なんでそこまで?「棒」に執着する子どもにママ困惑!でも決して目を離さないで!#産後カルタ
子どもが夢中になるアイテムの中には、時に親には理解しがたいものが含まれることがあります。たとえば、「棒」です。おもちゃの剣ならいざ知らず、スティック状になったブロックや公園に落ちている枝まで……。子どもたちは「棒状のもの」を見つけると我先にと飛びつき、時には取っ組み合いのケンカに発展することも! 4歳になる筆者の息子も例に漏れず「棒状のもの」が大好きでお友達とよく取り合いをしています。
子どもたちの「棒好き」に困惑したことのあるママ、いませんか?
『2歳1か月息子。とにかく長い棒状のものが好きです。つっぱり棒、ほうき、クイックルワイパー、お箸、ペンなど……。一度持つとなかなか離しません。人に殴りかかったりなどはありませんが、床をガンガン叩いたり引きずってみたりと、持っているだけで嬉しいようです。1歳過ぎからずっとそうです。物騒だし、心配になります』
子どもの「棒好き」はあるあるなの?困惑するママたちの悲鳴が響き渡る
『うちの子も2歳1か月。クイックルワイパーとか掃除機は大好きで、見つけたら離さないよ。ラップの芯とかも好きだな(笑)。ブロックを長くつなげて見えない敵と戦ったりもしているよ』
『公園に2、3歳の男の子数人いたら、より大きい枝の探し合い取り合いだよね』
『うちの2歳児もだよ。箸とかペンとか歯ブラシ』
『うちもだよ。公園や海辺に行くと必ずどこかから木の枝を探してくる』
ママたちからは、うちの子どもも「棒状のもの」が大好きだよ! という同意のコメントが寄せられました。家の中ではフローリングワイパー本体やラップの芯、そしてやはりブロックを棒状の武器に「錬成」している子どももいました。「棒」のいったいどこがそこまで子どもたちを惹きつけるのか……。ママたちには永遠の謎かもしれませんね。
ただ家の中でも事故は起こっています!「棒」を愛しているうちは目を離さないで!
『持ちながら歩き回ったり振り回したり危ない』
子どもにとって「棒」とは、魅力的なアイテムかもしれません。しかし、安全と思われる家の中でも子どもの事故は起こってしまいます。たとえば、国民生活センターが2017年5月に公表した注意喚起では、家の中でよく使う「棒」のひとつである、歯ブラシによる事故が紹介されています。
歯ブラシをくわえたまま歩き回って転んでしまうと、喉に歯ブラシが刺さってしまう可能性があるのです。平成22年12月から平成28年12月末までに、6歳以下の事故情報が139件報告されており、そのうち3歳以下の事故件数は124件と約9割にものぼっています。
歯ブラシによる事故を予防するためには、子どもが歯ブラシを口に入れているときは歩いたり走ったりさせないこと、歯磨きは床に座らせた状態でやらせること、子ども用歯ブラシには喉突き防止カバーをつけることなどが、国民生活センターにより推奨されています。また、柄が曲がる歯ブラシなども販売されていますので、チェックしてみては?
歯ブラシだけでなく、公園でも木の枝などの「棒状のもの」を持ったまま遊んでいると、お友達の顔だけでなく目などにふいに当たってしまう危険性もあります。「棒状のもの」を持ったまま走って転ぶと棒を持っている子ども自身の身体を傷つけるかもしれません。子どもは危険性よりも自分の楽しみを優先させてしまいがちです。「棒」を愛する年齢のうちは、決して子どもから目を離さないようにしたいですね。
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