山口県周防大島町の2歳の男の子が無事発見!子どもが迷子になったときのママたちの体験談
「生きて会えると思っていなかった」。山口県周防大島町で、12日から行方不明になっていた2歳の男の子のママの言葉に、胸を締め付けられる思いをしたママも多いのではないでしょうか。「大人がついて、手をつないで、ちゃんと見ていれば子どもが迷子になるようなことはなかったはず」と思った方も多いかもしれません。反面、子どもは、一瞬目を離しただけで迷子になってしまうこともあります。
ママスタコミュニティにも「子どもが迷子になってしまった」という投稿がありました。
『山口県のニュースみて、「なんでちゃんとみてないんだよ!」って思ったけど、うちも子どもが3人いて、イオンで買い物してたらほんと一瞬でいなくなってたことがあって。人混みの中必死で探してもみつからなくて、外に出て行ってひかれたらどうしようとか考えて心臓えぐられそうなくらい心配した。私は心配性だからかなり気をつけて子どもたちをみてる方だと思うけど、みてても一瞬、ほんの一瞬でいなくなることあるよね……? お子さんが迷子になったことある方いますか?』
ほんの一瞬、手を離したすきに……
「小さな子どもと出かけるときは必ず手をつなぐ」ということは、ママであればだれもが心掛けていることだと思います。しかし、実際は一度も手を放さないでいるというのは難しいのではないでしょうか。
『子どもが一歳半のときにショッピングモールでほんの一瞬手を離した隙に消えた。ずっと手をつないでて、鞄からハンカチ出すためだけに手を離した一瞬だったんだよね』
『うちもあったよ。息子が2歳の頃、お店でちょっと目を離した隙にいなくなって、「まさか外じゃないよね?」と店内を探してたら、外に出て横断歩道を渡ってた。もうそれからなるべく出かけないようにしてる』
『あるよ。3つくらいの時、レジでお金払ってる間手を離した一瞬で消えた。駆けずり回って見つけたけど、走ってるのに手足冷たくなるし心臓バクバクして「ごめんなさい。ごめんなさい。死ぬなら私が死にます。お願い。お願い!」ってずっと思ってた』
兄弟どちらかに気をとられている間に迷子
子ども一人をしっかり見ていても、時と場合によっては迷子になることもありますが、子どもが複数になったら、さらに迷子になる可能性は高くなります。
『同じくイオンで。上の子が3歳くらいのときかな? 下の子に気を取られてて一瞬の隙に行方不明。でも店員さんが気になって声かけてくれたみたいで、自分の名前も言えたからすぐ店内アナウンスで呼び出ししてくれた。平日でそこまで混んでなかったから運が良かったよ。かなり反省した』
『スーパーで、年子で3歳の上の子の手をつないで、下の子を車型のカートに乗せてたらいつの間にか空っぽで。慌てて探したらすぐ近くにいたんだけど、今度は上がいなくなり大パニック。5分くらい名前呼びながら探してたら、後ろから「ママ、どうしたのー?」って。ずっと後ろにいたらしい。今は笑い話だけど、本当に次々と迷子にさせて半泣きだったな』
旦那に任せるのは不安。迷子になる確率が上がる!?
ママたちから寄せられたのが、「旦那に子どもを任せたら、迷子になった」という話。「あるある!」と大きくうなずいたママ、多いのでは?
『ある。ていうか旦那の不注意。ショッピングモールで、私がトイレ行ってる間、旦那に手つないでみててって言ったのに見失って迷子になった。それ以来、旦那に一切子ども達を任せるのやめた。殺意が沸いたわ』
『5歳の娘が迷子になって、自分からお店の人に「パパがいない」って迷子の呼び出しさせたそうです。パパはあんまり様子を見ないので、そうなるかも』
『ある! 旦那が見ててなった。直前までいたのが旦那だから、「パパー!」って呼んでたのを、迷子になったのを知らなかった私が見つけた』
『私も旦那がやらかしたわ。うちは1歳半すぎだったけど、おしゃべりができた方だからご近所さんに連れられて何食わぬ顔で帰ってきた。なんでこんなに男は子どもから目を離すんだろう』
第一発見者の尾畠春夫さんとは?
筆者も子どもが4人いるため、それぞれの子どもたちが迷子にならないように見ているのは、ものすごく大変だと実感しています。子どもが行方不明になってしまったママの気持ち、ひとりでママを探し続ける男の子の気持ちを思うととても心が痛み、ニュースを見続けていました。そのため、男の子が発見されたとわかったときは、心から安堵しました。
行方不明になってから3日目。男の子を見つけたのは、大分県からボランティアとして捜索活動に参加していた78歳の尾畠春夫さん。23年間、自費で登山道整備をしたり、遭難救助などの活動経験があり、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨の際にもボランティアとして現場で活動されていたといいます。
名前を呼ぶ尾畠さんに「ぼく、ここ!」と返事ができた2歳の男の子にも、「よくがんばったな」と声をかけてあげた尾畠さんにも、学ぶべきことはたくさんあると感じました。
長期休みは子どもとでかける機会が多い時期でもあるので、迷子にしないためにはどうしたらいいのか。万が一、子どもが迷子になってしまったときどうするべきなのか、これを機に家族でよく話し合ってみませんか。
文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ
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