子どもに「あの子は嫌い」と言われたら……親としての回答とは
大人にだって“苦手な人”は必ずいるものですよね。もしわが子に、「あの子は嫌い」と言われてしまったら、親としてどう返すべきなのでしょうか?
あるママからこんな相談がありました。
『小1娘です。
学童で嫌いな子がいると言います。
その子がいるので行きたくないと言います。もともと同じクラスのAちゃんと仲がよくて、学童でも仲良しでした。
そこに隣のクラスのBちゃんが学童に来るようになって、AちゃんとBちゃんは保育園が同じだったので自然と仲良くなたったそうです。娘はBちゃんが嫌いだけどAちゃんとは遊びたい! と言います。
何で嫌いなの? と聞くと、嫌なことばっかりしてくる! 私にばっかり! と。
子どもの言うことなので完全には信じていませんが、恐らく気の強い同士合わないのだと思います。Aちゃんの取り合いと言うことも含めて。
私は3人組は難しいと思うので、昔から身を引くタイプでしたが
子どもに「嫌いなら近づかなきゃよくない?」と聞くと「そしたら私はAちゃんと遊べないじゃんー!」と引く気はないみたいです。学童の先生からも注意されるほど、くっだらないことで喧嘩したり。
「今日はBちゃんがいるから最低だった……もうやだ」とまでいっています。
私は母として、娘になんと言ってあげればいいですか?』
まだまだ“受け流す”ことがうまくない子どもだけに、どう諭すのが正解なのか、困ってしまうことありますよね。ママたちの意見をご紹介します!
3人で遊べる努力を!無理ならあきらめも肝心
まずは仲良く遊べる努力をしてみて! というご意見が寄せられました。
『どうしてもAちゃんと遊びたいならBちゃんとも仲良くする。譲れるところは譲る。それでBちゃんが意地悪せずに三人仲良く遊べたら1番いいよね。譲れるところ譲ったのに何も変わらないならもうあきらめる。』
『意地悪は嫉妬からだと思うけど、できるだけ優しく接してみるようアドバイスするかな~私なら。実は仲良くなったらすっごい気が合うかもしれないし、嫉妬がなくなれば意地悪もしなくなると思う。まぁそんな簡単にはいかないけどね。』
『嫌なら違う子と遊ぶか一人で遊ぶしかないよ。全員と気が合うなんてことは、ないんだよと言ってます。食べ物も好きな物、嫌いな物あるでしょって。』
“嫌なことは嫌”といえてしまう素直さは子どものいいところ
感情を隠せるようになっても、こうした感情は芽生えるものです。そのままスルリと“嫌なことは嫌”といえてしまう素直さは、ある意味子どものいいところ。どう対処すればわが子に分かってもらえるのか、難しい問題ですね。
『Aちゃんはあなただけのためにいるんじゃないと教える。Bちゃんの態度なんかも分からないからなんともいえないけど。最初はBちゃんから嫌なことをするようになったのか、それとも主さんの子の嫉妬でスタートしたのか。そういうことも含めてどうするか考えないとだからね。』
『経験の1つだから見守る。学童も低学年のうちだけでしょ? 』
『Aちゃんが主の子にしつこくされてるって思ってるとしたら、BちゃんはAちゃんを助けてるだけなんじゃない? あまり束縛するとAちゃんにも嫌われちゃうよ。』
友達をとられたくないという気持ちは、誰もが経験するものではないでしょうか? つまりこれは「依存心」ですが、自分以外の誰かを愛しく思う気持ちはなくさずに、これから先もいろんな人と出会い、その中には好きじゃない人もそうでない人もいることを教えてみるのもいいかもしれません。
文・編集部
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