先輩ママとしてどんな言葉をかける?新米ママが不安になったアドバイス 嬉しかった言葉とサポート #産後カルタ
妊娠、出産というのは人生の一大イベントではないでしょうか。それだけに一度でも妊娠、出産を経験するとママの中では大きな達成感が得られ、ひとつの経験として人生に刻まれていくでしょう。自分が経験したことを、まだ経験していない人たちに伝えたい! と感じるママもいるかもしれません。
ただ妊娠も出産も人それぞれです。一人のママが経験する妊娠、出産も毎回経過は違うでしょう。他人ならなおさら、まったく同じ経験とはいえなくなるはず。これからママとなる人たちに何か伝えたいのであれば、相手が喜ぶアドバイスをしてあげたいものです。
これまでママたちが先輩ママからもらったアドバイスのうち、不安になってしまったアドバイスと、嬉しかったサポートを紹介していきます。
聞いて不安になってしまった先輩ママたちからのアドバイスとは
『下(経膣)から産まないとちゃんとした母親になれない、と言われた。そんなこと思ったことなかったしなんの根拠もないのになぜこんなこと言い切れるのだろうと不思議だった』
出産方法をママが選ぶことはできません。お医者さんの判断のもと決められることがほとんとではないでしょうか。母親になれるかどうかは出産方法とは関係ないはずです。
『義母が母乳足りているのに「足りてない足りてない」ってうるさかった』
母乳量が足りているかどうかは、毎日何度も授乳しているママが赤ちゃんの機嫌や体重を管理してわかることではないでしょうか。赤ちゃんのことを心配されている気持ちは理解できますが、言い方を考えてほしいですね。
『帝王切開後の傷口と子宮収縮と乳の張りがすっごい痛くてもだえてた時に、「普通分娩の人はもっと痛い」って実母に言われた』
痛みの感じ方は人によって異なるでしょう。それに分娩方法の違いによっても痛みは違うはずです。「他人はもっと痛いのだからそのくらい我慢しろ」という意味なのでしょうか? そのアドバイス、必要でしょうか……?
『産後、母乳の出が悪かった私の授乳風景を見て一言。姑「そんなおっきな乳首なんだから出ないわけない」とみんなの前で言った』
さすがに乳首の大きさだけで授乳量は判断できないのではないでしょうか。
言葉で相手が産後に必要としているアドバイスを伝えるのはなかなか難しいでしょう。時には言葉と”モノ”で気持ちを伝えてもいいかもしれません。
助けてくれてありがとう!ママたちが産後もらって嬉しかった言葉、もらって嬉しかったもの
コメントを寄せてくれたママたちが産後、「嬉しかった!」と感じていたことは言葉でのねぎらいと、育児が楽になる贈り物や日常生活の手伝いだったようです。一例をご紹介します。
もらって嬉しかった言葉
『うちの義母は、余計なことなんて考えずにとにかく自分の体を休めてねって言われて嬉しかったな』
産後のママへ、これ以上優しく思いやりのこもった言葉はないのではないでしょうか。産後のママの身体の負担や精神的な疲れを考えてくれる、優しいお義母さんですね。
してもらって嬉しかったこと
『自分じゃ買わないようなお菓子は嬉しいかな~。あと、おしりふき実際にたくさんもらったけど、本当に助かった! 12個入りの段ボールに入ったの3箱もらったけど、軽く半年はもった』
産後すぐはママも赤ちゃんもしばらく外出はできませんね。おしりふきを大量にもらって嬉しかった、というママがいました。それに自分ではめったに買わないようなお菓子をいただいたとのこと。授乳のあいだに片手で食べられるようなお菓子をいただけると嬉しいママ、少なくないでしょう。
『おしりふきとオムツ。安いのじゃなくて自分では買わないような高いメーカーが嬉しい』
おしりふきやおむつは赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、肌触りが良いものを選びたいものです。しかし、使う量が多いため、値段との折り合いもつけたいところ。良いおむつやおしりふきが嬉しかった、というママがいました。
『新生児サイズじゃなくて、SサイズかMサイズのちょっと大きめのオムツ』
新生児、というのは生後1ヶ月までのことです。意外にあっという間に過ぎてしまう新生児期。すくすくと成長する赤ちゃんにあわせておむつもサイズアップしていきます。いずれ使うサイズのおむつをいただけると買い物の手間も省けますね。
『里帰りしないなら食事の準備とか大変だと思うし、とりあえずはレトルトとか簡単に食べられる物』
ママが里帰り出産しない場合、ママ自身が食事の支度をすることがあるでしょう。食事作りを楽にするアイテムが嬉しかった、というママもいました。
産後ママに贈るならポジティブになれる言葉を選んで!時にはモノが奏功することも
初めての出産を終えたママは、安堵感というより腕に抱いた小さな赤ちゃんをこれから育てていく責任感でいっぱいかもしれません。誰かに助けてほしい、と願っているママもいるでしょう。そのママに必要なのはママを不安にさせるアドバイスではなく、ママを助けるための言動や贈り物なのかもしれません。”先輩としてアドバイスしなきゃ”では、自己満足になってしまうかもしれません。アドバイスするなら、あくまで相手ママの立場に立って、相手が必要としているものや言葉を贈りたいですね。
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