雨の日の子連れでの外出におすすめ!機能性重視の雨具選びのポイントとは
雨の日、幼稚園・保育園への送迎や子連れでのお出掛けの際、予想以上に雨に濡れて不快な思いをしたことはありませんか? 特に小さな子ども連れでの外出では、子どもが雨に濡れないように気をつけていると、ついつい自分のことは後回しになってしまいがちですよね。ママはただでさえ多い荷物なのに傘やレインコートなどは濡れてかさばり、荷物が増えてしまいます……。雨の日に子連れで出掛けて苦労した経験は、誰しもがあるのではないでしょうか?
今回はママも子どもも雨に濡れて嫌な思いをしないように、手持ちの雨具に追加したいと思えるような防雨グッズをご紹介します。また雨に濡れてしまったときに、不快感を和らげるおすすめのグッズもありますよ。
子どもの長靴や傘などおすすめの防雨グッズ
靴下
ウール素材のものを選ぶのがおすすめです。他の素材の靴下と比較してもウールは吸収した水分をゆっくりと蒸発させるため濡れても不快に感じにくい素材だそうです。
子どもの長靴
着脱が上手にできるようになったら、長靴の長さは歩いているときのはね返しを防ぐために膝下くらいの丈がおすすめ。また、足首をきゅっと締めるタイプの長靴が良いです。実は子どもが雨の中や水たまりをビシャビシャ歩いたときに、長靴の口の部分から雨水が侵入するパターンが多いのです。足首をきゅっと締めるタイプのものであれば、長靴内へ雨水が侵入し靴下が濡れるという悪循環を防げます。
子どもの傘
ドーム型の傘は腰あたりまで雨水に濡れるのをカバーしてくれるので、背負っているカバンや斜め掛けのカバンが濡れるのも防げそうでいいですね。また、子ども同士が傘をさして並んで歩いてもドーム型の傘なら、ぶつかりにくいのもポイントです。
ママのレインコート
バイザーやツバ付きで雨粒が目に入らないように視界を確保し、あごヒモ付きでレインコートの帽子がとれてしまうのを防ぎます。前面の足裾がセパレートになっているレインコートを選ぶと、ボトムスの濡れやもたつく足元が動きやすくなります。
子どもを連れているママの動きや気をつけたい部分により対策を施された作りのレインコートが豊富にあります。自転車に乗るママ、抱っこひもママ、仕事用バッグを持ち歩いているママ、自分のケアしたい部分が使いやすい仕様になっているものを探してみてはいかがでしょうか。
タオル
普段使いではあまりメジャーではありませんが、水泳選手やスイミングスクールでよく目にするセームタオルは軽くて、高い吸水性がおすすめです。自転車のサドルを拭いたりバッグを拭いたりしても絞って繰り返し使えるほどの吸水性と速乾性を持ち合わせています。通常のタオルは水分を含むと重く、かさばりがちだけれど、これなら濡れた体やバックを拭いて、水分を含んでも絞れば軽く、かさばりません。高い吸水性が魅力的なセームタオルを使ってみてはいかがでしょうか。
子連れでの外出、折りたたみ傘や濡れたレインコートはひとつにまとめる
雨具を一気に全部ひとつの袋に入れられるビニールナップサックがおすすめ!
ビニールナップサックは100円均一や文具・雑貨店などで購入できるので、気軽に入手ができるアイテムです。子どものレインコートやタオル、ママのレインコートや折り畳み傘など、あれこれ一つずつ丁寧にしまう時間がないときや、出先で濡れたものをいくつも持ちたくないときは思い切ってビニールナップサックに全部入れてしまうというのもおすすめです。
ビニール製のナップサックなら同一バッグ内でも他の荷物に水分が付く心配も少ないですね。さらに帰宅後にビニールナップサックを裏返し、拭いて乾かせば繰り返し使える点も重宝しますね。
雨具は使いやすさ・安全性・軽さ・濡れにくさなど、それぞれの生活環境の中で合うものを選んで、雨の日を少しでも心地よく過ごしていきたいですね。
文・shin.y 編集・横内みか