YouTuberや元野球選手まで!「イクメン オブ ザ イヤー 2019」が10月15日に開催!
毎年10月19日は「イクメンの日」。その年最も育児を楽しみ、頑張ったパパに送られる「イクメン オブ ザ イヤー」は、2019年で9回目となります。
2019年に受賞したのは5名。「イクメン一般選出部門」には現在4児のパパであり、俳優として活躍する杉浦太陽さん、「イクメンスポーツ部門」には元野球選手・監督の高橋由伸さんが、「イクメン芸人部門」にはアンガールズの山根良顕さん、「知育メン部門」にはNON STYLEの石田明さん、そして今回初の部門となる「イクメン動画クリエーター部門」にYouTuberのSEIKINさんが選ばれました。芸能人、タレントとして活躍する受賞者たちの、普段とは違うパパとしての一面を語っていただきました。
杉浦太陽さん「子どもが野菜好きになる秘訣は“家庭菜園”のおかげ」
9年間で3度目の受賞となった杉浦太陽さんは現在、小学6年生、3年生、1年生のお子さんのほかに、新たに誕生した0歳のお子さんの育児にも奮闘中。
「我が家の太陽は、妻です。妻があっての家族なので、感謝しています」とコメント。「今は家族全員で畑づくりに夢中。この夏は、トマトやズッキーニなどを作って食べました。子どもたちは自分たちで育てた野菜なので、どの野菜もおいしいといって食べます。おかげで好き嫌いはありません」とコメント。お子さんはもちろんのこと、奥様でタレントの辻希美さんへの感謝の気持ちが伝わるスピーチでした。
SEIKINさん「将来子どもがYouTuberになりたいといったら、全力で応援します」
2019年から新設された動画クリエーター部門を受賞したYouTuberのSEIKINさんは、1歳になる息子さん「チビキン」の動画をたびたびYouTubeにアップしています。
「自宅スタジオにはカメラやパソコンの機材がたくさんあり、子どもはすでに機材でも遊んでいます。ほかにも公園や山、川などで一緒に遊ぶこともあります」といいます。「将来子どもがYouTuberになりたいといったら?」という質問には、「本人がやりたいことなら、全力で応援します。ノウハウはあるので(笑)」と語りました。SEIKINさんとチビキンさんの親子YouTuberの誕生が楽しみですね。
高橋由伸さん「スポーツが得意なかっこいいパパ」の顔
2018年シーズン限りで読売巨人軍の監督を引退した高橋由伸さんは、「やっと家族でゆっくり過ごせる時間ができました。これまでシーズン中はほとんどどこにも行けなかったけど、今年の夏は初めて家族でハワイ旅行に行けました」と嬉しそうに報告。子どもたちにはスポーツの楽しさを伝えたいと、親子でゴルフに挑戦したり、バッティングセンターで一緒に練習したりしたことを語り、スポーツで活躍するかっこいいパパとしての顔を見せてくれました。
NON STYLE石田明さん「双子は子ども同士で仲良く遊んでくれる」
「子どもは(受賞賞品として受け取った)‟アンパンマン くみたて DIY シリーズ“が大好き。ねじをたくさん集めてフライパンで炒めて遊ぶのは子どもならではの発想だと思います」。ママのやることをよく見ていますね。「双子育児は大変?」と聞かれると「子ども同士で仲良く遊んでくれるから、ラクなところもあります」と双子ならではのエピソードを披露しました。
アンガールズ山根良顕さん「子どもが違うことをいっても、間違っているよとはいわない」
「芸人部門」を受賞したアンガールズ山根さんは、自身のインスタで子どもとの写真をたびたびアップ。子育ての秘訣については「答えを言わないこと。もし子どもが違うことをいっても、間違っているよとはいわない。そうかもしれないね。パパはこう思うよ」と伝えていると発言。アンガールズの鉄板ネタ「ジャンガジャンガ」をやっても、子どもには滑ると苦笑いをしていました。お子さんがパパのネタで笑うようになるには、もう少しかかりそうですね(笑)。
パパとしての自分に点数をつけるなら……受賞者たちの自己採点の結果は?
「もしパパとして自分自身に点数をつけるのなら?」と聞かれると、杉浦太陽さんは「パパにかけて88点」とコメント。「100点満点を目指すと自分がつらくなってしまうので」といいつつも、息子さんからは「一億点」の点数をもらったと顔をほころばせました。
NON STYLE石田さんは、「60点ですかね。奥さんからは、大きな子どもが増えたと思われているかも」。石田さんにライバル心を燃やしたアンガールズ山根さんは、「石田さんに勝ちたいから、1点上の61点。奥さんからは、夫として55点くらいだと思われていそう」と控えめに答えていました。山根さん自身は自身の評価を平均点よりも低くしていましたが、奥様からしたらもっと高いかもしれませんね。
「イクメンスピーチ甲子園2019」では公募で選ばれた一般のパパたちがスピーチ
当日はイクメン オブ ザ イヤーのほかにも、厚生労働省「イクメンスピーチ甲子園2019」が行われました。イクメンスピーチ甲子園2019とは、一般人から公募を募り、育児を積極的に行う男性を応援するイベント。選考を通過した3名のパパが公開スピーチにて、育児についての思いを語りました。「子育て中のハプニングもイレギュラーの出来事も、ネタと思えば楽しめるようになった」「子育てにかかわることで、定時帰宅+リモートワークを活用するなど働き方を変えるキッカケになった」「子どもと一緒にいることで、知り合いが増えて世界が広がった」など、仕事と育児に奮闘するパパの思いが語られました。
「イクメン オブ ザ イヤー 2019」「イクメンスピーチ甲子園2019」を受賞されたパパたち、改めて受賞おめでとうございます。これからもステキなパパとして活躍を期待しています。
取材、文・長瀬由利子