2020/03/13

子どもの胃腸炎を2日で治せ！？旅行に連れていきたくて無理を言う義母……。連れていくべき？

子どもの病気は、気を付けていてもかかるときはかかるものです。ある投稿者の子どもも、義両親と行く旅行の2日前に胃腸炎にかかってしまいました。このままでは旅行に参加できないなと感じた投稿者が義母に連絡すると、こんなことを言われたのだそう。

『「どうして温泉旅行があると分かっていたのに胃腸炎にかからせるの！？　お薬もらったんだよね？　今日・明日でなんとか治しなさい。どれだけ温泉旅行楽しみにしていたか分かっている？」』

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仕事から帰ってきた旦那さんに義母の発言を相談をしても「がんばれ」の一言だけ……。2日で胃腸炎は治りますか？　旅行に行くべきでしょうか？　という問いに、ママスタコミュニティにはたくさんのコメントが届いているのでご紹介します。

胃腸炎はとても辛い病気。子どもの体力も考えてあげて

『胃腸炎はとても疲れるよ。治ってもやめてあげて』

『胃腸炎は体力のある大人でもしんどいのに乳幼児なんて大変だよ。たいてい看病している母親にも感染するし』

『胃腸炎なったことある？　めちゃくちゃ辛いよ。本当に辛い。家で休もう』

『胃腸炎はとてもめちゃくちゃ辛いよ。インフル並み。小さな身体でかわいそうに』

『吐き気は収まったとしても下痢は続いたりするし、ごはんも普段通りのもの食べられないよ。出先で吐いたりしたらどうするんだろうね？　病院の先生に行かせないでって言われたって義母に言っても駄目かな？』

胃腸炎は、風邪などの症状の他にも、腹痛と下痢、そして嘔吐などを伴うため、小さな子どもにとって肉体的にも精神的にもとても辛いもの。薬を飲んでいるとしても休めない環境は難しいでしょう。

胃腸炎が治ってもしばらくはかかりつけ医の近くにいる方が安心

『うちの子は胃腸炎が治った頃に全身に蕁麻疹出ちゃったよ。胃腸炎で弱っちゃって普段は大丈夫な食べ物とか薬とか何かでアレルギー反応しちゃったみたい。病み上がりはまだまだ大事にした方がいいよ』

『完治させるとかじゃなくて身体が弱っているんだから、例え症状がひいても病み上がりに旅行なんてありえない』

もしも旅行の日までに胃腸炎が治っていたとしても、薬の副作用が出たり、免疫力が低下して他の病気をもらうことも考えられます。何か起きたときにすぐに対応できる、かかりつけ医の近くにいるのが安全なのではないでしょうか。

ウイルスが関係している可能性あり！

『絶対に行かないでください。感染が広がってしまいます』

『無理無理！　温泉施設とかこわい！　こういう人がいるからウイルスが蔓延するんじゃん。投稿者さん、頑張って断ろう。子どもさんだって辛いはずだよ。義母なんて放っておきな！』

『治ったように見えても本人は辛いと思うし、保菌しているから周りの迷惑にもなるし何も良いことないのにね』

『ノロウィルスとかだったら回復してもしばらく便からウィルス放出するし、そうじゃなくても病み上がり直後に温泉だとまだ体力のない幼児にはキツイと思う。自分のことしか考えてない義母に腹立つわ』

急性胃炎は、ノロウイルスなどの「ウイルス感染」と食中毒などの「細菌感染」、2つの感染源があります。しかし、どちらも吐物や下痢にウィルスが含まれているので、周りの人に感染する恐れがあるのです。

子どもが病気中の旅行はNG！義母にできる対策

旅行を楽しみにしている義母ですが、弱っている子どもを守らなければなりませんね。キャンセルだと義母がどうしても納得しない場合は、旦那さんだけ旅行に行ってもらって、ママと子どもは家で留守番しているのがいいのではないかというコメントがありました。

『「孫の体調より旅行の心配しかしないあなたとは、今後一切旅行には行きませんから。もちろん今回もね」と言うわ私なら』

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『投稿者と息子だけ留守番して、旦那だけいかせればよい』

『この場合、旦那だけ行かせるかな。子どもは絶対無理！』

胃腸炎は2日で完治するのは難しいでしょう。薬を飲んでいたとしても嘔吐や下痢などの症状が続くことがあります。温泉や長旅は、とくに小さい子の体力を奪うので病み上がりの体には向いていないといえるでしょう。義母に何を言われても、子どもの体調や周りへの感染を考慮して、今回の旅行は少なくとも子どもとママは行かないことが最善策なのではないでしょうか。

参考：感染性胃腸炎｜厚生労働省

文・物江窓香　編集・しのむ　イラスト・カヲルーン