うれしい?寂しい?子どもが買い物についてこなくなる日
いつでもどこでもいっしょだった子どもも、小学生になりしばらくすると少しずつ親とは別行動をしはじめるようです。それまで「早く手から離れてほしいな」と思っていたママでも、そうした場面が増えてくるにつれ寂しさを感じることもありますね。
さてママが誘う、毎日のお買い物。お宅のお子さんはまだついてきてくれますか?
ついてこなくなった小学3年生。ちょっと早すぎ?それともよくある年齢?
「子どもが買い物についてこなくなった」というママからの投稿が、ママスタコミュニティにありました。当のママ自身は中学生になるまでふつうに親と買い物に行っていたそうで、小学3年生の子どもの行動が不思議でならないようです。
『外食やレジャーならついてくるけど、ショッピングセンターに行くとか、ただの買い物にはついてこなくなった。小3(9歳)で、これは早いよね? ひとりで留守番することになるんだけど』
ところが同年代の子を持つ多くのママからの回答は、「うちも同じ」でした!
『うちもこないよ。「めんどうくさいから、家にいる」とか「家で宿題している」とか言うよ』
『小学4年生男子だけど、すぐに済む買い物は小2くらいから「家で待ってる」って言う。「時間がかかるかも」って言うと、ついてくる』
『息子なら、ふつうじゃない? うちの子たちも小学3年生のときは友達と遊ぶのが優先だったよ』
『買い物が食料品だけとかなら、こないよ。小学1年生から。娘はまだついてくる』
ママたちの声を見ていると、どうやら男の子のほうが「ついてこない」率は高いよう。早い子では「幼稚園のころからこなくなった」という家庭もありました。ちょっと寂しい気もしますが、これも成長過程のひとつなのかもしれませんね。
短時間なら、留守番も悪くない経験。まずはルール決めを
ついてきてくれないのなら、それはそれで仕方ない。とはいえちょっと気がかりなのは、やはり留守番をさせることです。
『それでふつうだよ。うちの子も「留守番する」って言う。ただまだ何時間も留守番させるのは心配だから、早めに済ませて帰っている。本音としてはついてきてくれたほうがゆっくり買い物できて、助かるんだけどね』
『うちは小学2年生だけど、近所のスーパーに行く程度なら家で留守番している。30分間くらいの時間かな』
『小学3年生で、2~3時間なら大丈夫じゃない? 家庭なりのルールを作って留守番させるのも、子どもの成長過程として必要なことだよ。そうやって親離れ子離れしていくんだと思うよ』
小学校低学年なら数十分、中学年になれば1〜2時間程度くらいはしっかり留守番もできるようです。
とはいえ小学生なら「来客があっても、絶対に出ない」、「電話は留守番電話か、転送にしておく」、「キッチンで火を使うのはNG」など、留守番するときのルールを決めておくのが前提ですね。
また、こんな声もありました。
『小学4年生と2年生がいるけど、うちも同じ。食料品や日用品の買い物は、楽しくないんだろうね。小4はいっしょにはこないけど、おつかいを頼むと喜んで行く』
もしかすると「おつかいを頼む」という、次のステップにきているのかもしれません。どうしても連れていきたいのなら「荷物が多くて大変そうだから、手伝ってくれる?」とお願いしてみるのもいいかも。
かつてはただ、いっしょについてきているだけだった我が子の、頼もしい姿が見られるかもしれませんね。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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