中学生の子どものニキビが悪化……ママたちが提案したケア方法とは?
青春の象徴とも呼ばれている「ニキビ」。しかし、ニキビができてしまった当人にしてみたら頭が痛い問題ですよね。それが思春期の女の子ともなれば、ニキビのせいで憂鬱になってしまい自分の顔を鏡で見るのも嫌になってしまうかもしれません。今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、中学生になる娘さんのニキビが悪化してしまい困っているママからのお悩みでした。
子どもの顔にできたニキビが大変なことに
投稿者のお子さんは中学生の女の子で、おでこ全体と眉間に大量のニキビができてしまったそうです。髪の生え際には赤くなったニキビが、おでこ全体には肌色のニキビが、眉間には黒ニキビ……と、聞いているだけでお子さんが気の毒になってしまいました。朝晩の洗顔に保湿と、いろいろ頑張ってケアしているのに、ニキビは一向に改善されずお子さんもママも困り果てているようです。
思春期ニキビは誰にでもできる
ニキビとは毛穴に皮脂が詰まって「アクネ菌」が増殖してしまい、毛穴の中で炎症を起こすことで発症します。10~18歳の思春期の時期にできるニキビを「思春期ニキビ」と呼んでいます。思春期の世代の子どもは、ホルモンバランスの変化が大きく、その影響で思春期ニキビができるのではないかといわれています。思春期の時期は男女問わず男性ホルモンの比率がアップします。そのせいでニキビの原因となる皮脂の分泌が増加してしまうのです。思春期になると誰でもニキビができやすい時期だと言われているのです。
たかがニキビと侮らず「皮膚科」を受診しよう
『皮膚科に連れて行ってあげて。私が今すごく後悔してる。潰したり、角栓出すのはダメ!』
『自己流は危険。皮膚科に連れて行ってあげてください』
『いろいろ試しても全然ダメだったのに、皮膚科に行ったらあっという間に治ったよ。もっと早く行けばよかった』
ママスタコミュニティに集まったママたちは口を揃えて、投稿者さんのお子さんを皮膚科に連れて行ってあげて欲しいという声をあげました。筆者も昔「ニキビができたから皮膚科に行ってきた」という友人の話を聞き「たかがニキビで皮膚科に行くの?」と思っていましたが、ママたちの声を見ているとニキビが気になったらすぐに皮膚科に行くべきだということを痛感しました。
どうしても皮膚科に行けない場合は……
投稿者さんも筆者と同じように「ニキビ=皮膚科」という考えがなかったと話していて、近くに皮膚科もないことから市販薬などで対応できないかとも聞いていました。お子さんが中学生ともなると学校や部活・塾などで病院へ行くための都合をつけるのも大変かもしれません。そうなるととりあえずの一時しのぎでもいいと、市販薬を試したくなる気持ちはよく分かります。都合をつけて皮膚科に行くことを前提で、薬局やドラッグストアに常駐している薬剤師さんに一度相談してみてはいかがでしょう? お子さんと一緒に行って実際に症状をみてもらい、薬を選んでもらうことをおすすめします。筆者も困ったらドラッグストアの薬剤師さんによく相談しているので、まずは気軽に相談することから始めてみてもいいかもしれませんね。
ニキビがよくなるように、適切なケアをおこなおう
ママたちが話してくれているように、自己流のケアを続けることでニキビが悪化してしまうこともあります。ネットにもさまざまなケア方法が紹介されていますが、どれがお子さんに合うかどうかはわからないですよね。ですので、できるだけ早く皮膚科を受診される方が、お子さんのためにもよいのではないでしょうか。ニキビが気になってしまうあまりに触ってしまって悪化することもありますので、ママはお子さんのメンタルケアもしつつ、お医者様に相談して適切にケアしてあげてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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