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休みボケも寒い朝も乗り越えよう!ママたちが考案した“簡単朝ごはん”とは?【朝ごふんコラム】

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年末年始のお休みは、時間に縛られることもなくゆっくり過ごすことができますね。しかしお休みのペースに慣れてしまったり、寒くて起きられなくなったりした朝にも、ママには“朝ごはんの支度”という仕事が回ってきます。ママたちはどのようにして忙しい朝を乗り切っているのでしょうか? 食育アドバイザーのママライターの視点からもママたちの朝ごはんのメニューをみていきます。

『作らなくて良い朝ごはん教えて! 子ども達はふりかけごはんとかチーズトーストとかヨーグルトとかを自分達で用意しています。冷蔵庫に何を入れておけば良いかな? 納豆、めかぶ、スライスチーズ、ヨーグルト(カップの)とかを好きに選んで食べています』

お休みボケでも問題なし!冷蔵庫から取り出すだけで出来上がる朝ごはん

『うちはパンのみ。たまにバナナとかもあげるけど、半分がやっと』

ママが朝ごはんを食べてもらいたい、とおもっても子どもは朝からあまり食べられない、ということもあるようです。その時は無理をさせずに食べられるものを食べてもらいましょう。栄養のバランスは1日のトータルの食事で調整してあげれば問題ありません。

『バナナ、調整ココア、乳酸菌飲料、ゆで卵に、買って来たサンドイッチなどがあればいいんじゃないの?』

栄養学でいうと、このメニューの場合は調整ココアと乳酸菌飲料と飲み物がふたつあるので、どちらかを削るか、野菜ジュースに替えてあげると栄養バランスも整ってくるのではないでしょうか。量、栄養ともに満たされた朝ごはんになりそうです。

『ハム、玉子、ウィンナー、ミニトマト、果物』

卵はゆで卵にしておくと子どもも食べやすいはず。バターロールなど焼かずに食べられる炭水化物を用意しておくと良さそうです。飲み物で牛乳をプラスすると、栄養バランスも良くなりますね。

『うちは鮭フレーク、納豆、なめたけ、タラコ、これがあれば勝手に食べる』

ごはんのおかずは用意されているので、ママはごはんを炊いておけば良いので時短にも繋がりますね。乳製品を加えることで、手軽にたんぱく質を摂ることができます。たんぱく質を朝食に食べると体温が上がりやすくなり一日を活動的に動けるでしょう。1人分ずつ小分けになっているヨーグルトを添えてあげるのはいかがでしょうか。それでも栄養バランスの偏りが気になるというママは海苔、さらには少量パックの野菜ジュースを添えてあげるとミネラルやビタミンを補給できますよ。

『海苔。汁物。インスタント味噌汁やカップスープでも。ゆでたまご。サラダを1人分ずつラップして冷蔵庫に入れておく』

インスタントのお味噌汁やスープを利用してもらってもいいでしょう。冷蔵庫で生野菜を保存するのは雑菌が繁殖する可能性があるので、一晩までにとどめておく方が良さそうです。

寒い朝には温かいごはんを!レンジで温め&昨夜の晩ごはんを活用しよう

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レンジで温める編

『冷食の焼おにぎりとかドリアとかは?』

便利な冷凍食品を利用するとママが手をかけることなく温かいごはんを食べられますね。子どもと一緒に冷凍食品を探しにいってもいいのではないでしょうか。

『お椀の耐熱容器にウインナーを切ったり切り込みいれたりして、水と一緒にお椀にいれてレンジでチン。フライパン使いたくない朝は良くやっている。水入れ過ぎると時間かかるから、ウィンナーが浸るくらいでいいと思う』

ウィンナーは商品によっては“温めなくても食べられます”と注意書きがされているものもあります。それでも温かいものが食べたいときはこちらのママのように耐熱容器にウィンナーを入れ、ウィンナーが浸るくらいの水を入れてからレンジで温める方法もあるようです。ウィンナーの破裂を防ぐために爪楊枝などで数ヶ所、ウィンナーを刺してからレンジで温めるといいでしょう。

『レンチン出来る冷凍うどんは必須アイテムだわ』

だしも麺もレンジで温めて仕上げられるうどんも販売されていますね。お好みの商品を見つけられるといいですね。

『前の夜にスクランブルエッグと温野菜とおにぎり作って、ワンプレートに乗せて冷蔵庫に入れとけば子ども達がチンするだけでちゃんとした朝食に!』

朝、時間がないのなら前の日の夜に時間を費やす方法があるでしょう。朝ごはんを前の晩に準備しておき、レンジで温めるだけにしておく、というママがいました。

昨夜の晩ごはんを活用編

『夕飯のおかずを多目に作っておいて朝食べたら?』

改めて朝ごはんを用意するのではなく、前の日の晩ごはんを利用するよ、というママがいました。朝ごはんに食べることを前提として多めに作っておくといいですね。

『冬場は温かいもの食べさせてあげたいから、前日残りのお味噌汁か、夜に野菜スープ作っておいているよ』

すべて温かいメニューを出すことが不可能だとしても、温かい汁物がひとつあれば十分かもしれません。やはり前の晩の準備が肝心のようです。

朝ごはんだけで1日の3分の1の栄養素をカバーしようとしなくてもいいのです。朝食で摂ることができなかった栄養は昼食と夕食でフォローしてあげましょう。給食の献立もチェックしておくと夕食の献立を考えやすくなりますよ。

お休みボケも寒い朝も怖くない!ママたちが教えてくれた方法で乗り切ろう!

年末年始に限らず、お休みが終わった翌日の朝の支度はつらいかもしれません。それに加えて気温が低いと布団から出るのが辛いことでしょう。

そんなときは、ママたちが実践していた方法のうち、ご家庭にあう方法をいくつか試してみてはいかがでしょうか? ご家庭に合う方法がみつかれば、お休みボケも寒い朝も朝ごはんの準備がスムーズに進むかもしれません。ぜひ、やりやすいものから試してみてくださいね。

 

「ママの朝をサポートし、たった5分でも家族とコミュニケーションをとって欲しい」という想いからはじまった『朝ごふん』プロジェクト。今後も、忙しい朝に役立つ情報をお届けしていきます!
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文・しのむ