いま注目の知育・学習玩具はどれ?Amazon 知育・学習玩具大賞が発表
アマゾンから、子どもの知的発達と好奇心を刺激するおもちゃを選定する『Amazon 知育・学習玩具大賞2017』が発表されました。今年は、社会的に関心が高まりつつある“STEM(科学・技術・工学・数学)”をテーマに、「プログラミング」、「ロボット」、「算数・数学」の部門賞が新設。
「プログラミングや理数系は苦手。でも子どもには学ばせてあげたい」というママは、おもちゃを通して親子で一緒に遊ぶことで、子どもの能力を伸ばすことができたらいいですよね。どんな商品があるのか見てみましょう。
2017年大賞
創作力や計画性を育む「ローリーズストーリーキューブス 冒険」
知育・学習玩具大賞に選ばれたのは「ローリーズストーリーキューブス 冒険」。手のひらにのる小さな箱の中にサイコロが入っていて、出た絵によって自分で好きな物語を作っていきます。サイコロの絵を見てお話をつくるうちに想像力や表現力がアップ。ママやパパと一緒にお話を作っていくことで、コミュニケーションスキルも身につきそうですよね。
比較的小さなサイズなので、持ち運びも便利。車や電車の移動時に持っていくと飽きずに遊べる点もポイントが高いですね。
部門賞
プログラミング的思考を育む「キュベット プレイセット」
コントロールボードと呼ばれる木の板に、カラフルなブロックをはめると、四角い箱のロボット「キュベット」が布のマットの上を動きます。遊びを通して、必要な動作を細かくわけて順番に実行してくことで目的を達成する、というプログラミング的思考が身につくかも。
ママやパパの伝言を伝えてくれるロボット「BOCCO」
ママが外出している時、学校や習い事から帰ってきた子どもにスマホから音声や文字を送ると、ロボットがかわいい声で読み上げてくれます。
遊びながら図形や立体について学べる「高学年の小学生ピタゴラス」
多角形や角柱、多面体など、教科書に出てくる立体を「どうやったらできるんだろう」と考えながら自分でつくっていくうちに、平面から立体をつくり上げる感覚が自然と育ちます。
小学校高学年が対象ですが、マグネットで面と面がくっつくので、小さな子でも簡単に立方体などいろんな形を作って遊べます。「ママ、お弁当箱を作ったから、おにぎり入れてあげるね」などという会話ができ、早いうちから図形に親しむキッカケにもなりますね。
審査員特別賞
ブロックで作ったキャラクターがアプリで動かせる「ブロクセル」
ブロックを使って自分で作ったオリジナルのキャラクターやステージを専用のアプリで写真を撮って読み込むと、ゲームの中に登場させることができます。ブロックを使うことで指先が器用になり、オリジナルゲームを作る楽しさも味わえて一石二鳥ですね。
予測、反省する力が育まれる立体迷路ゲーム「グラビティ・メイズ」
カードの指示通りにキューブをつないで迷路を作り、スタートからゴールまでを目指します。予測した通りに進むのか、うまくいかなかったときはどこを変えたらいいかなど、「予測」と「反省」をする力を遊びながら身につけることができる迷路ゲーム。
ブロックで作った作品が動く「クーブ」
ブロックにモーターやセンサーを組み合わせ、プログラミングをすることで、できあがったブロックの作品が動きます。作ったものが思い通りに動くワクワク感、ドキドキ感に子どもも大人も夢中になってしまいそう。
Amazon特別賞
パイプの形状の丸いブロック「チューブロック スタンダードセット」
チューブタイプのブロックを組み合わせて、動物や乗り物、塔など、好きな形を作ることができます。パーツをつなげたあとに曲げたり、回したり、いろんな形を作って遊べるので、子どもたちの想像性が広がります。
遊ぶほど成長する人工知能搭載の「COZMO」
人工知能を搭載したロボットCOZMOは、声や表情、動きなどを組み合わせて1000以上のパターンで喜怒哀楽を表現できます。子どもの顔を覚えて名前を呼んだり、指にじゃれてきたり、遊びに誘ってくるなど、たくさん遊ぶほど成長するロボットなので、成長過程を楽しめるのも魅力的ですよね。
どのおもちゃもプログラミングや算数の基礎などについて、楽しみながら学べるものばかり。親子で一緒に遊んで、子どもの創造性や思考力を育みたいですね。
取材、文・長瀬由利子