安全確保のための子ども用ハーネス かえって危ない使い方にハラハラ
小さな子どもの飛びだし事故を防ぐために使われる「子ども用ハーネス」。最近はリュック型のかわいらしいデザインのものも多く、ぬいぐるみを背負っているようだったり天使の羽根がついていたりして、見ていてほほえましいですよね。
一方、ママたちが子どもの頃にはなかった育児グッズであるため、見慣れない世代の方からは「まるでペットを散歩させているよう」「子どもにヒモをつけるなんて」といった声もあるようです。
ママスタコミュニティにもハーネスつきのリュックを検討しているというママからのトピックがありました。わが子が外出時に手を振り払ってしまうようになったため、万が一のことを考えて買おうかどうか考えているとのこと。あなたは子ども用ハーネス、使っていますか?
ハーネスは子どもを守るため!実際に使っているママたちからの声
トピックには、わが子にハーネスをつけているというママたちからコメントが寄せられました。実際に使っているママは、さまざまな体験を通じて安全上のメリットを感じているようです。
『うちの子すぐいなくなるし手をつないでくれないから、ハーネスつきのリュック背負わせてた』
『使ってたよ。手をつなぐのは嫌がるし、妊婦で走って追いかけるのが無理だったのでリュックタイプのハーネスを使ってました。子どものことを守れるのは私だけ、って思って』
『うちは親と子どもの手首同士をつなぐタイプを使用してます。ふだんはおたがい手をつないでるんだけど、もし手を振り払ったり急に飛び出したりした時のために手首もつないでる、って感じです。周りの目よりも子どもの命第一だと思うので』
『1歳半の双子をつれて外遊びにいくからハーネスは日課。ウロチョロする2人をハーネスなしじゃ見きれない。周りの人の迷惑も考えてうちはつけてるよ』
『動物園に行ったときつけたよ。おかげで迷子にならずにすんだし、買ってよかった。今の時代、少し目を離したらどうなるかわからないし』
ハーネスを検討することになったきっかけは、子どもが手をつなぎたがらなくなったり、急に走りだしたりするようになったためというケースが多いよう。もしもそのまま事故にでも遭ったら……と、ヒヤッとしてしまいますよね。危険を避けるため、他人に迷惑をかけないため、わが子にハーネスをつけるママたち。「子どものことを守れるのは私だけ」というコメントに愛情が感じられます!
その使い方は間違ってる!?かえって危ないハーネスにハラハラする場合も
ママたちに安心をもたらしてくれる子ども用ハーネス。しかし使い方を誤ると、かえって危ないという声も出ていました。それはいったいどういうことでしょうか?
『犬みたいにリードをだらんと伸ばすんじゃなくて、本来は手元にリード部分をまとめて持って手をつなぐんだよ。とっさに手を離してしまったときの予防策だから。つけてるからといってとリードを伸ばすのは危ない』
『それこそリードみたいに輪っか部分を持つと「犬の散歩」みたいになる。輪っかを自分のベルトに通して手をつなぐか、手首を持つかするなら何も言われないと思う』
『ホームセンターで、子どもと普通に手をつなげる距離にいるのにヒモ引いてるパパさんがいて、いやだなって思った。視線もちゃんと子ども見てなくてスマホ見てて、よけいに違和感あった。使い方間違ってる人が多すぎてイメージ悪いんだろうね』
『たとえハーネスをつけていても、手をつなぐことを教えるのを怠ってはいけないよね』
ハーネスのヒモは長く伸ばしているとかえって危険なので、短くまとめて持つことが必要とのこと。また、ハーネスで万が一の保険をかけつつも、ママが子どもの手をしっかりつなぐのが大事だという声があがっていました。きちんと見守っているならばきっと「犬の散歩」というイメージは持たれにくいでしょう。子どもを守るのはあくまでもそばにいる大人ですので、ハーネスに頼りすぎて油断してはいけないのかもしれませんね。
「子ども用ハーネス」は安全第一に利用することで、ママたちを助けてくれる便利グッズにもなりえるとのことでした。あなたは子どもの安全を守るため、工夫していることはありますか? おすすめの方法があったらぜひママスタコミュニティで教えてくださいね。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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