NHK Eテレ『ハートネットTV』から生まれた「手話ダンス」を知っていますか?『DAiJOBU』で楽しく手話に触れよう
NHK Eテレ『ハートネットTV』はスタジオトークやドキュメンタリーなど、さまざまなスタイルで情報を届ける福祉番組です。月曜から木曜までの週4日、20:00〜20:30(再放送13:05~13:35)に放送中。障がいや病を持つ人、生きづらさを抱えている人、それを支える家族や共感する人たちのメッセージを発信し続けています。
番組からは、手話の動きを取り入れた「手話ダンス」の振り付けがついた『DAiJOBU』という楽曲も誕生しました。音楽にあわせて体を動かしながら、大人から子どもまで初心者でも楽しく手話に触れることができます。
『ハートネットTV』から生まれた「手話ダンス」とは?
2017年秋、NHK Eテレ『ハートネットTV』にて「ブレイクスルー File.86 つたえたい 聞こえないママへ ダンサーREIKO」という特集が放送されました。番組のなかでは聴覚障がい者の両親をもつダンサー・REIKOさんが『DAiJOBU』の振り付けに挑戦。放送後、楽曲に関する問い合わせが相次ぐなど大きな反響を呼びました。この回は2018年9月17日(月)13:05からアンコール放送されることも決定しています。
『DAiJOBU』は、手話に対して関心を持ってもらうことを目的として制作された、手話を使った振り付け「手話ダンス」が特徴の楽曲です。リズムにのって体を動かしながら楽しく手話に触れることで、一人でも多くの人が興味を持つきっかけにしたいということです。手話を学びたいという人がもっと増えて、聴覚障がいをもつ人たちと共に生きるバリアフリーな社会を目指せるといいですね。
『DAiJOBU』の振り付けで楽しく手話に親しもう
番組では、MCをつとめる俳優・風間俊介さんとアーティスト・AIさんが、REIKOさんと共にスタジオで手話ダンスを披露しました。さらに、昨年末「第68回NHK紅白歌合戦」での平井堅さんとのコラボレーションで注目を集めた、義足のダンサー・大前光市さんがメンバーとして活動するアーティスト集団「Alphact(アルファクト)」が手話ダンスを踊るもようも放送されました。
なお、番組で「手話ダンス」を見た小中学校や手話サークルの関係者からは、この楽曲を購入できないかという問い合わせが寄せられたとのこと。その要望に応えて、このたび『DAiJOBU』のCD&DVD化も実現しています。DVDには手話の解説やダンスレクチャー動画も収録されており、「手話ダンス」を初めて踊るという人にも気軽に取り組むことができそうです。ぜひ練習して楽しんでくださいね!
価格:2,000円+税 ※送料+代引手数料 別途1,000円
発売元:一般社団法人 障がい者スポーツ・アート・ミュージック振興協会
CD収録曲:DAiJOBU
DVD収録内容:ダンスMV/手話解説/ダンスレクチャー/ダンスレクチャー反転
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ