断乳しづらいってほんと？添い乳で寝かしつけていたママの断乳体験談＆アドバイス
母乳育児の場合、添い乳で寝かしつけをしているという方は少なくないでしょう。抱っこをした状態で授乳して、寝た赤ちゃんをお布団に置くよりも、横になった状態で授乳をして、そのまま眠ったほうが、ママも赤ちゃんも負担がないように感じます。
でも、この「添い乳」が原因で断乳が遅くなってしまうのでは？ と心配するママもいるようです。
添い乳から断乳をした先輩ママからのアドバイス
ママたちの意見を見ていると、「添い乳＝断乳が難しい」ではなさそう。
『添い乳の楽さを覚えてから卒乳するまでずっと添い乳してたけど、うちはさっぱりやめられたよ』
『うちは指しゃぶりしてくれたから難なく断乳できました』
『断乳はすんなりだったよ。添い乳だから断乳難しい、ではないと思う』
『2歳半までかかったけど、私が言っていることを理解できる歳になってたから、ある日おっぱいに絆創膏貼って「痛い痛いになっちゃったから飲めないんだよ」って言ったら、「ママ可哀想」って言ってすんなりやめられたよ』
『寝かしつけの添い乳を約1週間前からやめたらよく寝るようになった！ 最初はすごく泣いたけど、だんだん泣かなくなってきたよ』
『「おっぱいなしで寝る練習してみようか～」って言って、ギューってしながら寝たら普通に寝てくれて、あっけなく終わった』
添い乳に関係なく、断乳のその後が大変？
ずっとおっぱいと共に寝ていた赤ちゃん。おっぱいのぬくもりやママの体温に安心していた名残がなかなか抜けないのかもしれないですね。
『うちは2週間で断乳してギャン泣きとかも特になかったけど、寝た後に隣にいない、少し離れるだけで起きるよ』
『赤ちゃんにしたら、生まれてから乳首をくわえて寝るのが普通だから少しでも離れただけで不安になって起きるみたいなことがあって、その時は添い乳を悔やんだな』
『飲まなくて平気になっても顔は完全に乳の所に埋めて寝る感じ。もうすぐ2歳だけど私の隣、腕枕じゃないと寝ない。キツイ』
筆者も、添い乳派だったので、「そばにいないと赤ちゃんがすぐ起きる」という経験をしました。でも、それもほんのわずかな期間。筆者の娘は、2歳1か月の卒乳から2年が経ち、今では1人でぐっすり寝てくれます。
添い乳は、赤ちゃんとぴったりくっついていられて、ママにとっても至福の時間。育児の中でも、ほんのわずかな限られた時間の中でしかできないことのひとつかもしれません。
『助産師さんにもどんどん添い乳しなさいと言われた。おっぱい生産量も増えるし、赤ちゃんも安心、ママは楽ちん。 断乳の事なんてその時に考えたらいいじゃない』
いまだけの時間を、存分に楽しみながら育児をするのが、ママにとっても子どもにとっても一番です。
文・鈴木じゅん子 編集・しのむ イラストレーター・マメ美
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