「おさがり」活用していますか?思い出とともにめぐる子ども服や靴 #産後カルタ
筆者は3姉妹で育ちました。姉とは年子だったため、ほぼおさがりはありませんでしたが、4つ年下の妹は上の姉たちのおさがりばかり着ていた記憶があります。ご近所からおさがりをいただくこともありました。筆者が親になり子育てをするようになったとき、子どもにこんなにもお金がかかるのかと驚いたものです。おさがりのありがたさをしみじみと実感しました。幼児期などは1シーズン着てしまえば翌年は子どもの身体が成長して、いくら洋服がきれいでも着られなくなることを知ったからです。
ただ、おさがりはやはり「1度は着たもの」。気になる人もいるようです。世の中のママさん達は、どのようにおさがりを活用しているのでしょうか?
『親しくさせてもらっている人がいるのですが、子どもが履かなくなった靴を差し上げようと思いました。綺麗なのですが、2回ほど履きました。でもほとんど傷みや型崩れもなく臭いもありません。一応、あげる前に洗おうと思っていますが、それでも履いた物をあげるのは失礼でしょうか?』
見た目がきれいな靴。「おさがりであげる」と言われたら? ママたちの「おさがりへのおもい」
『私なら全然気にしない。もらったら嬉しい』
まだ走り回らない年齢なら、靴はきれいなまま履けなくなることもあるでしょう。抱っこが好きだったりベビーカーが好きだったりする子どもの場合、ほとんど履かないまま靴がサイズアウトしてしまうことも珍しくありません。筆者も喜んでいただきます!
『履き古しならともかく、2回きりなら喜んで! 洗わなくてもいいぐらい』
筆者の息子はおろしたての靴を一瞬で泥だらけにしてしまったこともありますが、履く回数に関係なく、見た目の状態がきれいならいただいたまま子どもが履けるかもしれません。ファストファッションでも済ませられる服と比べて、靴は決して安くないこともあります。それほど履いていない靴のおさがりは、喜ばれるのではないでしょうか。
おさがり、嬉しい? ママたちの回答とは
ひとくちにおさがりといっても、状態が新品同様であるものから使用感のあるもの、ブランドものなど幅広いですよね。ママたちおさがりをいただくことについて、どのように感じているのでしょうか。
『きれいなものはもちろんとても嬉しい。ひどい汚れや型くずれでなければ嬉しい』
きれいな服をもらって嬉しいのはもちろんのこと、使用感があるものでも汚れたりしていなければ嬉しい、というママのコメントがありました。型崩れしたものは家庭ではなかなか元通りにはできませんが少々の汚れなら洗濯することで着られることもあるかもしれませんね。
『うちはジャンジャンもらっているよ。そんで趣味の合わないのやヨレヨレのはジャンジャン捨てる。くれる側も了承済みでね』
おさがりをいただいたとき、差し上げるほうが「着られないものや合わないものがあったら捨てていいよ」と言ってくれるのなら、おさがりも活用しやすくなりますね。今後、自分がおさがりを差し上げる側になったとき、もらう側が気を遣わなくていいようにひとこと、添えてあげたいですね。
『季節の変わり目に大量にくれるママ友がいる。ほとんどブランド物で嬉しい』
ブランド物を季節の変わり目にたくさんくれるママ友をお持ちのママがいらっしゃいました! なんてうらやましい……! (本音が漏れてしまいました)。
『1人目は正直要らなかったし、もらっても着なかった。今は3人目だけどなんでも嬉しくなった』
1人目のときは「新品をそろえてあげたい」と考えておられたのかもしれません。しかし、子どもの成長ぶりをみるにつけ、きれいなまま着られなくなっていく服たちを目の当たりにされたのでしょうか。3人目の子どもへのおさがりは「なんでも嬉しい!」と考えが変わったママがいました。
筆者のママ友さんたちも年の離れた弟や妹へのおさがりをやりとりされています。筆者も幼稚園の年少のときに使っていたクラスカラー指定の帽子を差し上げたことがあります。我が子が使った思い出とともにめぐるおさがりたち。次はまた新たな「嫁ぎ先」で子どもの成長とともに思い出を作っていくのでしょうね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・Ponko
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