「帰ってきたら息子が金髪だった!」ママが次に取った行動とは?
ある日仕事から帰宅すると、家の中にいたのは金髪になった中学2年生の息子。一瞬、我が目を疑いそうですよね。まるでドラマかマンガのようですが、実際に起きた話だそうです。この先どうすればいいのか悩む、とあるママ。みなさんなら、どんなアドバイスを送りますか?
金髪も「お休み中ならいいんじゃない?」の寛容な声多し!
ママスタコミュニティで見つけた、びっくりトピックスです。
『おじゃましたお友達宅の風呂場でやったらしい。「お風呂をお借りして、すみませんでした」と謝罪の電話をしたところ、その家のお父さんが「よし!」と染髪してくれたという事実がわかった。びっくりです。とりあえず「超イケてんじゃん」と言って、息子の写真を撮りました。次に「ここに座りなさい」と言ってからバリカンを取り出したら、部屋に閉じこもって出てこない。みなさんなら、どうしますか?』
鮮やかな虹色が入りそうなほどのド金髪だったそうで、たしかに中学生の腕ではそれほどきれいに染められなかったかもしれません。後日そのお宅のママのほうから謝罪の電話があったようですが、それにしたって驚きです。ただひとつだけ救い(?)があるのは、これが夏休みの出来事だったということ。
『夏休み中とはいえ部活も塾もあるので、「お盆休みのあいだだけ!」と、本人。撮った写真はLINEのアイコンにしてやろうかな。髪の毛をわしづかみにして撮ったから、変な写真だし。とりあえずバリカンで短く刈るのと、黒く染めるのは絶対にやるつもり。ただセルフで染めて、髪の毛がちゃんともとどおり黒くなるのか心配』
ちなみに息子さんは、部活にも塾にもちゃんと通っているごく普通の子。反抗期ではあるものの、グレてはいないそうです。
ほかのママたちにも学生時代こっそりパーマをかけたり、スカートを短くしたりといった経験があるのでしょうか? 寄せられた声の半数以上は、意外にも息子さんに対して好意的なものでした。
『うちも同じく中2だけど、夏だけでしょ? うちがやってきたら「おー、かっこいいな! 学校がはじまる前までね」ってなるかな。本人もわかっているだろうし。いいんじゃない?』
『夏休みのあいだだけなら「勝手にしてくれ」って思うかな。そのうち、それが恥ずかしいことに気づく日が来るだろうし。家出して帰ってこないわけでもないし、ちゃんと部活にも行ってるのならいいんじゃない? 青春あるあるだよ』
『私だったら「金髪はダサいから、アッシュにしなよ」とか、提案してあげるけどな。お盆くらい、いいじゃん』
『それも青春さ。数日間のお祭りのためにパンチパーマをかけて、終わったら丸坊主にするサラリーマンを数人知っているわ(笑)』
今回で懲りて二度とやりたくなくなるような、アイデアも
その家庭ごとにいろんな考え方があるものですね。一方で「親として、そこは許してはダメ」という家庭があるのもわかります。
『寝ているあいだに、バリカンだな』
『大人が染めるのと中学生が染めるのは、意味が違う。たしかに自分にもそういう時期があったから、子どもの気持ちもわからなくはないけど。でもそこは親としてゆずってはいけないところでしょう?』
『私もそんなことされたら、キレる。でもバリカンを使う勇気はないかも。なるべく短くして、美容院で黒染めかな。それでも色が抜けてくるだろうから、自髪になるまでひたすら短髪→黒染めをくり返すかも』
これが中学生でなく高校生だったら、もう少し寛容になるママもいるかもしれませんね。でもなんといっても義務教育中の身。親が「ダメ!」と言う家庭ならば、やっぱりダメ。これは当然のことかと思います。
ただ反抗期真っ盛りの子を相手に、真正面から「ダメ!」と言っても効果は薄いかも。短くして黒く染めることは前提に、こんなオプションはいかがでしょうか?
『金髪で坊主にすると、”おしゃれ坊主”になりがちだよ。うちは子どもが眉毛を剃ったとき、不意打ちで真顔の写真を撮って、拡大コピーして家に貼った』
『寝ているあいだに、真ん中だけにバリカンを入れておこう!』
『冷静に髪の地肌を観察してから、この先待ち受けるかもしれない薄毛や抜け毛の道を歩む勇気があるのかを問う。髪の根元や地肌までダメージを与えた過度なブリーチは、男性の頭皮に致命傷を与えかねないことを知っておいたほうがいいと思うよ。中2からやっていたんじゃ、寂しい頭部まっしぐらだよ、って』
『親戚のおじさんで、”波平さん”みたいな頭の人はいないの? その人のことを「あのおじさんも若いころに金髪だったから、今はさ……」って言うとか(笑)』
トピックスをあげてくれたママさん自身の「写真をアイコンにする」も、ナイスなアイデアですね! 自力で黒染めするとムラになったりでうまくいかないかもしれないので、染め直すならやはり美容院でプロにやってもらうのがおすすめです。そのためにかかる費用は、もちろん息子さんのお小遣いから徴収ですね。何度か染め直さなければいけないと思うので長〜いローンになるのは確実ですが、それも青春です! 記事を読んでいるママたちも、ある日突然、親が思いもよらない行動を子どもがしてしまうかもしれません。その時どうするのか、この記事を機会に考えてみてくださいね。
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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