「産後カルタ」はママよりも子どもたちが夢中!?児童館でイベント開催しました
「明日こそは優しい母にと誓う夜」「何回目? ママは飽きたなその絵本」「お外ではやめてくださいおっぱいコール」など、出産&育児エピソードを現役ママたちがカルタ形式で詠んだ『産後カルタ』。ママスタ初の書籍化『産後カルタ~あるある!これがリアルなママライフ~』(ぴあ出版)を記念して、先日児童館でリアル産後カルタ大会を行ってきました。意外なことに、このカルタに夢中になったのは……。
ママたちのリアルな産後生活がカルタに
ママの泣ける、笑える、そんな気持ちをさまざまな作家が代わる代わる連載していく人気のSNS企画「#産後カルタ」。子育てあるあるを描いた「50音 産後カルタ」や、産前産後の理想と現実のギャップを描いた「産前産後ギャップカルタ」、「旦那カルタ」など、書籍に掲載したものだけでも400作以上あります。その中から今回は厳選した数十枚を選んで、「産後カルタ」会を実施しました。
子育て中のママたちと一緒に児童館でイベントを実施
「産後カルタ」会を実施したのは、板橋区にある「CAP’Sしらさぎ児童館」。7月のある雨の降る午後、ママスタセレクトスタッフ数名で児童館を訪れ「産後カルタ」会を実施しました。児童館に集まったのは、0歳から5歳くらいまでの子どもとママたち。雨のため少人数での開催となりましたが、参加したママも子どもたちもみんな笑顔で楽しんでくれました。
参加したのは0歳~5歳くらいの子どもとママ
今回のイベントのために特別に作った産後カルタを、子どもたちに手伝ってもらいながら床に並べていざスタート。2歳、3歳の小さな子どもたちも参加するので、文字が読めないためママたちと一緒にカルタを選んで取るかと思いきや、意外にも夢中になったのはママよりも子どもたち!
「文字が読めないのにどうやってカルタを取るの?」と思うかもしれませんが、実はこの手作りカルタには、文字とイラストが一緒にプリントしてあるのです。そのため読み札に描かれているイラストを見て、床に置かれたカードから同じイラストを見つけて取っていました。みんなカードを見つけるのに真剣。ママたちが横からどこにカードがあるかヒントを伝えてあげていました。イラストを見て同じものを探すというカルタなら、文字が読めない小さな子たちでも十分楽しめるのが、産後カルタの魅力の1つ。
ママたちが気になった1枚はコチラ
ところで、「産後カルタ」会に参加したママたちは、どんなカルタが気になったのでしょうか。
『「やすんでも 疲れが取れない 今日このごろ」
私はまさにコレ。毎日疲れが取れないまま、どんどん貯まっていく感じがします』
『「あらぶるおっぱいよ 鎮まりたまえ!」
妊娠中から胸が張ってきたいのですが、出産後は母乳でパンパンになって、大変でした』
『「産後なの? 絶対おかしい その体型」
産後なのに体型がスッキリしている人を見ると、「本当に同じ産後?」と思ってしまいます』
子育ては楽しい反面、大変なこともたくさんあります。子育てをがんばるママ同士、お互いがんばりましょう!
産後カルタは毎日インスタで更新中
現在、ママスタの漫画専門アカウント(@mamastar_manga)では、毎日「産後カルタ」を更新しています。産後のママはもちろんのこと、これからママになる人たち、「子どもが生まれたばかりの頃が懐かしい」というママたちも、一度ママスタのインスタグラムをのぞいてみてください。「これ、わかる~」という一枚が見つかるかも。
取材、文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ