西山茉希:第8回 子どもは三人欲しいから、そろそろ二人目を考えたい!
最終回となる今回は、ママとしての西山茉希さんについて、お話を伺っていきたいと思います。
ママになってから、「嬉しいな」と思ったことはなんですか?
身内や友達が、私がママになってからも、何も変わることなく仲間としてそばに居続けてくれることがすごく嬉しいなぁと思っています。その喜びは一生大切にしようってすごく思っています。
私、すごく幸せなことに、子どもを産んでから本当に周りに助けられているんです。みんなが娘と遊んでくれたり、面倒をみてくれたり、ハーフバースデーや1歳の誕生日も祝ってくれました。子どもを産んでからの方が人をもっと好きになったし、ありがたいって思うようになったし、人の力ってすごいなって思うようになりました。
ママになって、大変だと思ったことはなんですか?
大変というか、ふと思ったのは「もう、この先一生、自分のペースで寝て、自分のペースで起きるという生活はできないんだなぁ」ということですかね(笑)。オフの日とかに寝てばかりいたあの頃が懐かしいなぁって思います。
あと大変というのとは少し違うけれど、うちの夫婦は「結婚=子ども」だったから、新婚生活がほとんどなかったんです。だから彼の中で、すぐに私は“お母さん”である生活になっちゃったから、奥さんという部分を見せられていないんですよね。どうしても、お母さんの部分ばかりを見せてしまうから、女の人としてもちゃんと見てもらえるようにしないと、という思いはありますね。
そんな旦那さまを見ていて、「パパになったな」と感じる瞬間はどんなときですか?
子どものことを本当にかわいがっているので、そういう姿を見るたびに感じますね。自分の呼び方を必死に教えていたりとか、すごく心配性だったり、一生懸命に新米パパをやっていますよ!
産後、自分が変わったなと思ったことはありますか?
「楽しいことしようよ!」って自分から企画するようになりました。今までは常に受け身で、誘われたら行くけど自分から誘うようなことはなかったんです。今は自分から会いたい人に声をかけたり、楽しいことを提案したりできるようになりました。変なプライドとか、壁を作っていたような部分がなくなったかな。「頼れるものは全部頼ろう!」って思えるんです。いい意味で力が抜けたなぁって思います。
1歳になった娘さんについて、聞かせてください。
最近は、「パパ、ママ、じぃじ、ばば」という言葉を喋れるようになったり、音楽が大好きで、音楽を聞きながら踊ったりするようになりました。1歳になって、一緒に歩けるようになったのは、すごく大きな変化でしたね。隣を歩いている姿を見るのがすごく不思議ですけど、日々いろいろな成長があって、違う発見があるから、毎日娘に幸せをもらっています。
最後に、ママスタユーザーの皆さんにメッセージをお願いします。
私もまだママになって一年なので、偉そうなことは言えないんですが……。
ママ生活をしているとたくさんの情報が溢れていて、いろいろなことが知りたくなりますよね。でもおそらく正解はママとお子さんの間にあるものだと思うし、その家庭の中にあるんじゃないかな。なのであまり考えすぎずに、とにかく笑顔の時間が多い家族でいることができたらいいですよね!
モデルとして雑誌で見る印象、テレビで見るイメージとは違った一面を見せていただけましたね!
西山茉希さん、ありがとうございました。
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)