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りゅうちぇる:第2回「夫婦のコミュニケーションがないと子育ては難しい。子どもができてから、ぺこりんとの会話がすごく増えました」

「イクメン オブ ザ イヤー 2018 芸能部門」を受賞した、タレントのりゅうちぇるさん。2016年末にモデル・ぺこさんと結婚し、2018年7月に第1子となるリンクくんが誕生したばかりです。インタビュー2回目は、パパ歴3か月半とは思えないほど育児の知識をたくさんインプットしているりゅうちぇるさんに、情報の取り入れ方、活用方法についてお話を伺っていきます。

出産も子育ても100人いたら100通りの方法がある

――妊娠中から育児について勉強をされたということですが、SNSなどが普及している昨今、情報量が多すぎて混乱することはなかったですか?

りゅうちぇる

ぺこりんの妊娠中、入ってくる情報や意見を全部鵜呑みにしていたときがありました。でも出産も子育ても100人いたら100通りあるはずだから、得た情報全てを鵜呑みにするんじゃなくて参考程度にしようと思ったんです。
もちろん、いろんな情報は見るんだけど、その中のどれを実際に試すかは自分たちで決めようねっという感じです。
例えば、「出産のときにはテニスボールがあると良い」と聞いていたけれど、僕たちは使わなかったんですよ。自分たちに合った子育て、夫婦、家族のスタイルをこれから見つけていこうねって、ぺこりんと話しました。

ぶつかっても、子育てのことは必ず2人で決める

――自分たちに合った子育てや、これからどういう育児をしていくかは、必ず2人で決めるんですか?

そうです。だからリンクができてから、ぺこりんとのコミュニケーションがすっごく増えました。「ママとパパになったら、夫婦のコミュニケーションは減っちゃうよ」って聞いてたから少し不安に思っていたんだけど、そんなことはなかったです。
ある人が、SNSのコメントに「ママとパパの会話が減るという人がいるけど、夫婦の会話は作るものだから夫婦の会話は作ればいいんだよ」って書いてくれて、「確かにそうだな」と思ったんです。だって、夫婦の会話がないと、子育てに対する想いが別々の道にいっちゃうかもしれない。
だから僕たちは、2人で毎日意見の交換をすることで、こうしていこう、子どもにはこうなってほしいね、と気持ちを共有しています。逆に夫婦のコミュニケーションがない状態での子育ては難しいと思います。

――話し合う中で、2人の意見がぶつかることもありますか?

めちゃくちゃあります。僕たちは育ってきた環境は違うけれど、それぞれの育ってきた環境が今の自分たちを作っていると思っています。
でも僕が育った沖縄でも、ぺこりんが育った大阪でもなく、東京という街で子育てをすることを選んだのだから、お互いが持っている価値観だけで答えを出してはいけないと思うんです。東京で子育てをする場合には、どういう制度があるとか、学校はこういうところに行くと良いとか、今から考え、たくさん話し合わなくちゃいけないことが多いです。リンクのためには視野を広げていかないといけない。
子どものことだからこそ真剣になって、ぺこりんとぶつかることもあります。でもちゃんと話し合うべきことだし、もしぶつかっても諦めずに話し合うことで、相手の気持ちが理解できてきて、納得できることも多いんです。

パパになって、仕事にも責任を感じるようになった

――お話を聞いていると頼もしいパパという印象を受けますが、ご自身で「パパになったことで変わった」と感じることはありますか?

仕事への向き合い方がすごく変わりました。以前は、「楽しもう」という気持ちでお仕事をしていることが多く、「りゅうちぇるらしくない」とか、「やったことがないから」という理由で断っていたお仕事もありました。今は「ぺこりんとリンクを守るためには、どんなことも頑張らなくちゃいけない、まずはやってみよう」という気持ちがあります。
パパになったからといって性格は簡単に変わらないし、しっかりしようという意識はしていないんですが、自然に仕事への向き合い方が変わったという感じですね。

あと言動も変わりました。僕は「僕の存在によってみんなにハッピーを与えられるような人になりたい」と思ってきたし、それは今でも変わりません。でも話す前に、リンクの顔が頭に浮かんだりするようになったので、以前よりも自分の言動に責任を感じています。
いろんなことに挑戦したいという気持ちと責任感は、パパになったことで変わったなと思う部分です。

母乳以外は、全部パパでもできる

――りゅうちぇるさんは子育てを楽しんでいらっしゃると思うのですが、中にはあまり育児に積極的ではないパパもいて、パパが育児をしないことに悩むママもいます。これにはどう感じますか?

僕は小さい頃から「男子だから体育が得意」「女子だから家庭科が得意」という考え方は違うと思っていたので、「男だから、女だから」という考え方をしないし、同じように「ママだから、パパだから」という考え方もしないんです。
子育てって、母乳以外は全部パパでもできることばかりじゃないですか。子育ては2人でするものだから、苦労や大変なことをママばかりが背負わずに、夫婦でシェアしてほしいなと思います。

――「母乳以外は全部できる」と言い切れるりゅうちぇるさんの考え方はママたちの救いですね。

母乳をあげるのは、ママだけができることですよね。これだけはどんなに代わりたいと思っても無理なことなので、ママが赤ちゃんに母乳をあげている間に僕は他の家事を担当するのは自然なことだと思うんです。うちはこの考え方で、2人がやることのバランスが取れているんじゃないかな。
育児はパパがやれることがいっぱいあると思うし、すごく楽しいから、できる限りパパもやってみてくださいね。

りゅうちぇる

夫婦の会話がないと、子育ては難しいという言葉が深く胸にささったママも多いことでしょう。子どものことを夫婦で話し合い、進むべき道を共有する。りゅうちぇるさんの子育て論には、ママもパパも子育ての大切な部分を気付かされます。次回も、お楽しみに。

取材、文・上原かほり

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