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ベッドより布団が多い!小さな子どもと安全に眠るための工夫とは

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みなさんの家庭では小さな子どもと寝る時、どんなふうに寝ていますか?

筆者は夫と2人の子どもがいる4人家族なのですが、どうやって寝たら親子でぐっすり寝られるか試行錯誤してきました。初めはみんなでベッドに寝ていましたが落下が心配で、今は和室に敷布団を並べて夫・2歳の子ども・筆者・0歳の子どもの順に並んで寝ています。

子どもと一緒に寝ることは日本の文化のひとつ。ママリサの調査によると、555人中、7割を超えるママ達が子どもと一緒に寝ています。また布団派が55.5%、ベッド派が37.7%と、布団派がベッド派を上回りました。子どもが生まれたり成長過程で寝室事情が変化する中で、布団でもベッドでも子どもと安全に眠るにはみなさんどんな工夫をしているか調べてみました。

 産後はベッド派から布団派へ移行する人が多い理由は「転落防止」

「もともとダブルベッドとベビーベッドを使っていたのですが、お世話しにくくなり、ベッドは撤去して布団で子ども真ん中で寝てます」

「はじめはダブルベッドだったけど、子どもの寝相が悪すぎてシングル2つ並べて布団で寝ています」

「セミダブルで子供を挟んで寝ていましたが、私が子どもをつぶさないように端に寝ていたら落ちたので、それからはセミダブルの布団で子供と私だけで寝ています。どうせ夫は夜泣きしても知らんぷりだし、二人の方が気楽です」

寝相が悪い子どものために、転落の心配がない布団にしたという人が多いようですね。他にもベッドから布団に移行するメリットとして、布団はマットレスと比べて外に干せるのもポイントです。トイレトレーニングをしている子どもがおねしょをしても天日干しできるので衛生面で安心ですね。

ベッドだと布団の出し入れがなくて楽

「本当は布団で寝たいけど、子どもが喘息持ちなのでベッドで。布団の出し入れがないだけ楽かな」

「布団に変えたいのですが、今寝ているダブルベッドの処分方法がわからない……」

「住んでいるのが湿気の多い地方でフローリングの部屋しかなく、布団だと下に何を敷いてもどうしてもカビがはえてしまうのでベッドにしました 。今は広めのシングル2つ並べて3歳の子供が真ん中で寝ています」

お子さんの体調のことを考えてベッドにしたら、布団の出し入れがなくて楽という意見がありました。ベッドの処分に困ったり、フローリングの部屋しかなかったりする場合にやむなくベッドで寝ているという人もいるようですね。寝室事情や子どもの体調でベッドで寝る家庭は、なるべく硬めのマットレスを使うのがいいでしょう。幼い子どもや赤ちゃんが寝るときに、マットレスが柔らかいと顔や体が埋もれてしまい窒息してしまう可能性が高くなりますので、気をつけてくださいね。

洋室は畳マットで布団が敷けるように。ベッドは転落防止グッズで安全対策をする

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「うちもフローリングの部屋しかなくてベッドでしたが、こういう連結できる畳マットを敷いて、布団で寝るようにしました。ベッドから落ちる心配もなくなって楽ですよ」

「うちでは高さが同じダブルとシングルのベッドをくっつけて4人用の敷布団を敷いて、子ども2人(4才、1才)を私と夫で挟んで寝ています」

「ベッドを2つ並べたときに、隙間をうめるグッズを買いました!これで落ちたりずれたりしないで快適に眠れています」

家族構成や寝室は違いますが、安全に眠れるようにみなさん試行錯誤しているようですね。和室がない家庭は洋室に畳マットを並べて敷布団を敷いたり、ベッドからの転落防止グッズで隙間を埋めたりと工夫しています。子どもが寝た後に、「ベッドから転落したらどうしよう」、「寝相が悪くて布団の外に出て風邪をひかないか」など気がかりなことがあると親はぐっすり寝られません。子どもの寝相対策として寝るときの配置を変えてみたり、ベッドから布団に移行したりして親子で安全に寝られると良いですね。

文・赤石みお イラスト・んぎまむ

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