小学3年生が宿題を後回しにしだした……自ら進んで勉強するように促す方法は?
小学校の宿題、皆さんはどのように取り組んでいますか? 子どもによっては学校が終わると遊びたがるかもしれません。宿題になかなか取りかからない子どもに困惑しているママがいました。
『小学生のお子さんをお持ちのママさん。こちから声かけしなくても自分からすすんで宿題や勉強にとりかかれますか? 小3の息子ですが、小1のころは張り切って自分からやれていたのに最近ではダラダラと後回し。私が何も言わなきゃ寝る寸前までやりません。あんまり言いたくないんですが、言わなきゃやれなくなってしまった。皆さんのお子さんどうですか?』
「あまり子どもに小言は言いたくない」という投稿者のママさん。果たして先輩ママたちはどのようにアドバイスするのでしょうか。
ママが言わなければ宿題やりません!心で泣くママたち
『やらないよ。そのうちやってないのに「やった」って嘘つき始めるよ』
『しないよ。本当言わなきゃやらない』
『1年生。もうこっちが頭痛くなるくらいやらない』
ママが声かけをしなければ宿題をやらない、という子どもたちは少なくないのでしょうか。子どもが困らないようにと願う親心が届かずに心で泣いているママたちがいました。成長して知恵がついた子どもが「宿題は終わった」と嘘をつきだして困っているママも。ママの負担が少なく、子どもに宿題をしてもらう方法はあるのでしょうか。
子ども自らペースを決めてやっています!
一方ママたちからは「子ども自らペースを決めて宿題に取りかかります、というコメントもありました。
『帰ってきたら自らやっている。勉強大好きらしい』
コメントの雰囲気から推察するとママも驚いておられるようですね。
『やるよ。学校から帰ってすぐやっている。「宿題が多すぎる!」とか、「日本はおかしい! なんでこんなに宿題宿題宿題って! 僕は毎日ストレスが溜まっている! わかる?」と半ギレ気味で今やってるよ(笑)。小5です』
こちらは宿題の量に文句を言いながらも宿題をサボらない子どものママさんです。宿題をせずに学校に行くことは、このお子さんにとっては恥ずかしいことなのかもしれません。
『小4。やっと癖ついてきたかな? って感じ。ルーティーンって言うのかな、18時あたりから私がご飯作ってるんだけど、その時間にリビングで宿題してる。夜ごはんの前に私が「宿題終わった?」って絶対聞くから、そのときまでに終わらせておかなきゃって感じの行動パターンが確立してきた』
こちらは子どもが自ら宿題をいつやるのかを決めているというママです。小学4年生になってやっと宿題を含めた生活リズムが決まってきたのでしょうか。これならママはしつこく声かけをせずに済みますね。
『やるけど帰ってすぐではないなぁ。1日学校頑張ってきたから帰ってすぐは動画見たり休憩したりして、ご飯とお風呂の間にすることが多いかな。今6年生だけど声かけなしで宿題忘れたことないから子どもに任せてる』
こちらも帰宅してすぐ宿題をやるわけではないけれど、宿題をせずに学校に行ったことはないため、宿題をやるタイミングは子どもに任せているというママがいました。いったん生活リズムが決まってくればママが声かけをせずに済むのかもしれませんね。
子ども自ら動くようにするためには?声かけ以外にママができること
宿題を含めた子どもの生活リズムが整うまで、ママは毎日子どもに「宿題をしなさい!」と言わなければいけないのでしょうか。”お小言”以外の方法について、先輩ママたちに知恵をお借りしました。
子どもが決めた時間にタイマー作戦
『言わなきゃやらないから子どもに何時からやるか聞いて、その時間にタイマーを鳴らすようにしてる。
自分で決めた時間だからタイマー鳴ったら一応やるよ。すっごい時間かかるけど』
宿題をいつ始めるかを子ども自身に決めさせるというママがいました。タイマーをかけると子どももタイミングをつかめますね。自分で決めたことなので子どもも動かざるを得なくなるようです。
宿題が終わったら”子どもの自由時間”にする
『時間決まっているからする。しないと自由にテレビ見られないし本も読めないからしている』
『やらないとゲームできないから、最初にやっちゃう』
『すぐやるよ。宿題してからじゃないとゲームとテレビは駄目って言ってるからね』
家での子どもの楽しみは宿題を終えてから、と決めているママたちがいました。こういったルールを決めるとママが声かけする頻度は減っていきそうです。
『わが家は宿題と連絡帳を私に見せてちゃんと終わってたら交換にゲームを渡すシステム』
終わらせた宿題と交換にゲームが渡されるシステムをとっているご家庭もありました。これなら子どもは先に宿題を終わらせるしかないですね。
ママも「一緒に」!家事はいったんお預けで
『うちは「一緒にやろう」と声かけて隣に座ってみているよ。同じ4年生だけど「勉強する!」って言った時は家事ほったらかしで相手している』
ママの監視がないと宿題に取りかからない子どももいるかもしれません。ママは家事で忙しいでしょうが、いったん家事の手を止めて子どもの宿題に付き合ってあげましょう。子どももひとりぼっちではなくママが一緒だと分かると前向きに宿題に取り組んでくれるのではないでしょうか。
勉強の大切さがわかるのはもう少し大人になってから。大人がそばについてやらせることも必要かも
小学校低学年~中学年くらいの子どもが”勉強の大切さ”や”やらなかったら自分が困ること”の本当の意味を理解するのはまだ難しいでしょう。先輩ママたちから寄せられたコメントを参考に、宿題を含めて子どもに勉強の習慣がつくまでは「楽しいことは宿題を終わらせてから」と決めるといいかもしれません。もしくは宿題に自主的に取り組まない子どもには大人がそばについて”一緒にやる”方法もあります。
ママも忙しい時間帯かもしれませんが子どもの宿題の時間は家事ができないものと割り切って、子どもが「自分だけでやる」と言い出すまで付き合ってあげてはいかがでしょうか。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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