「子どもの反抗期がひどくて、20歳になった今“感謝の手紙”で喜べない」ママの本音とは
中学生になる頃は、思春期を迎えて親に対し反抗することも増えてくる時期でしょう。しかし反抗期だからといっても、きつい言動はママの心の中でつらい思い出として、しこりのように残ってしまうこともあるのではないでしょうか。ある投稿者は、20歳になった子どもに感謝の手紙をもらったのだけれど素直に喜ぶことができないと相談しています。
『子どもの反抗期がひどすぎて、今さら子どもから感謝の手紙を貰っても喜べなかった。中学からの反抗期がひどすぎて、私の育て方が悪いんだろうかとか悩みまくって、疲れきってしまい、でも責任だからと育ててきました。先日、子どもの20歳の誕生日だったのだけれど、週末に帰省してきて、手紙を貰った。「反抗期ごめんね」みたいなこと書いてあるけど、正直、あの頃を思い出すと心が無になってしまい、喜べなかった』
子どもの反抗期の頃を思い出すと“心が無”になるという投稿者さん。ママというよりも、ひとりの人間が率直に抱いてしまう嫌悪感を包み隠さず投稿してくれた投稿者さんに、たくさんのママからコメントが集まっているのでご紹介します。
“心が無”になるほど大変だった気持ちが分かる
『綺麗に終わらせようとするなよ! って思っちゃうかもなぁ』
『それだけ大変だったんだと思う。本当にお疲れ様。しっかり向き合ったからこそ辛かったんだと思う』
『お母さん、面白い! でも、これが本音なのだろうね。人間らしくて良いとおもう』
『投稿者の気持ちわかる! 誰にも言えないくらいありえないこと言われたからわかってあげたくても、こっちも人間だからね』
投稿者さんが子どもに対して抱くつらい感情を代弁してくれたママたちのコメントです。「綺麗に終わらせようとするな」「ママも人間だから」など、ママだって必ずしも子どもの全ての行動を許せるわけではないというコメントが集まりました。
辛い時期があったのなら現時点では素直に喜べなくてもしょうがない
『お疲れさま! 人間だもの、喜べなくても仕方ないよ。それだけつらかったんだろうし』
『喜ばなくても無でもいいよ、親として責任は果たしたんだから。それに反抗期は酷くても、結果反省して感謝の手紙を書いてくる子どもに育てた投稿者は凄いじゃん。投稿者の育児は間違っていないと思うよ』
『いつ反抗期が終わったのか分からないけど、まだ数年だよね? 投稿者もやっと少し落ち着いたくらいだと、まだまだ“あの反抗期も今じゃ懐かしい思い出”とは思えないよね。また5年くらいしたら、また変わるかもよ!』
成人した子どもに「感謝の手紙をもらったからといって、喜ばないといけないわけではない」というコメントも。それだけ投稿者さんが子どもの反抗期につらい思いをしたのが分かりますね。「今すぐには無理でも、もう少し時間が経って感謝の手紙を読み返せばママの気持ちも今とは違うかも」といったコメントもありました。ママが子どもの反抗期を心から子育ての思い出のように思える心境に至るには、もう少し時間が必要なのかもしれませんね。
でも、子どもの反省した気持ちは受け止めてあげて
『お子さん、ずーっと反省していたんだろうね。きっかけがなくて、なかなか言えなかったんだと思う。でも投稿者さんも本当つらかったんだね。成長過程とはいえ、なかなかキツイよね反抗期って。親も』
『そんなに悩まされ続けた子があのときの自分を悔いて、勇気を出して謝罪したんだよ。親として何か汲み取ってあげて。うちも絶賛反抗期中の息子が居るけど、今は投稿者さんのお子さんのような反省と感謝を伝えてくれる日が来るとは到底思えない……そんな日が来るといいな……』
『子は親を犠牲にしてワンステップ大人になったんでしょうね。お疲れ様でした』
もしかしたらお子さんは、反抗期にママにしてしまった言動を後悔しているかもしれません。ずっと謝りたいと気に病んでいたのかもしれないし、感謝の手紙を書くことで自分がママを愛していることを知ってもらいたかったのかもしれません。そのため、「ママが感謝の手紙を素直に喜べないとしても、感謝の手紙を書いた子どもの気持ちは受け止めてあげてほしい」というコメントもありました。
「子は親を犠牲にすることで大人へとステップアップした」というコメントがありましたが、まさにその通りなのかもしれませんね。きちんと感謝と謝罪ができる人に育ったのは、投稿者さんの頑張りに違いないでしょう。反省をし、感謝の気持ちを伝えられる素敵な大人に育ったことに自信をもって、時間をかけてもっと良い親子関係を築いていけると良いですね。
文・物江窓香 編集・横内みか
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