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夫の海外赴任が決まった!家族が同行するしないの決め手はどこ?

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「会社から内示があって、海外に行くことになったよ」夫から突然、海外赴任を告げられたら、あなたならどうしますか? 実は筆者も、約20年前にそう告げられたひとり。以来、3度の海外勤務に同行しました。

初めての海外赴任は、とにかくわからないことだらけ。何よりもまず、夫と一緒に家族も行くのか、それとも夫に単身赴任してもらうのか考える必要があります。自分や家族もついて行くかどうかを判断するため、また不安を払しょくするためにも、情報を集めることが大切です。

情報集めは、インターネットも駆使して幅広く

筆者が初めて海外赴任する夫に同行したときは、まだインターネットがそれほど普及していない頃でしたので、ほとんど情報がないまま現地入りしました。今は、翻訳機能を使えば、現地のホームページでさえも読める時代。直接知り合いに尋ねる以外にも、積極的にインターネットを活用しない手はありません。

赴任先の国の事情を調べる

治安などの海外情勢は、ニュースである程度わかりますし、旅行であればガイドブックの情報で十分かもしれません。ですが、実際に暮らしている人の様子や、いざ生活するとなったときに必要な情報は、現地で暮らした経験がないとなかなかわからないもの。

もし、前任のかたがいらっしゃれば、直接お話を聴くのがよいと思います。ただ話を聴く相手が男性の場合、会社に関することには詳しくても、生活に根付いたことには疎いケースもあります。できれば前任者のご家族からも話を聴けるといいですね。

また、駐在経験のある方や現地在住の方のブログやホームページ、あるいは海外赴任に関する日本人コミュニティは、リアルな情報が手に入りやすいのでおすすめです。筆者の場合、赴任先の国の日本人コミュニティが現地の公立学校の詳細をホームページで紹介していたので、子どもの教育環境に配慮して住まいを決めるのにとても役立ちました。

子どもの教育環境をチェック

子どもの教育環境に関する情報収集も欠かせません。年齢に応じて、赴任先でどういった幼稚園や学校を選ぶか考える必要があります。たとえば、日本人の多い地域でしたら、日本語幼稚園や日本人学校がありますので、現地の学校・インターナショナルスクールも含め、選択肢が広がります。一方、日本語幼稚園や日本人学校がない場合は現地の学校、もしくはインターナショナルスクールから選ぶことになるでしょう。

日本国内には帰国生の親の会などがあり、赴任前から帰国後のことまで、幅広く情報を提供されていますので、問い合わせてみるのもいいかもしれません。

学習面だけでなく、子どもの特性を考慮して学び舎を選択する

さらには言語の問題もあります。たとえば英語圏の場合、現地校に通わせれば自然と英語が身につくかといえば、必ずしもそうではないようです。子どもの年齢や日本語の定着状況によっては、英語も日本語も中途半端になってしまう可能性も。

また、お子さんの順応性が高ければ、日本人のいない環境でもなじむのが早く、言語の習得も比較的スムーズに進むかもしれませんが、環境の変化に敏感なお子さんの場合、比較的変化の緩やかな日本人の多い環境に身を置くほうがいい場合もあるように思います。「英語が身につくから」といった学習面の理由だけではなく、お子さんの適性をよく見て、学校を決めることができるとよいですね。

なお、情報集めの際には、情報発信者の主観的な意見をうのみにしすぎないこと。さまざまな捉え方をする人がいることを念頭に置いたうえで情報収集をしましょう。

情報収集とともに大切にしたいこと

事前の情報収集も大切ですが、実は、ほかにも筆者が大切にしてきたことがありました。あくまで筆者の経験に基づくものですが、参考までに、いくつか挙げてみましょう。

帰国の時期は、柔軟に対応できるようにしておく

事前に海外赴任の任期が決まっていても、社会情勢や会社からの指示で急に帰国になることもありますし、家庭の事情などで急遽帰国せざるを得なくなることもあるでしょう。「こんなはずではなかった」と思い悩んでしまうと、海外生活そのものが色あせてしまうことに。いつどのタイミングで帰国になるかわからないということを、ある程度、予測しておくのはおすすめです。

「いざとなったら帰ればいい」という選択肢をお守りに

特に海外での生活が始まってしばらくは、ママは子どものサポートや引っ越し疲れなどが重なり、ふさぎこんでしまうことも。そんなときは、ひとりで抱え込まず、相談できる相手がいれば積極的に相談しましょう。また「いざとなったら帰ればいいんだから」と、日本に帰る選択権を自分でもっておくのもよいのではないでしょうか。

夫婦でよく話し合うこと

夫が海外赴任する前に、夫婦がお互いの意向を本音で話し合っておくことは、今後の夫婦関係すら左右すると言っても過言ではありません。夫の仕事次第では、思っていたほど協力を得られないかもしれませんし、逆に海外に行ったことで、家族の時間が増えることも考えられますよね。慣れない海外生活に家族での協力は不可欠ですから、不安なことも含め話し合っておくことをおすすめします。

ママが笑顔でいられたらなんとかなる

もうずいぶん前の話ですが、筆者は3人の子どもを連れて、夫より半年遅れで赴任先の海外に引っ越しました。引っ越して2か月後、筆者はインフルエンザにかかってしまい約2か月間寝込んだことがあります。

体調の悪い筆者に代わり、子どもの世話から家事、仕事、すべてを一手に引き受けないといけなくなった夫はいっぱいいっぱいになり、あわや家庭崩壊寸前。私が寝込んでしまったことにより、特に精神的に参ってしまったようです。あのときほど、自分の存在がどれだけ家庭の基盤になっているか痛感したことはありません。

筆者の3度の海外生活はトータルで10年を超えましたが、その中でも、一番感じたのは「ママが笑顔でいられたらなんとかなる」ということ。

夫の海外赴任への同行を選択するのか、国内に残る選択をするのか。どちらを選ぶにしても、振り返ったときに「この選択でよかった」と思えるかどうかは、ママが笑顔でいられたかどうかとイコールのような気がします。夫婦で納得して、ベストな選択ができるといいですね。

文・岩崎幸恵  編集・一ノ瀬奈津

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