遊ばなくなったおもちゃはどうしてますか?処分することを拒む子どもへの対策
年々増える一方の子どものおもちゃ。でも小学校に入れば、これまで遊んでいたおもちゃから卒業するというお子さんも増えてきます。もう遊ばないからとおもちゃを処分しようとすると、お子さんが拒否することはありませんか?
『小学2年生になり、おもちゃで遊ぶことも少なくなってきました。遊ばないおもちゃを「処分して!」と言ってもまだ使うというので全然片付きません』
今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、片付かないおもちゃに困っているママからでした。ママから見たらもういらなくなったおもちゃでも、子どもたちにとっては違うのでしょうか。
遊ばなくなったおもちゃを処分したい!
『勝手に処分すると、急に思い出すので、子どもが納得するような方法ってありますか?』
遊ばないなら処分したいママvs捨ててほしくない子ども。この対決は皆さん一度は経験があるかもしれませんね。しかしおもちゃを置いておけるスペースは無限ではありません。もう遊ばないのであれば処分したいというママの気持ちはよくわかります。
さて、どのような方法を取れば、この勝負を穏便に終わらせることができるのでしょう?
”処分したくない”を解決させたママたちの行動
ママたちが普段、子どもが遊ばなくなったおもちゃをどのように処分しているのか、そして子どもに対する対策法をいくつか教えてくれました。
置けるおもちゃの量を決める
『うちはまず「このスペースに入らない分は処分する」ということと、「1年間遊ばないものを処分する日(年末)」を決めていて、子どもに捨てさせてます』
『おもちゃを入れておく収納ケースを今より小さくして、入らない分は処分するというルールにする』
収納法で大切なのは、物を置いておくスペースの確保です。おもちゃが増えて収納を広げていっては、いつまでも問題が解決しませんよね。
そこでママたちは衣装ケースなどを用意して、おもちゃを収納するためだけのスペースを子どもに与えました。そしてそのスペースからあふれないように管理させるという方法を実行したのです。
捨てる日を決めておくこともおすすめ
『処分するものは本人に判断させています。処分するのは年2回くらいと決めてます』
『「しばらく置いておくけど。そのあとに使っていない物は捨てるからね」と言って、数カ月後くらいに再度整理させると、使っていない物は捨てようと、だんだんと自分から意識してできるようになってきました』
先程もママの声にありましたが、一定期間を設け、壊れたり、遊ばなくなったりしたおもちゃを捨てる日を決めておくことも良さそうです。
一時的に使用頻度の低いおもちゃを別の場所に保存しておいて、そこに入っているものは○日後に捨てようねと宣言しておくと子どももわかりやすそうですね。
大きなおもちゃでもルールは同じ
『大きな物もスペースを決めて、そのスペースに入る分だけにしました。入らない分は容赦なく処分ですね。箱は捨てて、大き目の箱にまとめていれてます』
いただいた物や、イベントのときに買ってあげた大きめのおもちゃも、こまごまとしたおもちゃと同じで、収納できるスペースを決めておき、あふれたら処分するルールにしておくといいでしょう。
リサイクルに出す
『大きいもので、まだ使えるものはリサイクルに出してお小遣いにしてるよ』
おまけでもらったようなおもちゃでも、リサイクルショップなどで高額買取されるケースもあります。高額でなくてもまとめて買い取りしてくれることもあるようです。
どうせ処分するなら、思い切ってリサイクルショップや専門の中古買取業者、またはフリマなどに出してみてはいかがでしょう?
ひとつ買ったら、ひとつ捨てる
『ひとつ買い物したら一つ家にあるもの捨てるって約束したら?』
おもちゃに限らず、物を増やさない・片付けることの鉄則としてSNSなどでもよく見かけるこの言葉。お子さんに提案してみてはいかがでしょう?
『捨てれば新しいおもちゃがもらえるって思わないかな? 物を大切にしなくなりそうで怖いな』
このような意見もありますが、子どものいうままに捨てる・買うを繰り返していたら確かに問題です。
しかし、ここで大切なのは、買う前に本当に必要か考えてもらうことです。その場で衝動的に購入するのではなく、ちゃんと考えて同等の物をひとつ処分してもらい、それから買いに行くとするのが理想的です。
番外編・勝手に捨てちゃったママたちの話
『まさに今日、子どもが学校に行ってる間に捨てちゃったよ(笑)』
『あまり使ってないおもちゃをこっそり隠しておいて、しばらく気づかなければこっそり捨ててる』
『私はいつも子どもがいないときに捨てまくってる。子どもは捨てられたことにも気づいてない』
子どもの気持ちを尊重してあげたいのは山々ですが、そうも言ってられない事情もあるでしょう。捨てたくないという子どもの意地に振り回されていても片付きませんしね……。
そうなるとママたちも実力行使に出ることもあるようです。子ども自身もおもちゃがなくなっていることに気づいていないのであれば、それはそれでいいもの……なのでしょうか?
親子で一緒にお片付け
今は捨てたくなくてもそのうち……と信じながら、定期的に一緒におもちゃを片付ける日を作ってみてください。最初は全く捨てられなくても、徐々に変化が起こるかもしれません。お片付けのルールを決めて置くことで、子ども自身も今後の片付け方について学んでいくことでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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