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おむつ卒業は何歳ごろ?ママたちが考えるトイレトレーニングの時期とは

トイレトレーニング

産まれてからしばらくの間、赤ちゃんは自分でおしっこやうんちをするためにトイレに行くことはできませんね。子どもにもよりますが、おむつなしで過ごせるようになり、自分の意思で子どもが「トイレに行く」ことができるのはだいたい2歳以降くらいからでしょうか。浦安市によると、1歳半ごろから膀胱が大きくなっておしっこを溜められるようになるとのことです。筆者の2016年時点で3歳だった息子とお友達のおむつはずれの状況を見てみると、2歳でおむつが完全にはずれているお友達はいなかったように記憶しています。おしっこを溜められるようになるのが1歳半なら半年ではまだまだトイレトレーニングは完了しないでしょう。

ママたちは子どものおむつはずれの時期について、どのように考えているのでしょうか? おむつはずれの時期について疑問を感じておられるママがいらっしゃいました。

『最近の子ってオムツ取れるの遅いよね。私達の頃は2歳までオムツ取れてない子なんかいなかったわ』

おむつがはずれる年齢って何歳くらい?ママたちに聞きました

『下の子は幼稚園入ってから取れたよ』

幼稚園に入園してからおむつがはずれた、というママがいました。筆者の息子が通う幼稚園では”入園時点でおむつがはずれていなくても良い”という方針でしたので、おむつがはずれていないお友達は少なくありませんでした。

『周りには2歳前後でとれた子なんて1人いるか、いないかだわ。1人でいけないと意味ないから3歳でいいと思うけどなー』

おむつがはずれたからといって外出先で子どもをひとりでトイレに行かせることができるか、というとそうではないでしょう。脱いで用を足し、履くのを手伝わなくてはいけないこともあります。またおむつははずれていても服を汚さずに用を足せるとは限りませんね。親がトイレに同伴しなければいけないのなら、おむつがはずれていなくても良い、という考え方にも一理あるのかもしれません。

『2歳半までには子ども3人とも朝晩パンツでしたよ』

一方で、2歳半までには夜も含めておむつがはずれていた、というママもいました。やはりご家庭ごと、子どもごとでおむつがはずれるタイミングは異なるのですね。

いつが良い?ママたちが考える”おむつがはずれる時期”とは

早めが良い

『恥ずかしい思いするのは子どもなんだからせめて2歳夏にはとってあげて』

早めにおむつをはずしてあげないと子どもが恥ずかしいおもいをするのでは? と心配するママがいました。2歳ともなると家族以外の人に対する羞恥心が芽生える子どももいるでしょう。子どもとおむつをはずす時期についてよく話し合う必要があるのかもしれません。

『ウチは1歳11ヶ月でとれたよ。3歳? サボりすぎ』

3歳までおむつをしているのはママがさぼっているのでは? という考え方もあるようです。子どものおむつがはずれる時期については人それぞれですし、家庭ごとでも考え方が違いますよね。

『おむつだと入園許可下りないよ。うちの子どもの園は』

一方、幼稚園でしょうか、入園予定の園によってはおむつがはずれていないと入園できない園もあるようです。筆者は息子の幼稚園入園に際し、4つほど幼稚園を見学しました。その際、入園の条件として”おむつがはずれていること”といわれた園がひとつだけありました。

保育園では入園する年齢が子どもによって異なりますね。まさか0歳で入園してくる子どもに”おむつをはずしてくるように”とは言われないでしょう。厚生労働省の「保育所保育指針」では1歳から3歳未満の子どもへの働きかけのひとつとして、

『排泄の習慣については、一人一人の排尿間隔等を踏まえ、おむつが汚れていないときに便器に座らせるなどにより、少しずつ慣れさせるようにすること

と記されていました。保育園では子どもにあわせておむつはずしのタイミングがはかられるようです。「保育所保育指針」を踏まえれば、ご家庭でもこの時期におむつをはずしていくように促していけばいいのかもしれません。

遅くなっても良い・子どもに合わせる

『いいじゃん、別に~。おむつ代に困ってるわけじゃないし、いつかははずれるんだからさ』

『来月3歳だけど全然やってないや。トイレに連れてくよりオムツの方がラクだし。そのうちなんとかなるよね』

『うち夏に4歳になるけど、まだオムツ。トイトレもしてないよ。上の子たちもトイトレしなかった。幼稚園に行くようになったらちゃんとトイレでできるようになるし焦っても仕方ない。なるようになる』

おむつはずしのタイミングについては、遅くても良い、または子どもに合わせる、というママがいました。子どものタイミングに合わせることで、子どもの排泄に関する親子のストレスが減るのなら良い方法ではないでしょうか。

親子で考えたい!トイレトレーニングのコツとは

子ども自身が「おむつはもう嫌だ。パンツがいい」というのなら少々漏らすことを覚悟しても親はパンツに切り替えるほうがいいかもしれません。子どもが寝ている間のおもらしが心配ならシーツの下に防水シートなどを敷く方法があります。浦安市では、トイレトレーニングをスタートさせる”サイン”として3つのことを挙げていました。

『起きた時にオムツがぬれていない時がある。おしっこの間隔が2時間くらいあく』

『ひとりで歩いたり、すわっていられる』

『大人の言うことが理解できる。簡単な受け答えができる』

さらにトイレトレーニングを始めた子どもをもつ親の心構えとして、以下の言葉を挙げています。

「叱らない」「あせらない」「比べない」

幼い年齢でおむつがはずれる子どももいるでしょう。子どもによって身体の成長度合いが異なることは当たり前のことです。子どもの成長にあわせて見守ってあげてもいいのではないでしょうか。

文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト・あい

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