子どもが生まれたら「正社員」は諦める?主婦の皆さんが「パート」を選択する理由とは
あなたや周りのママはパートで働いていますか? 正社員や派遣社員との働き方の違いを簡単に言うと「一週間の労働時間が、同じ職場で働く労働者よりも短いこと」です。厚生労働省の調査によると、出産後の継続就業率は40%以下というのが現状です。正社員としての仕事と育児の両立が難しいため、やむを得ず出産を機に退職する割合が大きいのです。復職する場合は正社員より勤務時間が短いパートの雇用形態に変わる人が多く、主婦にとって時間の融通が利くところがメリットになるそうです。
ママスタコミュニティにもママたちがどんなパートで働いているのか、どのパートが人気なのかなど、さまざまな声が寄せられました。
パート先を選ぶ基準は「家からの近さ」や「時間の融通が利く」が決め手になっている
ママたちは実際どのようなパートをしているのでしょうか。さまざまな種類のパートが挙がっていました。特にファーストフードやコンビニ、工場、保育士や幼稚園の先生、事務職などが目立ちました。
『コンビニ深夜のパートで週3で8万くらい』
『事務でボーナスもある』
『何かの部品(自分でもよく分かってない)を1日8時間組み立ててます。
土日休みだと喜んで入社したけど、祝日は出勤だし、休日出勤もお願いされることがあります…… 大変なところに来てしまった』
『保育士で週3、4時間。いいお小遣いです』
生活の時間が確保できる、勤務時間の融通が利くなど自身に負担のない働き方を選択しているということですね。特に小さな子どもがいる家庭は夕食、お風呂、寝かしつけなど時間の制約があります。子どもが急病で突然仕事を休まなければならないこともあります。育児中の主婦にとっては、勤務時間が固定されているパートという働き方にメリットが多いといえるでしょう。
パートで働く理由は「生活と仕事の両立を図りたい」、「自分の都合の良い時間や曜日に働きたい」用途は家計をサポート
『ファミレスのキッチン。家計の足しにと思ってます』
『幼稚園教諭です。1日5時間、平日のみ。月平均8~9万で生活の補助+貯蓄』
『マクドナルド。時給安いけど主婦みんな仲良しだし尊敬してる人いるから辞めたくない』
『駅構内の飲食店。時給1200円で朝から昼過ぎまで1日5時間週5日働いてる。 月12万円もらってます。人間関係良好だから辞められないです』
家計の足しにしたいという考えでパートをしているという意見がありますね。短時間労働で時間の融通が利く中で生活をサポートできるような収入を得たいということですね。
株式会社アイデムの「パート・アルバイトとして働いている 20 歳以上の既婚女性」を対象にした統計データによれば、働く理由は「生活と仕事の両立を図りたい」がもっとも多く、次いで「自分の都合の良い時間や曜日に働きたい」となっています。収入という点では、同調査の約6割の年収は103万以下であり、配偶者控除の適用を受けるために所得税がかからない範囲で勤務時間を制限する働き方が多いというデータも出ています。
平成28年の女性の労働力人口が2,883万人と、前年に比べ41万人増加しています。働くママが年々増加していく一方、産後の継続就業率が40%以下と正社員を諦めるママが減らないことも現状です。子どもが生まれても雇用形態に悩む事がないような働き方が出来る環境になっていくことを願っています。
文・編集部 編集・横内みか