子どもは何のために習い事をやるの?「何の役にも立たない……」という経験をしたママへの助言とは
子どもは無限の可能性を秘めています。「得意なことはもっと伸ばしてあげたい」「興味があることはもっと追求できるようにしてあげたい」というママやパパの思いがきっかけで、習い事に通わせることを決めたというママもいるのではないでしょうか?
「将来のため」「子どもが興味を持ったから」習い事は何のためにやるの?
ママスタコミュニティには
『私はスイミング、ピアノ、習字を習っていたけど何も役に立たなかった。何のために習い事をするのかわからない。みなさんは習い事についてどう考えていますか? 意味がなくても楽しければいいという人もいるのかな?』
というトピックが立てられています。ママたちはどのような思いでわが子を習い事に通わせているのでしょうか?
ママが習い事から得られたことがあったので、子どもにも味わってほしい
『可能性を広げるため』
『私は自信を持って得意と言えることを作るため。発表会や大会、試験を乗り越えることによって自己肯定感と自信を育てるため。何かを努力して乗り越えることをしてほしい。自分は習い事をして、そういう体験ができて良かったので子どもにもさせてます』
『スイミングに通って喘息の発作が軽減したし、風邪もひきにくくなって体が強くなった』
ママが子どもの頃に習い事に通い、得られたこともありますよね。確実に習い事から何かを得られることばかりではないかもしれませんが、ママ自身の実体験をもとに、子どもにも良い環境を整えてあげたいと思っているママもいました。
習い事は経験するだけでも無駄にはならない
『無駄ではなかったということ。何でもそうだけど、意味があるないは人が決めることじゃなく、その子にしか分からないよ』
『私は経験するだけでも無駄ではないと思う。経験や体験をして意味のないことなんてある? もし何も得るものがないならそれは本人の問題で、習い事が何かではないと思う』
何かの体験や経験を通して得られるものが無駄になるとは思わないというママも。習い事での経験を活かせる場面は、これから先にいくらでもあるかもしれませんものね。
子どもがやりたいことや興味があることにチャレンジさせたい
『何のためにするの? って思うなら、習い事をさせなければいい』
『お受験しないなら幼児教育なんて意味ないし、子どもがやりたいことや興味を持つことをさせてあげた方がよっぽどマシ』
習い事を始める前から何か習得したり将来に役立つことがあると決めつけるのではなく、子どもが興味を持ったことにチャレンジさせたりしてみては? というコメントも。
習い事はスキルやノウハウだけでなく、心身ともに成長していく
スイミングやピアノなどの習い事から、スキルやノウハウを学ぶことができますよね。でもママたちはそれだけではなく、他のことも習得できると考えているようです。
『習い事したからといって、特別なスキルが身についたり将来がひらけたりするものじゃないよ。でも成長したとき、ちょっとだけお得なことがあるだけ。習字を習ってた人は字がきれいで、そろばんを習ってた人は計算が早い』
習い事に通っていたことで字がきれいに書けたり、計算が人よりも早くできたりすることもあるかもしれませんね。
『習い事で学べることは忍耐力や諦めない気持ち、思いやり、協調性、礼儀などもある。みんなそういうのも含めて習わせてるんだよ』
『プロになれるわけではないけど挨拶や自主性、自律、団体行動などいろいろなことを学んでいます。習い事をやっていなければ、今ほど体力がついてないと思う』
『スイミングは体力作りに役立つし、級が上がっていくのも、達成感がありますね。ピアノは左右で違う動きをするので脳に良いと思います。学校で居場所がなくなったときにも、習い事という逃げ場があると絶望しなくて済むかも』
習い事の内容だけではなく忍耐力や自主性、自律、講師の先生との接し方や時間の感覚など心身ともに成長していく過程で大切にしたいことも習得できると考えているママもいました。
習い事には学習系や運動系など、たくさんの種類があります。子どもにどのように成長してほしいか、何を大切にしてほしいかということまで考えて習い事を決めてみるのも良いかもしれませんね。
文・藤まゆ花 編集・しらたまよ
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