夏休みの「ラジオ体操」やっていますか?実施に対する賛否両論の声とは
夏休みの風物詩といえばラジオ体操。朝早くに公園に行って体操し、スタンプを集めた記憶のある方も多いと思います。ですが今、その状況は変わってきているようです。
ラジオ体操に関するママの投稿をきっかけに、現代のラジオ体操事情が見えてきました。まだ続けるべき? もう必要ない? ママたちのさまざまな声をご紹介します。
現代のラジオ体操事情とは?地域によって違いも
ママスタコミュニティには、夏休みのラジオ体操はもうやっていないという投稿が多く寄せられました。実施状況には、地域差が大きいようです。
『ラジオ体操ない。まだやっているところあるんだね』
『私は経験あるけど、子ども世代は無くなってたわ』
『やらせたいけど近所でやってないんだよなー』
親世代には経験者が多いと思いますが、時代の変化とともになくなりつつあるようです。中止した、逆に復活したという情報もありました。
『私の学区はラジオ体操ないみたい。公園でやっていたら、近隣住民から苦情がきたらしい』
『今までなかったのに、突然2年前から始まったラジオ体操』
また続けていたとしても、実施期間にはバラつきがありました。短期間だけ実施する場合には、効果を疑問視する声もあがっています。
『たったの5日間やっても意味ないと思う』
『10日しかやらないのに意味あるのかな? と思う』
『うち3日だけだよ。夏休み最後の3日間。ホント何のためにやるんだか』
ラジオ体操は規則正しい生活につながる
ラジオ体操の元となった『国民保健体操』のラジオ放送が始まったのは1920年代。その後全国に広まり、体操の定番となりました。夏休みのラジオ体操は、授業がない日でも朝からしっかり体を動かし、規則正しい生活をする一つのきっかけにもなっています。ママたちからは健康や友達との交流のために、続けて欲しいという声もたくさんあがっています。
『危険なぐらい暑いから、朝体を動かさなかったら一日中エアコンが効いた部屋でゴロゴロ~になっちゃうよ。昔よりも今の方が必要だと思う』
『早起きして動いて朝ごはんしっかり食べてくれるし、午前中に宿題もして理想的なんだけどな』
『早朝ならまだ暑くないし、早く起きたほうが時間は有効に使えるよね。子どもは友達に会えるからちょっと楽しみにしてる』
ラジオ体操のサポートで増える親の負担
ラジオ体操の実施には賛成でも、今の時代、子どもを一人で行かせるには安全面で不安ですよね。だからといって付き添いや当番で一緒に行かなければいけないとなると、仕事や家事に影響がでることも。ラジオ体操を負担に感じているママは多いようです。
『子どもだけで行かせたら不審者あっちこっちで出そう。じゃあ保護者も……ってなったら、いやいや仕事遅刻したり出勤前の洗濯とか家事ができません』
『面倒くさいよねー。いつもより早く起きなきゃいけないし、当番はあるし』
『ほんとやめて欲しい。当番とかあるし。朝早くから下の子たち連れていくのが大変』
『子どもたちは夏休みだけど、こっちは普通に仕事とかあるし。朝も6時30分からラジオ体操始まるから疲れる』
夏の朝のラジオ体操は、子どもの健康や生活リズムを整えるという意味では一定の効果は見込めるでしょう。しかし自治会や子ども会の方針、安全面、親の仕事などさまざまな事情により、実施するかどうかは変わってきているようです。どちらが正解というのは難しいかもしれません。みなさんの地域では、ラジオ体操は行われていますか?
文・ぐら 編集・山内ウェンディ
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