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義妹への出産祝いをあげたくない。ママたちが選ぶ答えとは?

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自分の甥っ子姪っ子が誕生したらそれはもう、うれしいものですよね。たとえそれが義理の甥っ子姪っ子だったとしても、赤ちゃんがかわいいことに変わりはないでしょう。
ママスタコミュニティで見つけたのは義妹に最近赤ちゃんが誕生したという、とあるママからの投稿でした。義理であれきょうだいの家庭で出産があれば、一般的にはお祝いを贈ることが多いでしょう。しかしこのママは「あげたくない」というのです。

お祝いをもらっていない我が家に、催促が。なんでうちだけ?

投稿主さんが「あげたくない」と思ってしまうのには、理由がありました。

『昨日夫を通して、義妹が先日出産したことを知りました。義母から「お祝いはあげないの?」と、LINEが来たそうです。我が家には子どもがふたりいますが、どちらの出産のときもいっさいお祝いはもらっていません。顔を見に来たこともありません。あげたくないです。モヤモヤします。「お祝いの話をそっちからするの?」という気持ちで、いっぱいです。みなさんなら、あげますか? まぁ夫があげるつもりらしいので、あげることになるんでしょうけど』

それはたしかにモヤモヤしますね。投稿を読んだママたちがさらに驚いたのは、お祝いをくれなかったのは、義妹だけではなかったことです。

『当時、義妹はシングルマザーでした。なので義妹がくれなかったのはよしとしても、義両親からもいっさいお祝いはもらっていません』

この投稿に寄せられた反応は、すべて「自分だとしてもあげたくない」というものでした。だから「あげない!」というはっきりした意見も。

『あげなくていいよ。どうせ内祝いも返ってこないだろうし。今後も投稿主さんの子どもにはなにもなしで、義妹の子どものお祝いはなにかと催促されるよ。今年だけでもお宮参り、お食い初め、誕生日、クリスマス、初節句。そのたびに催促されるよ』

『そんなお祝いなんて、したくないよね。義母が催促してくるのも変な話。「お兄ちゃんなんだから」っていうのもあるんだろうけど、お互い家庭を持った今はもう違うでしょ。ダンナさんには「うちはいっさいお祝いしてもらってないけどね」ってきつく言っておけばいい。お祝儀だけダンナさんに持たせて、投稿主さんは行かなければいいと思う。赤子の顔も見に行かない』

「お祝いのやり取りはしない家風かと」この際はっきり伝えては?

「あげたくない」投稿主さんと、「あげたい」ダンナさん。さらに「ほしい」義家族。このアンバランスな構図を正すため、「こうしてみてはどうか?」という提案も寄せられました。

『ダンナが個人的にあげればよろしい。家計からは出さない。どうせ内祝いもよこしてこないよ』

『子どもがもう着なくなった、お古の洋服でもあげたら?』

『激安ベビー服のセール品を買って、自分で包装する。さらに我が子からの手紙でもつけとけば、完璧』

はっきり言葉に出して伝えるという案も、多くありました。

『ダンナには「えっ! あげるの? なにももらってないから、そういうやり取りはしない家だと思ってた。うちからだけあげたら”普通は”気を使っちゃうじゃないかな」って言う』

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『義母にはダンナから「そっちからなにひとつもらってないのに、こっちからあげると義妹によけいな気を使わせると思ってさ」と、言ってもらう』

『義母に電話して、「すみませーん! うちの子のときには義妹ちゃんからも義母さんからもいただいてなかったので、お祝いとかはしない家系なのかと思ってたんですが?」って言う』

実際にこんな家庭もあるそうです。

『我が家はきょうだい同士ではお祝いやお返しがわずらわしいから、やめようという話になっている。それぞれの子どもの年齢や人数でごちゃごちゃするのも、イヤだし。投稿主さんもご主人や義妹に、「そういう取り決めがあるんだと思っていた」って言っておけばいいよ。それでもあげるのなら、義親にも義妹にも「もらっていないけど、あげますよ」とはっきり伝える。貸しを作るつもりで』

それでもあげたほうがいいかもしれない、いくつかの理由

気持ちとしては「あげたくない」。それでも「あげる」という意見も少数ながらありました。

『大人として常識として、形だけでもあげておけば? モヤモヤする気持ちはわかるけど義妹がくれなかったから自分もあげたくないというのは、常識のない義家族と同じになるってことだよ。私ならなにかあったときに「うちはちゃんとしてましたけど?」って言えるように、なにごともちゃんとしておく。つまらないことで相手に突っ込まれたくない』

『渡しておけば間違いない。やることさえやっておけば、文句を言われる筋合いはないから。納得いかないけどさ、ニコッと笑って渡しておいたらいいよ』

『私はあげる。品物なら熨斗つけて、現金ならお祝い袋に入れて。もちろん紅白蝶結の水引で、ダンナ名義で。あげないと非常識な義家族と、同等な人になっちゃうから。ただ義母には「うちの子たちのときはなかったので、○○家はきょうだい間でのお祝いやり取りはしない家だと思っていました」「○○家に合わせてしなくてよいと思っていました」とは言っておく』

あげたくない気持ちをぐっと飲み込んで、あげておく。たしかにこれがもっとも大人の対応、さらに今後のトラブルを避けるベストな方法かもしれません。

『その状況ならお祝いしたくないですが、ダンナからということでお祝いします。することをしておけば、あとは疎遠でもいいかと。私からすると顔も見にこないとか、あまり関わってこないのはうらやましいです』

こうした意見もありました。たしかに義家族との今後のおつきあいを考えてしまいそうなできごとですよね。

あげたくないのは山々でしょうが、「赤ちゃんの誕生は喜ばしいこと」「ちゃんと大人のマナーを身につけたママでありたい」「あとでグチグチ言われたくない」と、あれこれ考えればあげておくほうが得策かも。ダンナさんに恩を売っておくこともできますね。ちょっとした金額でこれらがすべてクリアになるなら、考えようによっては安い出費……かもしれませんね。

文・鈴木麻子 編集・しのむ イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
義妹へのお祝い、、あげたくない