いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

40周年を迎えた童話「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズ、横山だいすけさんによる朗読ミュージカルも

※2019年10月時点の情報です。

アッチ_アッチとドッチのフルーツポンチ_

子ども向け童話「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズは、今年で40周年を迎えます。児童文学作家・角野栄子さんが紡ぎ出す楽しいストーリーは、長年にわたって読んでいる子どもたちをワクワクさせ続けてくれました。このたび40周年を記念して、”だいすけお兄さん”こと横山だいすけさん主演による「おばけのアッチ リーディングミュージカル」の上演も決定。ママたちも懐かしい本の世界へ、子どもたちと一緒に引き込まれてみてはいかがでしょうか?

小さなおばけたちが活躍して40年!

今やロングセラーとなった「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズは、1979年に出版されたアッチとエッちゃんの物語『スパゲッティがたべたいよう』からスタートしました。以降『ハンバーグつくろうよ』『カレーライスはこわいぞ』と続き、シリーズは『おばけのコッチピピピ』や『おばけのソッチぞびぞびぞー』などと登場人物や舞台を広げていくことに。角野栄子さんのライフワークとして毎年新刊が発表されており、2019年8月には最新刊『アッチとドッチのフルーツポンチ』も発売されました。
レストランの屋根裏に住んでいる、食いしん坊のおばけ「アッチ」。とこやさんに住んでいる、おしゃれなおばけ「コッチ」。あめやさんのおばあちゃんと暮らしている、歌の好きなおばけ「ソッチ」。小さなおばけたちの周りにはいつもドキドキとワクワクがいっぱい! 魅力的なキャラクターと自由な発想のストーリーは、親から子へと世代を超えて読み継がれていることでしょう。アッチのなかよし「エッちゃん」や、いたずらな双子のねずみ「チとキ」、のらねこ「ボン」……。子どもの頃、物語に出てくるキャラクターに自分を重ね合わせて読んでいたママもいるかもしれませんね。
シリーズはおおよそ幼児から小学校低学年のお子さん向けとなっています。はずむような文章は声に出すと楽しく、3歳ごろからの読み聞かせにぴったり。ふりがなつきで読みやすい大きな文字と挿絵で、自分で読むなら5歳ごろからが目安となっています。もちろん大好きな本の世界は、いくつであっても年齢に関わらず楽しみたいもの。角野栄子さんも40周年を記念して公開された動画のなかで、すっかり大人になった読者に向けて「もう一度子どもたちと一緒に、アッチの世界に遊びに来て下さい」と呼びかけてくれていますよ。

横山だいすけさん主演の朗読ミュージカルも

sub1

現在はシリーズ40周年を記念して、ブックワゴン「おばけのアッチのほんだな」が全国を巡回中。立体作品やぬいぐるみが展示されているほかシリーズ本も読み放題で、さらに多くの子どもが小さなおばけたちと出会うことができそうです。またコラボメニューが提供される「おばけのアッチCafé」や朗読劇「おばけのアッチ リーディングミュージカル」など、楽しい企画も続々登場しています。
11月9日(土)に東京・町田市民ホールで上演されるのは「おばけのアッチ リーディングミュージカル 〜本の世界に飛び込んでアッチと遊ぼう! アッチと歌おう! 〜」。主演は横山だいすけさんです。リーディングミュージカルとはお話の朗読をベースに演じられるミュージカルのこと。舞台上には映像を映し出すスクリーンのほか、キャストの皆さんとピアノ・ヴァイオリン・ギター生演奏の楽器奏者たちがならび、言葉と音楽の力で本の世界が表現されるそうです。アッチが絵本の世界をとびだして、見ている子どもたちのイマジネーションをふくらませてくれますよ。
小さなおばけたちの楽しい物語はこれからも子どもたちを魅了し続けていくことでしょう。よろしければママたちも懐かしい本をまた手にとって、アッチ・コッチ・ソッチたちの40周年を一緒にお祝いしてくださいね!

文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ

関連記事

子どもたちが一斉にむらがる絵本!新感覚の絵探し絵本『むれ』
子育てをしていて感じることのある「うちの子、まわりとは違うかも」という漠然とした不安。うちの子はうちの子でいいと思いつつも、つい周りの子と比べてしまっては不安になる、というママもいらっしゃるの...