ワンオペ育児がツライ。旦那にママの大変さをわかってもらうには?
旦那さんの仕事が忙しく、頼れる人も近くにいないなかでの子育ては、思うようにいかないことも多くイライラしたり辛くなったりすることもありますよね。そんなとき自分の気持ちを1番わかって欲しい旦那さんに、心ないことを言われてしまったら……。ママスタコミュニティにこんな相談が寄せられました。
『夜中に些細なことから旦那に「こんな時間に離乳食作りしている人なんていない」と言われ、ケンカになってしまいました。旦那は朝早くに出勤し、夜中の12時頃に帰宅。休みは月に5、6日程度。なので家事と育児は、私がほとんど1人でやっています。娘はレトルトを嫌がるので離乳食は手作りです。また後追いが激しくて日中では家事が終わらず夜中になってしまいます。休みの日に旦那が娘の世話をしようとしても、娘が泣いて完全拒否。いつもは「旦那も疲れているし」と思って何も言わずにいます。でも今日は私が離乳食作りをしている傍で、くつろいでいる旦那に「部屋の片付けか洗い物をやってくれてもよくない?」と言ってしまいケンカに……。こんな私は心が狭いでしょうか』
ママは頑張りすぎなぐらい頑張っているよ!
子どもの成長のためには離乳食は必要ですし、子どもがちょっとの間もママから離れられないほど後追いをする時期もありますよね。
多くのママが寄せてくれたコメントは、投稿者さんへの共感でした。
『うちも後追い期で毎日毎日ホントに心が折れる。そんなことを旦那に言われたら「じゃあ私の手間を減らすために、離乳食作っておいて!」って任せてしまいたい』
『最低な旦那。子どもが懐かないはずだわ。「こんな時間にって言うけど、あなたみたいな旦那がいる家はみんなそうだよ」って言ってやりたい』
『私もこういうケンカしてた。昼間どんな風に私が過ごしているか知らないくせに。私は「そんなに言うなら部屋にカメラ付けて、日中の私がどうやって家事育児をしているか監視してみろ!!」って泣いた』
後追いの時期は本当に体力的にも精神的にもシンドイですよね。ママがちょっとでも離れると泣いてしまうので、子どもを常に抱っこやおんぶすることになります。家事もなかなかはかどらず、夜になって家の中のことが何も終わっていないと気づいたとき、ガックリと力が抜けていくような無力感を筆者もなんども味わいました。そんな身も心もヘトヘトなときに、旦那さんからこんなことを言われたら……。怒りを爆発させてしまったからといって、投降者さんの心が狭いわけではありませんよね。
同じような経験をしたママたちから、紹介しきれないほどたくさんの労りと励ましのコメントが寄せられました。
いっぽうで「24時頃帰宅する旦那さん」へは、怒りだけではないコメントもあります。
『投稿者さんも旦那さんもすごく頑張っていますね。毎日夜遅くまで仕事で、旦那さんも疲れているよね。お互いに疲れているんだよ』
『投稿者さんは頑張りすぎていませんか? さすがに24時に帰宅した人に「手伝って」とは言いづらい。もっと家事を手抜きしたらいいよ』
投稿者さんのコメントによると、旦那さんは職場でかなり大変なポジションで頑張っておられる様子。投稿者さんは、そんな旦那さんを気遣っていつも何も言わずにいるそうです。でも言いたいこと全てを心の中にしまい込んでいるのは、どうなのでしょうか。
ママの大変さを、旦那さんに伝えてもいいのでは?
『旦那さんも親なんだから、ちゃんと説明してもいいと思う。なんでこんな時間に離乳食を作っているのか、わかってもらおうよ。大変アピールしてもいいんだよ! でも旦那さんへの気遣いも忘れずにね。夜中まで仕事しているのも、相当しんどいんだと思うよ』
『男の人って、こういう気持ちがなかなか理解できないんだよね。話すとケンカになるだろうし、今の気持ちを文章にまとめて携帯に送ってみたらどうかな?』
『ママも夜中まで離乳食作って疲れているんだね。でもパパも家族のために仕事して疲れている。感謝しなきゃと思うけどイライラするし、もっと家の中のことイロイロやってほしいと思いますよね』
家事や育児の関わりが少ない旦那さんには、昼間のママと子どもだけの生活は想像できないかもしれません。ママの気持ちや大変な状況を話して旦那さんに「僕も大変だけど、きみも大変なんだ」とわかってもらうことも大切ではないでしょうか。
ワンオペ育児の大変さ、先輩ママたちはどう乗り越えた?
今回の投稿には、投稿したママへの共感や励ましとともに「1人目だから神経質になっているのかも」「少しぐらい泣かせておいても大丈夫」と2人、3人のお子さんを育てているママからのアドバイスも目立ちました。
『私も1人目のときは神経質になってた。「娘は敏感だから、そーっとそーっと」って気をつけていることが、お子さんに伝わっているんだよ。でも2人目以降はそんなこと言ってられない。結果、上の子はすごく神経質。でも2人目からはそんなことない。もっと大らかに育てればよかったと今は思う』
そして「手作りの離乳食」についても、少しずつレトルトを増やして、お子さんに慣れてもらうことをお勧めするコメントが目立ちました。さらに「お腹が空けば食べる」と割り切るのもアリとのコメントも。
レトルト食品については「夫婦の食事のレトルト率を増やす」という意見もありました。食事作りにかける時間を短くすることで、ママの負担が減るかもしれませんね。
忙しい旦那さんと協力して子育てしていくには?
忙しいパパになかなか子どもが懐かないのは、ママだけではなくパパにとっても辛いことかもしれません。パパに子どもを任せられないと諦める前に「3人で一緒に」をお勧めするママからの意見も紹介します。
『ママっ子なのは旦那さんのせいだけかな? 娘に泣かれてもパパだって親なんだから、休みの日に一緒に出かけて10分でもいいから3人で遊ぶ。はじめのうちは大変だと思うけど、だんだんに完全拒否がなくなると思う』
『旦那さんは、子どもが嫌がって泣くから自分は育児ができないとか思ってない? そうやって放棄してたらずっとこのままだよ。3人でお風呂に入ったり、3人で遊んだりとパパに慣れるところから始めたらどうかな?』
生まれてきた赤ちゃんが、だんだん成長していく姿は本当に嬉しいですよね。でも成長するにつれ離乳食、後追い、人見知り……と難しい問題も増えていきます。ぜひ手を抜けることはとことん手を抜いて、少しでもママが休める時間を作ってみてください。そして子育ての大変さを旦那さんと一緒に乗り越え、子どもの成長も一緒に喜び合えるといいですね。
文・間宮陽子 編集・山内ウェンディ
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