投稿者さん。親友には「違う場所で幸せでいてほしい」と、相手の幸せを願いつつもそっと距離を置くことにしたようです。ひとたび縁を切るという決断に至ってしまうと、後から修復するのはなかなか難しいということなのかもしれませんね。
できの良い子どもを持つママにとっても、無意識のうちに周囲を傷つけ、嫉妬されたりひがまれたりするのは避けたいもの。もし心当たりがあるというママがいたら、ぜひコメントに寄せられた“好かれるママ”の3つのポイントを参考にして下さいね。
文・物江窓香 編集・井伊テレ子
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