どこまで使う?「おしりふき」の便利な活用術とは
おしりふきはあかちゃんが生まれてから毎日使う、子育ての必須アイテム。家のあちこちに常備し、外出時にも残りの量をしっかりチェックしているママは多いことでしょう。
肌の弱い新生児やオムツかぶれしたあかちゃんには、濡らしたガーゼやコットン、脱脂綿を使うのもおすすめですが、市販されている、水分を含んだ使い捨ての拭き取りシートを愛用するママが一般的ではないでしょうか。
そんなおしりふき、皆さんは赤ちゃんのおしりだけに使っていますか? それとも体や他の場所にも使っていますか?
顔、手、床、どこまで使いますか?
新生児の頃は1日7〜10回のオムツ替え。ゆるゆるだったウンチも、月齢を追うごとに回数が減り、離乳食が始まるとウンチの回数も減り、固くなって処理もラクになる。というわけでおしりふきを使う頻度も減ってくる…と思いきや、そうでもなかったりします。
おしりふきはおしりを拭く以外にも、赤ちゃんのいろんなところが拭きやすく、いろいろ便利に使えちゃうからです。
代表的なのは
・よだれ拭き
よだれの多い頃は、床やテーブル、おもちゃに垂れた、よだれを拭き取るのに大活躍します。ついでに口元も一緒に拭いちゃうことも。
・食べこぼし拭き
食べ物や飲み物がこぼれた時に、赤ちゃんの洋服やテーブル、床などの汚れを拭き取るのに重宝します。
・食べる前の手の汚れのふき取り
食事やおやつを食べる前に、手のおおまかな汚れを取りたい時に使えます。
・泥汚れ拭き
外遊びをするようになった頃には、葉っぱや石など地面にあるものを触った後など手が汚れた時に。
そうやって赤ちゃんの周囲を綺麗にしているうちに、気づけば重宝します。
赤ちゃんと関係ないシーンでも!おしりふきの活用方法
おしりふきは、赤ちゃんと全く関係ない状況でも使えます。
・大人のおしりふきに
外出先でウォシュレットのないトイレで、またはウォシュレットを使いたくない時、トイレットペーパーの前に使うとさっぱりします。女性なら特に生理中などで使うと気持ちが良いですね。トイレに流せるタイプかどうかは使う前に確認しましょう!
・靴の汚れ落としに
泥や埃を拭うのに便利です。
・テーブルの台拭きに
ちょっとした汚れを拭うのに、キッチン周りでも大活躍です。
・メイク落としに
柔らかくて肌に優しいので優秀なんです。
おしりふきの名前とデザインが嫌なら、ケースやフタで可愛くデコする手も
強いて感じるネックは「おしり」と大きく書いてあるデザイン。これさえなければなあ…なんて気になれば、可愛いデザインのケースやフタで見えなくするのも手です。市販でもかなりおしゃれなグッズがたくさん出ていますよ。持ち歩き用には、詰め替え用をケースに入れずに、そのまま「フタ」だけつけると便利です。100円ショップで手に入るビニールケースなどを利用して簡単なケースを自作する方もいらっしゃいます。
また、メーカーによってはとてもおしりふきには見えないデザインのものもたくさんありますよ。
気になる成分は?
顔・手を拭くには専用の商品が多数市販されています。ただ成分は基本的におしりふきと変わらないものが多いようです。
ウンチがユルユルでおしりがかぶれやすい頃は肌に優しい厚手のおしりふきを使っていても、月齢が上がるにつれ安いものに切り替える家庭は多いことでしょう。そうなると、おしりふきをおしり以外に使うことへの抵抗感はますます下がります。実際子どもが大きくなってからも家の真ん中にしばらく常駐させているご家庭もあります。
気になる方はお使いの商品の説明を今一度チェックしてみてくださいね。
文・編集部