男の子が料理をするのは変なの?時代錯誤の人に料理好きの息子をバカにされたママは怒り心頭
料理をするのは女性という考えが薄れてきて、男性でも料理やお菓子作りをするようになりましたよね。一般社団法人日本健康倶楽部の調べでは、男性の約8割が週に1回以上料理をしていることがわかりました。そのくらい料理は男性にも浸透しているのですが、一方でまだまだ料理やお菓子作りは女性の仕事という考えもあるようです。ママスタコミュニティにも男子の料理への理解が得られずにモヤモヤした気持ちを抱えているママからの投稿がありました。
『今日ちょっとした保護者の集まりがあったのね。私が「息子はお菓子作りが趣味でケーキやクッキー焼いてくれたり、たまにだけど料理も作ってくれるんだー。簡単なカレーや焼きそばなんだけど、嬉しい」と言ったら、「いいね」と言ってくれた人もいたんだけど、中には「男の子がお菓子や料理って、なんか気持ち悪くない? 男の子なんだから、やっぱりスポーツは絶対させるべき」と言われたよ。そのママの子どもはスポーツクラブに入っているけどね。何も自分の価値観を私の息子に押し付けることないじゃんね。みんなはどう思う?』
投稿したママは、保護者の集まりで息子が料理をしてくれることを話したようですね。それに対してあるママから否定的なことや自分の価値観を押し付けるようなことを言われたそうです。男性が料理をすることに対して、ママたちはどう考えるのでしょうか。
男の子で料理ができるのは素晴らしい・うらやましい
『いいよー。男の子で料理素敵だよ! 将来できて困るもんじゃないんだし』
『男の子が料理できたら、ケーキやクッキー作ってくれて、めちゃくちゃいいと思う! うちも息子2人いるからそんな息子になってほしいな~』
料理をする投稿者さんの息子さんは素敵だし、料理ができて困ることはないというポジティブな意見がありました。自分の息子も料理ができたらいい、という、うらやましい気持ちもあるようです。
料理人は男性の方が多いのでは?
『素敵だと思うよ。むしろ女性シェフのほうが珍しいとも思うし』
『男の子が料理やお菓子作りが気持ち悪いって。パティシエやシェフはほとんど男なのに。その人たちにも気持ち悪いって言えるのかな』
『世界的に有名なシェフやパティシエが男性ばかりだって知らないんでしょ』
『息子の友達はとても料理上手で将来は料理人になると言ってる。パティシエは案外重労働で男性も多いよね。料理人だって男性が多いし』
ママたちからは料理人という職業に就いているのは男性のほうが多いのでは? というコメントが寄せられていました。不特定多数の人たちに料理出すことを仕事として考えたとき、力仕事にもなることから世界的にも男性優位の世界なのかもしれません。コメントにある”パティシエ”も男性の菓子職人を表すフランス語ですね。
料理好きの息子を持つママたちが味わった美味しい手づくり料理やお菓子とは
『息子もお菓子作り大好きよ。パンプキンケーキやガトーショコラなんて私より上手』
『大学生息子、お菓子作り好きだよ。バレンタインのお返しには、手作りのクッキーやらパイを大量生産して配っていた』
実際に息子さんが料理好きというママからのコメントもありました。ママより上手なスイーツを作る息子さんもいれば、バレンタインのときに手作りのお菓子をお返しに渡している息子さんもいるようです。
積極的に話はしません!ママが語るその理由とは
『自分からベラベラ話さないよ。小学生から包丁とか火使って料理していたけれど、小学生に包丁使わせるなんてとか火使わせるなんて危ないと批判する人はいたからね』
一方で息子さんが小学生のときから包丁を使って料理をしていた、というママからは積極的に息子が料理をする、という話はしないとのコメントが届きました。その理由としてはやはり”批判を浴びるから”とのこと。小学生が包丁や火を使うときにはもちろんママがそばについているでしょうが、「危ない」と言いたい人もいるのかもしれませんね。
男の子はスポーツという価値観は古い?価値観の違いをママたちはどう考えるのか
『他人の価値観を押し付けないで欲しいね。ムカつくけど聞き流すよ』
『もう男とか女とかいうのが古いわ』
『男とか女とか古い価値観すぎて、相手にする必要ないわ』
投稿したママに男の子はスポーツをするべきと価値観を押し付けてきたママに対しては、考えが古いという厳しい意見がありました。男だから、あるいは女だからという考えは薄れてきていますよね。価値観の強要は聞き流してもいいのでは? とママたちは考えているようです。
性別によって職業を固定化する流れは少なくなりそう。時代の変化をキャッチして子育てに活かして!
男の子が台所に立って料理をしたりお菓子を作ることに関しては、うらやましいというポジティブな感想が寄せられました。一方で男性はスポーツをすべきだ、という価値観については否定的なコメントが寄せられています。例えば保母さんや看護婦さんという女性ならではと考えられていた職業がすでに保育士さん、看護師さんという男女の垣根のない呼び方になっていますよね。これらの例に限らず時代の変化にともなって性別によって職業を固定化する流れはこれからも少なくなっていくのではないでしょうか。時代の変化に遅れることのないように情報をキャッチしながら子育てに生かしていきたいですね。
文・こもも 編集・しのむ イラスト・はなめがね
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