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お部屋は整理整頓されている?おもちゃに占領される部屋を「子どもに片づけさせる工夫」とは #産後カルタ

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子どもの興味は次から次へと移っていきますね。今おもちゃで遊んでいた、と思えば次の瞬間には本を読んでいることもあります。またおとなしくままごとをしていたと思ったら追いかけっこが始まったりすることも。今遊んでいたおもちゃを片づけてから次の遊びを始めることはほとんどない、といっても過言ではないでしょう。振り返ると家じゅうにおもちゃが散らかっている光景は、子育て中のお宅ではもはや日常ではないでしょうか。朝起きたときは片付いていた部屋が、お昼ごろには足の踏み場もないほどおもちゃで埋め尽くされている……。

ママたちから、おもちゃなどで散らかる部屋に対し、悲鳴が上がっていました。

『一日の内部屋が散らかってない状態の時間ってどれくらいある? 朝旦那と子ども達が起きたら速攻散らかる。全員送り出してまたピッカピカにする。それからしばらくは散らからない。で、子ども達が帰ってきたら速攻散らかる。のくり返し。掃除ばかりしている』

片付いている状態は「ない」!?ママたちからの現状報告

『(散らかってない状態は)うち殆どない(笑)。未就園児二人いるから常にオモチャ出ているよ~』

『綺麗なとき滅多にない』

『うちも。散らかされるから、片づけるのいいやって。衛生的に汚いのは無理だから、拭いたりはしているけど、おもちゃは出しっぱなしだ』

『うちも毎日毎日すごいよー。とりあえず午前中のうちに掃除機かけて、あとは散らかし放題。食べ物の時はすぐ拾うけど、おもちゃは子どもが寝るまで散らかしっぱなしですよ。子どもが寝たら片付けて、翌日また散らかして……の繰り返しです』

ママたちからは、片づいている状態はほとんどない、というコメントが寄せられました。子どもたちが寝てから片づけはするけれど、子どもたちが起きたらまたおもちゃがいつの間にか散らかっている……とママたちは諦めた様子です。衛生面からおもちゃを拭くことはあるけれど、片づけることは諦めた、というママもいました。片づけても片づけても追いつかないようなら、片づけは一日の終わりに一度だけ、と決めるとママも気楽に過ごせるかもしれませんね。

「おもちゃの居場所を決める」ママたちが考えた子どもができる「おかたづけ」

『テレビ見たいって言ったら、じゃあ片づけてからねって言って子どもに片づけさせています』

『時間はかかるだろうけど、一緒に片付ける方がいいと思うな。はじめは片づけ方がわからないだろうから、おもちゃの居場所を決めてあげるといいかも。してあげる方が早く片づくけど、いつまでもしてあげているとママも疲れるよ。苦あれば楽あり、始めは時間かかっても、長い目でみると自分で片づける癖がついている方が、子どもさんのためにもいいと思うよ』

片づけるのに疲れたママたちからは、子どもがテレビを見たい、と言い出したら子どもに片づけをさせる、おもちゃの場所を決めて一緒に片づけをする、という対策が寄せられました。文字が読めない幼児に片づけをさせたいなら、おもちゃを片づけた状態の棚を写真に撮って棚に貼っておき、目で見て子どもが片づける場所を理解できるようにしておくのもおすすめです。これは筆者が通う児童センターで実際にやっている方法です。写真があると親も子どもも片づける場所が一目瞭然ですよね。

親が片づけたほうが確かに早くしかも整った状態になります。しかし、それでは子どもがいつまでも片づけることを覚えてくれないでしょう。「ママが片づけてくれる」と子どもが甘えてしまいます。少々時間がかかっても子ども主体で行うことで、次第にママが声をかけるだけで子どもは自主的に片づけてくれるようになるのではないでしょうか。まずは、おもちゃの「住所」を決めて、子どもに把握してもらうところから始めてみてくださいね!

文・しのむ イラスト(産後カルタ)・藤森スズメ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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一日の内部屋が散らかってない状態