子ども同士のいざこざ。「こっちに来るな」と言われた娘にママができることは?
小学生の子どもを持つママさんから、ママスタコミュニティに相談が寄せられました。内容は、子どもが受けている”仲間はずれ”についてです。投稿者の子どもが通う学校は小規模で、同性の同級生は3人。投稿者の子ども1人だけが仲間はずれのような状態になってしまうようです。
実は筆者も田舎に住んでいるので小学校は規模が小さく、子どもが小学校のときには同性の同級生は投稿者と同じ3人でした。仲間はずれとまではいかなかったのですが、やはり友達関係で悩むこともありましたね。ママスタコミュニティのコメントにも、他のママさんからのアドバイスが寄せられています。筆者自身も子どもの小学生時代を思い出しながら、コメントを見ていきます。
担任が頼り。まずは相談してみて
『お互いひとりになりたくないから一緒にいて、娘さんを仲間はずれにしているという感じですね。少人数だと他の子と仲良くしたら? とは言えないし、3人は辛いですね。担任がうまく誘導して仲間に入れてくれればいいんだけど……』
『奇数は2対1になりがちですよね。担任にそれとなく相談してみたら?』
担任は、子どもたちの人間関係を把握しているはずなので、まずは担任に相談してみるのがいいのではないでしょうか。そんなママさんたちのアドバイスもあり、投稿者は担任に相談することを決めたようです。
『今までは先生に言わないでと言ってたのですが、次の懇談で話してみて欲しいと子どもに言われたので、先生に相談してみようと思います』
習いごとなどで学校の外でも友達はできることを伝える
『習いごととかはしていないの? 学校で何かあっても習い事の友達がいる。学校だけが生きる世界じゃないと伝えてるよ』
学校以外で習いごとをしていると、そこでの友達もできますよね。筆者の子どもはスポーツクラブに所属していたのですが、そこで友達をつくっていました。学校以外になると、学校の友達とは違う新鮮さがあるようですね。ただ、投稿者の場合には住んでいる場所の事情で、習いごとでも友達は作りにくいようです。
『4年近く習いごとはしていて、そこでの友達も何人かはいます。住んでいる所が田舎なので習いごとの場所まで1時間かかります。そのため子どもだけで別の日に集まって遊んだり、連絡をとったり、親同士交流はない状況です』
小規模のメリット!?学年関係なしで学校全体で遊ぶ
『他の学年の子も一緒に遊ぶのが日常的じゃないの?』
小規模の学校の場合、学年を超えて学校全体で遊んだりすることも多いようです。友達は同級生だけじゃないことを我が子に伝えてあげるのもいいかもしれません。低学年は高学年を見習い、高学年は低学年の面倒を見るなど、同級生だけでは経験できない関係性もつくることができそうですね。
本当の友達なら「こっち来るな」なんて言わない
『そんなことする子は本当の友達じゃないですよね』
『適当につき合えと伝える』
もし本当の友達ならば、「こっちに来るな」という乱暴な言葉は使わないはずというコメントもありました。何かの拍子に言ってしまったとしても、すぐに反省をして謝るのではないでしょうか。相手次第では、無理に仲良くしようとせず、適当に付き合うように促すのも手かもしれません。
学校の規模が大きければ大きいなりに問題があり、小さければ小さいなりに違う問題が出てきます。今回の投稿のように児童の人数が少ないからこその仲間はずれの場合には、他の友達と遊ぶのも難しく、投稿者が悩む気持ちもわかります。でも、子どもが中学校、高校と進む中で新しい友達ができて、小学校のときとはひと味違う楽しい生活が待っているかもしれません。投稿してくれたママには、子どもが成長と共に新しい友達を作っていくのを支えて欲しいです。
文・こもも 編集・Natsu
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