帰宅後のバタバタが解決!晩ご飯作りを楽にこなせる「前倒し調理」とは
保育園や幼稚園終わりの子どもを連れて、買い物を済ませ、帰宅したらすぐに晩ご飯の準備。明日のことを考えてスケジュールを決めてはいるものの、次々と迫りくるタイムリミットに、毎日焦るママは少なくないのではないでしょう。子どもとの時間を大切にしたい気持ちとは裏腹な「晩ご飯の準備ができていない状況」にどうしてもイライラしてしまいますね。
帰宅後バタバタし、家族との憩いの時間が取れず悩むママに、思い切って試していただきたい方法があります。それは、「晩ご飯を”早朝”や”前日深夜”に作ること」です。
実際試した人に話を伺ってみました。
調理を”早朝”や”前日深夜”に前倒し!実際試してどうなった?
筆者の友人には、子どもたちが寝ている間に晩ご飯を作る人が何人かいます。その中の2人から、詳しく話を聞いてみました。
「仕事が終わって保育園に迎えに行き、家に帰ると18時を過ぎていることもあります。それから晩ご飯を作る余裕はありません。いつも夜、子どもを寝かしつけた後に次の日の晩ご飯を作ります」(2歳の女の子ママ・銀行員)
「毎朝4時半に起きて、その日の晩ご飯をほとんど作ってしまいます。夜は子どもと一緒に21時ごろには寝るので、早寝早起きの習慣ができました。夫が毎日弁当を持っていくので、そこに作ったばかりのおかずを入れてしまうこともあります」(6歳と3歳と1歳の女の子ママ・公務員)
晩ご飯を作る時間にこだわらず、他の時間にシフトすることで、生活がうまく回っているとのことでした。一日のスケジュールに無理があるなと感じるママは、一度見直してみてもいいかもしれません。
自分の生活リズムや体調、睡眠のサイクルなどを改めて見直すことにもつながりそうです。たとえば早起きが得意だから朝に家事をまとめてやる、休日の方がやる気が出るから作り置きをしておく、というように、自分の得意な時間帯に合わせて家事を行うと、より効率化を図れるのではないでしょうか。
作り置きだけでなく「出来立てのご飯」も出したい! ママたちの知恵は?
作る時間を変えるといっても、家族にはできればおいしいご飯を出したいもの。時間が経っても”おいしさ”があまり変わらない作り置きメニューを選びたいですね。もし出来立てを出したいのであれば、全品作り置きではなく何品かは調理が簡単なメニューにして、帰宅後にさっと作る手もあります。ママスタコミュニティを覗いてみると、作り置きのコツや、晩ご飯を効率的に作るための知恵がありましたよ。
『休日に常備菜作っておく。きんぴらや切り干し煮物、五目豆、ピクルス、厚揚げと野菜の煮物とか。あとは前の晩や朝にシチュー、カレー、煮物をする。唐揚げや豚みそ漬けは下味をつけておいて、食べる前に揚げたり焼いたりするだけにしておく』
『なんでもメインは揚げるだけ、焼くだけ、炒めるだけ。メインは準備だけしておいて、副菜は事前に作っておくようにしてます』
『レンジで調理できるおかずを、レンジに入れる前まで用意しておく。帰ってきたらチンして、その間にほかの料理を作ります』
『切り干しだいこん
きんぴらごぼう
ひじき煮
五目豆
人参しりしり
味玉
卯の花
茹で豚、煮豚
春雨(茹でておく)
塩煮かぼちゃ
鶏そぼろ全部薄味で調理しておくとアレンジしやすい』
『料理じゃないけど、野菜を下ごしらえして冷凍野菜にしとけばスープ、味噌汁なんかにもおすすめです』
事前に「作り置き」や「下ごしらえ」をするメリットは、家族の憩いの時間をより長く過ごせることにもあります。「前倒し調理」で忙しいママたちとその家族が笑顔になりますように。
文・高村由佳 編集・しらたまよ イラスト・んぎまむ
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