スープを「熱いから気を付けてね」と出したら義妹に「ふつう冷ましてから出さない?」と言われた……。子どものスープを冷ますのは誰の役目?
子どもがいると、料理を冷ましてあげたり切ってあげたりと、食べるまでにいろいろな手順が必要になりますよね。レストランに行くとあらかじめ食材をカットしてくれるところもありますが、温かいスープを頼んで冷ましてから持ってきてくれるところはあまりないかもしれません。ある投稿者は家で義妹と義妹の子どもに温かいスープを出したらこんなことを言われたそうです。
『熱いスープを「熱いから気を付けてねー」と出したら義妹に「ふつう冷ましてから出さない?」と言われた。そんな暇ないし。子どもの分の熱さ調節は親がやれと思うんだけどどう思う?』
レストランではお願いすれば冷ましてくれるところもあるかもしれません。しかし自宅はレストランと同じ対応はできません。温かいスープを子どもに出すときは冷ましてからだすものなのか、親がいるなら親が温度調整をしてあげるものではないのかという投稿者の問いにママたちからコメントが寄せられているのでご紹介します。
熱いスープは熱いまま出す?冷まして出す?
みなんさんがもしも自分の家で料理を作った場合、子どもに熱いスープは熱いまま出しますか? それとも冷まして出すのでしょうか。
『レストランだって熱いじゃん。普通、冷めた食事なんてださないよね』
『うざーい。自分でやれよと思う』
『冷まして出しません。投稿者が普通』
『「ふつう冷まして出さないよ」と一蹴する』
『えぇ~? 冷製スープじゃないのに?』
レストランでも熱い料理は温かいまま出てくるため、そのまま食卓に出すというコメントが相次ぎました。冷製スープでなければ冷まさずに熱いまま出す、というママは少なくないようです。
子どものためにスープを冷ますのは親の役目?作り手の役目?
大人には熱い料理はそのまま出すとしても、子どもには冷ましてから出す方が良いのでしょうか? それとも、熱い料理を冷ますのは親の役目なのでしょうか。この議題に関しては意見が分かれました。
作り手の役目だと思う
『私は、自分の子のときは冷まして出しているから。同じように冷まして出すよ?』
『火傷するといけないから冷まして出すよね』
『小さい子なら少し冷ましてから出すわ』
『子どもの分なら少し冷まして温いくらいの出すよ。大人は熱いもの』
自分の子どもに冷ますならついでに義姉の子どもの分も冷ます、火傷をしないように少し冷めてから出すなどの工夫をしている方もいるようです。作り手の子どもに対する思いやりなのかもしれませんね。
親の役目だと思う
『そんなの親が冷ましてやれよってのが本音。自分の子どもの分を冷ますなら、年齢が近ければ同じ物を出すけど。小学校高学年なら熱いまま出すよ』
『親がやればいいと思うわ』
『取り分けの器を出して「ママが冷ましてあげてね」だわ』
『子に飲ますスープをやけどしないように冷ますのは母親がやる範疇だわ。義妹がおかしい』
『親がそばにいたんだよね? なら親であるお前が温度くらい見ろよって思うよ』
熱いものを冷ますのは親の役目だというコメントもありました。子どもの年齢やその家庭それぞれのやり方によってどのくらい冷ますべきなのか分からないことが大きな理由なようです。
料理を作ってくれた人に文句をいうのは失礼
『熱々だとしても、出してくれた人に文句を言ったりはしないよね』
『そういう人は、冷まして出しても文句を言うよ! それぞれの親が冷ましてやればいい!』
『冷まして出したら、冷めていて美味しくないって言いそう』
『熱いものを冷まさずに出されて不快だと思えば、自分が「冷まして出す人」になれば良いだけ。食事を出してもらっているのだから文句は控える』
ただスープを冷ましてから出す人も熱いまま出す人も「料理を作ってくれた人に文句をいうのは失礼」だとコメントしています。熱いまま出されたら冷ませばよいし、冷めてから出してもらったら感謝の言葉を伝えれば良いだけではないでしょうか。作り手に文句を言う義妹に非難のコメントが相次いでしまうのは、配慮と感謝の気持ちが欠けていたからなのかもしれませんね。
文・物江窓香 編集・しのむ イラスト・カヲルーン