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一刻も早く解決したい!女性にとってデリケートな「ワキガ」の原因と対策とは

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男女問わず気になる「脇の臭い問題」。なかでも、「ワキガ」について悩んでいるママから、ある相談が寄せられました。

『ケアは欠かしていません。
脇を清潔にするのはもちろん、デオドラントクリームをぬり、必ず汗を吸う肌着を下に着ます。
脇を直接かいでもにおいはしませんが、直接肌に触れていた下着を嗅ぐと臭います。その上に着ていた服はにおいません。

自分では分からないのですがこの場合、人にワキガだとばれていると思いますか? もしかしたら部屋中、車中臭っているかもと不安でたまりません』

このお悩みを対策する方法は、あるのでしょうか?

いつ自分で気づいた?「ワキガ」に気づいた瞬間

『中学生のときに発症した時は自分では分からず、母に指摘されても「汗をかいたから臭いに決まっている」と思っていた。高校生ぐらいになって、自分は人とは違う、ワキガなんだなと気付いた』

『ワキガなのに、「何か良い匂いがするね」って言われた。逆の意味なのかな。ちなみに、自分では分からないタイプのワキガです』

『服を脱ぐときに、生臭くてずっと加齢臭だと思っていたら、脇の臭いだって気づいた。臭いは冬限定なんですが、これはワキガですか?』

思春期の頃に母親に指摘されて気付いたという方や、周りからの声掛けで気付いたというママたち。臭いが漂ったとしても、匂いの根源が脇から発生したものだと、気付けないママもいるようです。

日本人の10%がワキガ(腋臭症)に悩んでいる

公益財団法人 日本皮膚科学会によると、日本人などの黄色人種では、人口の約10%の方がワキガ(腋臭症)に悩んでいるとのこと。

ワキガ(腋臭症)とは、人の汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、エクリン腺はほぼ全身にあって温熱刺激や精神的緊張によって発汗します。一方アポクリン腺は腋窩(わきの下)や外陰部(生殖器を取囲む部分)に分布し、思春期になると性ホルモンの影響で分泌が多くなります。ワキガのにおいのもとはアポクリン腺の汗の中の脂肪酸が皮膚の表面の細菌によって分解され、3メチル2へキセノイン酸がにおうといわれています。ワキガの人はアポクリン腺が大きくて、その数も多く分泌量が多い傾向があります。

ワキガは優性遺伝、すなわち子どもに引き継がれやすい遺伝なので、親子ともに現れる事が多いです。

臭いを消したい!効果があったママたちの対策とは

ワキガをはじめ、女性にとって臭いは大敵です。ワキガの予防は皮膚表面の細菌を減らすため、洗浄などでいつも腋を清潔に保つ必要があります。そこでママたちが手軽にできて効果があったという声をご紹介します。

『ボディーソープで脇洗うと、洗っているのに臭う気がして。無香料のベビーソープで洗うようにしたら、お風呂上がりでも気にならなくなった』

『市販の消臭グッズなどはほとんど試したけど、臭さは消えなかった者です。ミョウバン水がすごいかも! 超ワキガなんだけど、ミョウバン水を使ったら臭わない』

『お肉を食べない。動物性の脂質を極力控える。かなり効果あるよ!』

『市販のデオドラングッズ。いろいろ使ってきたけど、今一番これが抑えてくれる』

『ドラックストアで塩化アルミニウムを買って、精製水で割って使っている』

ワキガ(腋臭症)の治療は「生活習慣の見直し」と「手術」

日本では、臭いや衣服の黄ばみなどに嫌悪感を抱く傾向があるのだそう。ワキガ(腋臭症)の治療はどのように行っていくのでしょうか?

「生活習慣」の見直し

ワキガ(腋臭症)の治療は、まず生活習慣を見直すところから始まります。日常生活の中で、睡眠や食生活などが不規則になっていないか確認してみてください。また脇の下は定期的に拭いて清潔を保つこと。腋毛(わきげ)の処理を行い、市販の制汗剤やデオドランド商品などを、まずは試してみてください。

「手術」での治療方法

手術治療の適応になるのは、においが強い場合です。
手術はわきの下の皮膚切開からアポクリン腺の分布している層を剪刀(せんとう、外科手術用はさみ)で皮膚の裏側から切除する方法が最もよく行われています。最近は剪刀の代わりに切除用の特殊な器械(クアドラカット剪除吸引器、超音波メス、脂肪吸引器など)を用いる方法もあります。またわきの下の皮膚ごと切り取り縫い縮める切除法、それらを組み合わせた方法などもあり、切開する傷の位置や大きさは様々です。方法による違いはありますが、9割以上の方は大半のにおいが減少します。ただ手術で完全ににおいを取り去るのは困難であり、また若干ですがにおいの後戻りが起こります。これらはアポクリン腺の除去をわきの下の全範囲で完全に行うことが難しいためです。
手術後起こりうる合併症は、傷が治るまでの期間には皮膚の下に血の固まり(血腫)や膿をもってしまう、それらの結果としての皮膚壊死などがあります。その予防のためには傷の安静が重要です。また、手術後数カ月の間は皮膚の引きつれ(拘縮)や色素沈着などが生じます。その後、次第に改善しますが、手術による瘢痕は永久に残りますので、そのことを考慮の上、手術を行うかを検討する必要があります。
手術は基本的には局所麻酔で行うことができ、片側30分から1時間程度かかります。入院は必要としないとする方針の施設が多いようですが、各々の医療機関で異なりますのでよく相談してみて下さい。

参考:一般社団法人日本形成外科学会「腋臭症」

女性にとって「におい」は、人には相談しづらい悩みですよね。まずは、生活習慣の見直しや市販の商品を試してみるのがいいいかもしれません。それでも改善しない場合は、一人で悩ます、お医者さんに相談してみてくださいね。

文・編集部

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