娘がもうすぐ初潮を迎えるとき、ママがするべき準備とは?
娘を持つママは、成長するにしたがって女の子特有の心配事が増えていきますよね。多くの女の子が10歳~13歳頃に迎える初潮も心配事の一つではないでしょうか。
初潮が来る時期は前もって分かるものではありません。急に訪れる変化に、身体だけでなく心も不安定になってしまうこともありますよね。
そんなとき同じ女性であるママだからこそ、娘の気持ちに寄り添ってあげたいと思うでしょう。しかしどのようなタイミングで娘とどんな準備をするべきなのか、どう教えるのがいいのか、などママとして悩むかもしれません。
では、ママのみなさんが初潮を迎えた当時は、両親はどのような準備をしてくれていたか、振り返ってみましょう。
初潮は「成長の証」、家族でお祝いをしてくれた
月経については学校の授業などで教わることもあります。しかし中には「月経=恥ずかしいこと」というイメージを持つ子もいるかもしれません。思春期に起こる身体と心の変化に娘が戸惑ってしまったとき、やはり頼りになるのはママやおばあちゃん・姉妹など同性の家族。そんな娘の気持ちを察してか、どの時代でも娘を持つママは、初潮時には優しく成長の証を喜んでくれたようです。
『小6の時に初潮になって報告したら、用意がしてあって付け方とかも教えてくれた。その日の夜はお赤飯でした』
『用意していなかったけど、すぐ買ってくれた。本当は小6の時にきたんだけど、恥ずかしくて言えなくて中1の時に「生理がきた」と伝えた。母子手帳に初潮の日付が書いてあって、なんか申し訳なく思った』
初潮を迎える前に、ショーツとナプキンを購入して使い方を教える
実際にママたちが娘の初潮にどう対応したのを見てみましょう。自分の経験をもとに不自由な思いや、恥ずかしい思いをさせないようにしようという親心が垣間見えます。
『初潮が来たときに普通に教えてくれたので、学校で教わっていたけどショーツを出して、使い方を教えたよ。ただ、私がいろいろな種類のナプキンを取り揃えていたので、娘から「やり過ぎ」って言われた。でもそこまで揃えていたから、初潮が来た時も言いづらさは無かったって後から言われた』
『今、小5ですが用意していますよ。初潮はまだですが、小4の終わりくらいから用意しています。ナプキンとショーツ2枚を購入してあるので、あとはくるのを待つだけ』
『娘が学校の授業で説明を受けて来た頃に一緒に買いに行ったよ。私が心配性なので、生理中に娘がイヤな思いをしないようにショーツは予備のナプキンが入るポケットがついたタイプを用意した。ナプキンは夜用、昼用、軽い日用などいろいろ揃えてあげた』
親が事前にショーツやナプキンを用意して、子どもに使い方をきちんと教えていると、いざ初潮を迎えたとき本人が慌てず対応できますね。初潮の知識や準備が整っているだけで、その迎え方が全く違ったものになるでしょう。親子で成長の証を喜べるように、娘の気持ちに寄り添いながら準備を進めるのがいいですね。
初潮を迎えたあとは、生理痛を経験したり、いつものように生活が送れず不安になったり、イライラしたりすることがあるかもしれません。そんなときは「なぜ月経があるのか」「将来的に大事な準備であること」を伝える良い機会です。初潮の準備を通して、娘自身の身体を大切にすることも含めて教えてあげたいですね。そして生理を通して悩んだ際に、子どもが一人で抱え込まずに相談できる信頼関係を普段から親子で作っておくことも大切なことでしょう。
文・編集部 編集・横内みか